・僕だよ (木村昊希)
大学生。スタンド使いであることを財団に申告済み。この度はSPW財団の超自然現象解明部門なるところの調査アルバイトを請け負う。
財団が旅費出してくれるんですかやったー! からの、死神がいるじゃないですかやだー!
今回の調査で得たバイト代で、今度こそ普通の旅行を楽しもうと決心する。
・形兆ニキ
まともな旅行にならないことは想定していたが、スタンドと関係ないところで殺人事件が起きることまでは予想していなかった。
凶器が凶器だったので、自分よりもむしろ男主のトラウマが刺激されていないか心配。
男主と組んでは、度々財団のバイトを請け負っている。
・自然薯
たべたい。
・鏡
影取沼伝説とか、水神が金物好む話とか、「鏡池」とか。一説では「かが」=へびの意で、かがみとヘビには深い縁があるとかなんとか。その辺の話を思い出しながら書いていました。
・貿易商の遺産
多分洞窟の奥にある。近づくと蛇スタンドが警告、持ち出そうとすると死ぬとかきっとそんなかんじ。
京都の古椿ちゃんのところの鏡が何かしら絡んでいた設定があった気がするのだが、書いているうちに忘れてしまった。
・あ! 館の主人が襲いかかってきた!
書いているうちに消えてしまったのだが、メモ段階のネタを見るとどうやら館の主人が拳銃を持ち出し、それにすかさずセーフティをかけた男主にコナンくんが目を光らせる流れがあった様子。
男主「ハワイで親父に習った」キリッ
この言葉をコナンくんの前で言わせたかった。
・スタンド発見後
検察とともに到着した財団員が、例の洞窟を警戒してくれることに。回収要員が来るまで、中には立ち入れなくなる。
・書く予定のないキッド回ねた
鈴木財閥のパーティ。警護アルバイトにSPW財団から人材派遣された男主とニキ。
「あっ、あの時のお兄さん!」男主君は真顔になる。
少年探偵団ズがいたら、ニキが顔こわいの少年探偵団に怯えられるワンクッションありそう。
食べ物でつられて、「ニイチャンいいやつだな!」ってなる元太にどこかの誰かさんと同じオーラを感じるニキ。たのしい。
+あとがき
おひさしぶりです。執筆活動を休憩したり、幼女が露伴先生に扶養される話を書いたりしていました。
今回のコナン混合は、勢いで書き始めては途中で止まっていたところを数ヶ月空いてから仕上げたものになります。誰が活躍するでもなく、男主が割とズルして結末に持ち込むという。これがミステリー小説だったらふざけんなというところです。今回はそういう話ではありませんでしたので、ロマンもへったくれもない解決方法がとられました。
億泰氏が可愛くて仕方がないので、取り敢えず彼は美味しそうにご飯を食べていてくれと思います。なんのはなしだ。
ディナーバイキングで嬉々としてお皿におかず盛る億泰に、あれこれ細かいことを注意するニキを遠目から見守っていたいだけの人生でした。