──おまけ。



翡「おう、やっと来たか。瑠璃嬢の世話まで俺に任せんなよ」

瑪「ごめんごめん。浴衣は決まったの?」

翡「俺のはな」

瑪「クロちゃんのは?」

翡「……あっち」



瑠「だーかーらー!クロはいつも赤系着ないんだから良いでしょたまには!?」

次「だからってなんだいこの色!!」

乱「小豆色は渋すぎでしょ!」

加「柄も矢絣って無い!主にはショボい!!」

瑠「さっきのが派手だって言うからこっちにしたんじゃない!」

「「「極端すぎる!!!」」」



瑪「まだ揉めてたんだ…」

翡「お前も自分の選んぢまえ。終わり次第とっとと帰んぞ」

瑪「了解」



刻「そういえばクロちゃん、ボクがあのナイフだったっていつわかったの〜?」

『使っている内になんとなくですね。大きさは違えど柄を握った感じとか刻燿の雰囲気とか…、なんだか古くからの友人のように感じることがあったので』

刻「!えへへ〜。あ、ねぇコレ買って!」

『え…?チョーカー?』

刻「うん!クロちゃんとお揃い!」

『…良いのですか?』

刻「勿論!ボクはクロちゃんのものってゆー証!ね、証ちょーだい?」

『…わかりました。貴方が良いのなら着けてあげましょう』

刻「わーい!クロちゃんだ〜い好きぃ〜」

『はいはい』


 

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