あれよあれよという間にサークル入りしていて、私に付き合うように志保も探偵サークルに入った。
それから私は主に相談員として依頼を受け、調整等の仕事をしている。
快斗も表向きは相談員となっているが、キッドの時のスキルで新一たちに協力し、快斗で解決出来るもの(盗聴器の調査等)を担当している

……大学のサークルとしての域を超えているのは気のせいかな?
新一たちは相変わらず直接目暮警部たちから連絡来ることもあるし



「うぃー…って、あれ一人?」

「探偵3人は警部に呼ばれて行った」

「またかよ」

「快斗ー、キャラメルティー飲みたいな」

「……はいはい」

「クッキー作って来たから」

「すぐ淹れる!!」



部室に来た快斗に紅茶を淹れてくれるように頼み、パソコンから視線を外し伸びをする
因みにパソコンは快斗がセキュリティ等バッチリに施してくれている
デスクから離れ座り心地の良いソファに座る
部室にしては此処は豪華だと思う。使う人が人だからかも知れないけれど。

お茶請けにと作って来ていたクッキーを取り出す
趣味と言ってもいいくらい暇があると作るお菓子を一緒に食べるのは快斗とが多い
新一は甘いのそこまで得意じゃないし、何より事件で呼び出されることが多いから




「名探偵も損してるよな」

「何が?」

「名前のお菓子を食べられないことが」

「……別に新一の為に作ってる訳じゃないし」

「それでもだよ」


……少しくらい3人にも残しておこうか?
でも戻ってくるか分からないしなぁ
なんて思案していればお茶を淹れ終わった快斗が隣に腰を下ろして、さっそくクッキーを食べ始めたので考えるのはそこまでにした。無くなってたら次に作ればいいものね


「で、依頼は何か来た?」

「今の所、盗聴器の調査が一件」

「じゃあオレの仕事だな」

「詳しい話は会って直接聞くことになってるから明日開けといて」

「了解」


サークルの活動としては私と快斗が一番活動している
新一が受けるような人の命がかかっている仕事をサークル宛に依頼してくるのは少ないのよね
一度、新一達と関りがあった人がサークル宛に依頼してくることはあるけど
「所詮大学のサークル」と思っている人も少なくないのだ。



「工藤に言っておけよ」

「んー」


一応部長である新一の耳には入れておかないとね