「「名前!黒羽!」」

「名前さん、黒羽くん!」




大学生活が始まりその環境に慣れつつある頃、快斗と歩いていたら聞きなれた声に背後から呼び止められ、そっと快斗と目を合わせてから軽く溜息を吐き振り向く。なんとなーく嫌な組み合わせだ




「どうしたの、3人揃って」

「どうしたじゃねぇよ、さんざんオレらの事避けやがって」

「だってアンタ達目立つんだもん」



そう、探偵3人はそれはもう入学式から目立っていた。
入学式で殺人事件が起き、それはもうテキパキと動き早期解決してみせた3人である
それでいてルックスの良い3人は瞬く間に女の子からの視線を集めることになった
そんな人たちと知り合いであると知れたらどうなる事か……今は此処に居ない志保と出来るだけ彼らとは関わらないようにしようと頷きあったのだ。……まあ無理だとは思っていたけど。
快斗は快斗で探偵3人と顔を合わすのは正体が知れた今も若干躊躇いがあったようで、彼もまた3人に会うのを回避していた



「…つーか、また一緒なのかよ、宮野は?」

「今からケーキ食べに行くの。だから志保は先に帰ったのよ」



少しムスッとした新一に首を傾げ応える
何でそんな面白くなさそうな顔をされるのか
快斗は快斗で面白そうだし



「悪いけどケーキはまた今度にしてや」

「なんで?」

「僕たちサークル立ち上げたんです。なので部室を案内しようと思いまして」

「「は?」」

「お2人も入って下さるのでしょう?工藤くんたちから聞いていますよ」

「「いやいやいや」」



何にも聞いてませんけど!?
新一と服部くんを見れば、しれっとした新一とニカリと笑んだ服部くんがいた
こんの俺様が!!



「ほら行くぞ」

「ちょ、」

「ケーキは今度にしいや」

「はあ!?」



私が新一に腕を掴まれ、快斗は服部くんに肩を組まれサークル棟へと連れて行かれる
ちょっと白馬くん!!そんな朗らかな笑顔しないで!?