八左ヱ門の手伝いをする

「すまん!恩に着る!」

「もうその台詞、いい加減に聞き飽きたんだけど。これで何回目よ?逃がしたのは」

「いやー、アイツらが生物委員以外で懐いてるのは、お前だけだしさ。勿論、探すの手伝ってくれたら、相応の礼はするから」

「……、見返りなんて要らないから、生物委員でも何でもない私が、それくらい此処に入り浸ってる理由を、そろそろ察して欲しいわ」

「?、……何か言ったか?」

「何でもない。ほら、無駄話してる間に、標的その一を見付けたわよ」

「おお、ヤモリのモリオ〜!こんな所に居たのか!」

「(本当に、何で私ってば、こんなに鈍い男が好きなのかしら)」

2016/05/02 23:47


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