無理矢理襲うおそ松
※少しアダルティかつヤンデレチックなので、追記に下げます。
剥き出しになった項は得も言われぬ色香を漂わせていて、思わず、ごくりと生唾を飲み込んだ。白い首は細く、なだらかな曲線を描く肩も華奢で、少し力を加えれば壊れてしまいそうだ。不安そうに揺れる、潤んだ瞳が嗜虐心を煽る事に、彼女は気付いているのだろうか。気付いていてもいなくても、事実そうだから、止めてあげる気なんて無いんだけれど。
拙い愛撫を繰り返せば、それでも聞こえる声に段々と艶が帯び始めて、余計に興奮を助長する。どんどん間隔が短くなってゆく呼吸の合間に名前を呼ばれたりなんかしたら、息子が反応しない訳も無かった。だからさ、そういうのが煽ってるんだって、お前は分からないのかな。
「おそ松くん、だめ、」
生憎、俺は感情が篭っていない拒絶の言葉を聞き入れてやる様なお人好しじゃない。仮に、それが心から言ったものだったとしても、絶対に聞き入れてなんかやらないけれど。嫌がるなら嫌がったって別に構わない、彼女が嫌がる事と俺が行為を止める事は、別の話だ。
「今はちょっと、お前の意見は、聞いてやれないんだ。ごめんな」
絶望に満ちた顔にさえ、ただただそそられるだけなんだから、もうどうしようもない。零れ落ちる涙を舌先で掬い取って、劣情に誘われる様にして白い首へ手をかけた。お前を俺だけのものにしたい、ずっと捕えていたい、誰の目にも触れさせたくない――残酷な欲は溢れて、留まる所を知らない。
いじらしくも身体だけは素直な彼女に下腹部が疼いて、ぞくぞくと陶酔感が全身を駆け巡る。緩く首を絞められながらも、別の場所ではしっかりと快楽を拾っているんだろう。ああ、なんて浅ましく愛おしい存在なんだろう、いっそこの手で、
「殺しちゃいたいくらい、愛してるよ」
ぐ、と自身を押し込めると、息も絶え絶えな咽喉からくぐもった悲鳴が吐き出された。ぼんやりとした瞳に映っているものは俺だけで、彼女の全てを支配している様な気分になる。気持ち良くて苦しくてもう何が何だか分からないって表情は凄く扇情的で、単純に、ずっと見ていたいと思った。
(君に恋したあの日から診断メーカーより、「いっそこの手で殺めてしまおうか」)
2016/05/03 01:35
ALICE+