スパブラなおそ松

「おそ松くんは、スパブラだよね」

「は?、……え、何、スパ、何?温泉施設の事?」

「わあ、銭湯信者のおそ松くんにそんな単語の知識が備わってるなんて意外」

「唐突にディスんの止めて!っていうか別に信者って訳じゃないし、水道代かかるから涙ぐましく日参してるだけだし」

「うんごめん言い過ぎた、涙拭いて。……スパほにゃららっていうのはね、スーパーほにゃららの略で、理想的なほにゃららの事を言うんだって」

「ほにゃらら言い過ぎてもう分かんねえな、コレ……。で、スパブラは何の略なの?」

「スーパーブラザーの略!六つ子の長男だから!ちなみに理想的な恋人を意味するスーパーダーリンの略、スパダリがよく使われてるみたい」

「えー、それなら俺、スパブラじゃなくて良いから、お前のスパダリになりたいんだけどなあ」

「えっ、おそ松くんは恋人としては理想的じゃないから、スパダリにはなれないと思うよ?」

「だから唐突にディスんの止めてってば!……そうじゃなくて、スーパーじゃなくても良いから、別に。お前の!ダーリンになりたいっつってんの!」

「えっ」

「分かれよ、バカ!この鈍感!お前が好きなの!」

「えぇ……、せめてディスんのか告白するのかどっちかにしてよ……」

(何でも略せば良いってもんじゃないよね、な話)

2016/05/03 01:37


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