万事屋で年越しの瞬間

「新八、定春!年越す瞬間にジャンプするアル。ほら、早く立てヨ貴様ら!」

「いや神楽ちゃん、定春がジャンプしたら床が抜けかねないから。僕が付き合うから定春には遠慮してもらおうよ、ね?」

「何、如何にもやらされてます〜みたいな言い方してるアルか。感じ悪いアル。空気読め童貞、だからお前は何時までも卒業出来ないままなんだヨ」

「年の瀬に人が毎年長らく気にしてる事を言うなァァァ!」

「おーい、ジャンプでもサンデーでもマガジンでも好きにやって良いから少し静まれ者共ォー。っていうか、どんだけベタ?年明けた瞬間、地球に立ってませんでしたァって、小学生が繰り出すバリア攻撃よりガキくせーぞ」

「まぁまぁ、たまにはベタも良いでしょ。二人共まだ若いし、年に一度なんだから」

「なァに、お前もベタなのが好きなの?ったく、しゃーねェな……」

「!、年が明けるアル!新八ィ、早く!」

「あ、もう十秒前?じゃあ、せーの、で―――――」

「!?、銀さん、今っ……く、口が……!」

「あー、……明けましておめでとう。まあアレだ、今年も宜しくな?って事で」

「……、自分が一番、ベタなんじゃないの」

(明けましておめでとう御座います!)

2016/05/03 00:56


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