一二三郁


「……すみません、侑……姉さんを知りませんか? 多分……此処に来てしまっているはず、……なんです」

【名前】一二三 郁(ヒフミ ユウ)
【性別】♂
【現実年齢】28
【花言葉】
ノバラ(詩情、痛手からの回復、天才、才能、孤独、詩、素朴な愛)
キンモクセイ(謙遜、真実、陶酔、初恋)
【誕生日】05/25
【一人称】私
【二人称】貴方
【秘密】己に自信が持てない
【本性】姉に興味を持ってほしい一心から病人のふりをし続けている
【表層トラウマ】社会性不安障害(SAD)
【深層トラウマ】ミュウヒハウゼン症候群

【詳細】
 物憂げな眼差しをたたえた高校二年生。双子の姉と共にメビウスに堕ちたという。口数が少なく、自発的に会話することもあまりない消極的な壮年。
 他者との関係に一線を敷いており、深く関わろうとしない節がある。人前に出るのが恐怖で仕方ないらしく、いつも誰かの背に隠れている。
 目を合わせるのが苦手。また赤面症で、多少感情が高ぶっただけでも耳まで真っ赤になってしまう。本人はこのことをコンプレックスに感じており、顔を隠す仕草をよくする。癖になっているようだ。
 現実に帰ることに関してもあまり乗り気ではなく、デジヘッドとの戦闘も極力避けている。どうにも後ろめたい理由があるようで、しかしそれを誰ぞに知られることも恐れているらしく気まずそうな顔をしていることが多い。
 大切な姉を探していたが、姉自身が現実に帰りたい側の人間であることを知ってしまった後はわざと彼女から距離を取り、見つからないよう行動している。
 メビウスにい続けたら緩やかな死に向かうことを理解していても、現実と向き合う踏ん切りがつかないでいるようだ。

 学生時代に開花した文才を見越され、詩人として活動していた。が、中傷を受け精神にダメージを負い、筆を休めることとなる。
 そのまま年月が経ち、年齢で持て囃されることもなくなってしまい、「たまたま子供だからヒットしただけで自分に才能などないのでは」という不安に駆られた結果思うように詩が書けなくなってしまった。
 というのは表向きの話であり、本当はもう中傷を気にしてなどいないし、詩に関してはある程度の自信がある模様。
 心を病んだ己に身を寄せてくれる姉の存在を何よりも愛しく感じており、このままではいけないことも理解している。
 しかしながら、対人関係が希薄な彼にとって姉弟である彼女の支えはあまりにも大きすぎた。姉に気をかけてもらいたいという気持ちと、この嘘がバレたら見限られてしまうのではないかという二つの気持ちに挟まれてしまい身動きが取れないでいる。


【セリフサンプル】
(サンプルボイス風)
1「う、……見ないで、ください。困ります……とっても。非常に……」
2「て、照れてなんていません……! 昔から、すぐ顔が赤くなるん、です……ううう……姉にも、よくからかわれます」
3「姉さんの、ばか。現実になんて帰ったって、なんにもいいことなんて……」
4「全部嘘なんだ。すべて私の一人芝居に過ぎない。家族も仕事仲間も巻き込んで、悲劇を演じているんだ。……でも、こうでもしないと姉さんは」


(以下汎用)
「私は一二三郁……です。私と同じ名前の……姉が、此処に迷い込んでいる……と思うのですが、名前だけでも聞いたことはありませんか?」
「……ごめん、目を合わせるのは苦手で。このまま話してもいい、でしょうか?」
「嫌だ、……私は現実になんて帰りたくない。でも姉さんは帰りたがってる、……どうしたらいいんだ? 私は何をすればいい?」
「心を病んでいたのは……今はもう。ずっと昔の話なんです。姉さんは、こんな私を信じ続けていて……はは。私ってなんでこんなに……最低なんだろうな」
「私には姉さん以外何も無い! 私が嘘を吐き続けていたなんて知ったら、……知ったら、姉さんはきっと私を嫌いになってしまう……そんなの、だめだ……ひとりぼっちは嫌だ……」

「えっ、と……後で、いいでしょうか。今はちょっと……話したく、無いですので」
「すみません、……え? なぜ謝るのかって……癖、です。すみません」
「……姉さん……私は、ここにいるんだ。ただ、会えないんだ。姉さん……」
「背中をお借りしても? そ、そんなこと言わないでください……他人の視線が怖くて、どうにかなりそう……なので……」

「どうしようもない虚言だ。誰だって幸せになれやしない。嘘をついてまで関心を引きたいと思う私は、人として終わっているに相違ない」





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