「七海ィ何か面白い話してぇ〜」
「……」
「この間も聞いただろって思ったろ? 覚えてるなら何か仕入れてないの?」
「……」
「しょうがないな〜じゃあ一昨日の出張先で買った土産の話しようぜ! オマエも見せろよ」
「私は出張先で土産を買いません」
「コレ」
「……一体誰にそれを渡す気ですか」
「そりゃあ「アンタは毎回毎回何やってんの」……ハイ土産」
「……何このブッサイクで趣味の悪いたぬき」
「お前が好きそうだったから」
「微塵も趣味じゃないけど。ていうかいい加減七海くんにその酷い絡みするのやめてあげなよ、私より迷惑そうな顔してるじゃない」
「何、七海に嫉妬してんの?」
「違う」
「へえ〜〜ふ〜〜ん」
「ち、が、う、か、ら!」
「不機嫌になったってことは図星だろ」
「五条!」
「そろそろ私をダシにして遊ぶのをやめてください」
「ごめんね七海くん」
「いいところだったんだけどなー七海が口挟まなければ」
「アンタほんとぶっ飛ばすよ」
「出来ないのに見栄張るなよ」
「うるさいな!」
「東屋さんは何をしに来たんですか」
「…………この馬鹿に仕事入ったから呼びに来た」
「忘れてたんだろ」
「申し訳ないけど七海くん、五条にはまた今度アポ取ってくれると嬉しい」
「分かりました」
「オイ無視すんなよ」
「痛い痛い痛い痛いちょっ、腕! ギブ! 離して!」
「……お二人共程々にしておいた方が良いですよ。それでは」
「ま、たね! 七海く、いった!」

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