三八九 友
「この世界そのものが宇宙にとっての癌なのさ。そこに私は含まれていないがね」
Now painting
【名前】三八九 友(サバク ユウ)
【性別】♂
【現実年齢】34
【花言葉】
サワギキョウ(高貴、特異な才能、繊細、敵意、悪意、美しさに勝る値打ち)
紫色のオダマキ(愚か、必ず手に入れる、断固として勝つ)
ハゲイトウ(不老不死、高尚、情愛、見栄坊、気取り屋、絶望、粘り強さ)
【誕生日】10/30
【一人称】私、僕
【二人称】君、あんた、貴様
【秘密】他者を欺くことに快感を覚える
【本性】全ては己の意のままだと信じ込んでいる。またこの環境に退屈しており、こんなつまらない世界なら破壊してしまいたいと強く願う
【表層トラウマ】虚言癖(ウェアウルフ)
【深層トラウマ】自己陶酔(ナルシシズム)
【詳細】
現実では高等裁判長を勤める壮年の男性。年功序列ということもあり今はその地位についていないが、最高裁判所長官の座を約束されているエリート中のエリートに他ならない。
幼い頃から全てを思いのままにしてきたこともあり、「己は誰よりも優れており地球上の生命体随一の優秀な遺伝子を持つ人間」と信じて疑わない。またそんな完璧超人な自分を心から愛しており自信に満ち溢れているので、表面上はとても魅力的に見える。
肥大化した自己陶酔の果てに、サイコパスに近い人格になっていることは否めない。しかし良心や罪悪感を抱いていない訳では無いため、逆にタチが悪い。あくまで「君達には申し訳ないがより優れている者の礎となってくれ」といった精神なのである。要は「偉いから何をしてもいい」思考。
頭脳明晰、容姿端麗、さらに身体能力も申し分ない非の打ち所のない男であるが、完璧がゆえに常に退屈を感じており、刺激を求めていた。
そんな頃とある動画サイトでμの歌を聴き、「己は特別過ぎたがゆえにつまらない人生を送ってしまっている」緩やかな絶望感を指摘されてメビウスに招かれる。しかしすぐに此処が現実ではないことに気付き、メビウスをトリガーに現実を崩壊させる目論見を思いついてしまう。
こんなに素晴らしい自分を飽きさせる世界など必要ないと断定してしまっており、その思想を変えることは不可能に近い。彼の計画を破綻させるためには彼そのものを殺める他ないと予想される。
琵琶坂永至とはある裁判で顔見知りになり、以降連絡を取り合う仲ではあった。友は彼を使い捨ての駒として認識していたが、横領の一件で逮捕されてからはその流れ弾がこちらに飛んできた事もあり、あまりいい感情を抱いていない様子。
もともと琵琶坂にはきな臭いものを感じていたこともあってか、逮捕された事に関しては正直な話スカッとしているらしい。
それ故メビウスで彼と再会した際は心底ゲンナリした。可能であれば必要最小限しか口をききたくないと思っている。
【セリフサンプル】
(サンプルボイス風)
1「三八九判事、と言えば聞こえは良いが……この程度で満足できる男ではないのだよ、私はね」
2「……クスッ、存外くだらないことを言うのだな? 動揺しているのか? 無理もないが」
3「僕がメビウスに来たのはこんなしようもない世の中をすべからくゼロに戻すためさ。だってつまらないだろう? 人は失敗作だ。僕以外はね」
4「何奴も此奴も愚者ばかりだな……あんたはどうだ? 僕に生涯を捧げるか、謀反するか。選択権だけは与えてやろうじゃないか」
(以下汎用)
「私と君に似通うものなど一つだって存在しない。自惚れるのも大概にしないか」
「あの男と同類に取られるのだけはごめん被るね……アレは駄目だ。使えない。叩けば叩くだけ埃が出る」
「自分が嫌いな人間なんていないだろうよ。いたらそいつは気狂いだね」
「私は万能にして天才だからなぁ。だからこそ、こんなしみったれた仮想世界にも来てやったんだ。頭を垂れて感涙してほしいくらいだねぇ」
「あんたといると退屈しないで済むよ。どうだい? 僕と友達にならないか? ……ああ、言い方を変えようか。僕の駒になれよ。さながらポーンといったところが順当かね」
「思えば生まれてから挫折なんてものには縁がなかったな。僕は完成された人間なのだから仕方のないことだが」
「何を言っても妬みにしか聞こえんね。僕よりも秀でてから出直して来なさい」
「……思えば僕は僕以外をまともに愛せた試しがないな。それを不自由に感じなかったのかと問われると、『否』なのだがね」
「メビウスで最後に消えるのが僕であれば、μの記憶に芽吹くのは僕だけになるな。彼女の中で生き続けてやるのも悪くは無い」
「いやぁ、なに。実にいい最期だったよ。もちろん幸せだったさ。……嘘だけどね」
【関係】
自分と彼以外はどうでもいい、時逆望くん
生まれて初めて自身以外に関心を持った相手。当初こそ駒の一つにしてやろうと思い立ち接触したが、今は支配欲と独占欲に雁字搦めにされて彼そのものに執着している。
それが恋情から来るものなのか、彼を所有物として認識しているからなのか、己を一番に見てもらわないと気が済まないからなのかは本人にもよく分かっていない。
ただ、最期にメビウスの崩壊を見届けるのは独りきりではなく、彼と一緒がいい。彼の傍にいたい。
「……私が裁判長と知らなかったのに、何故だ? 理解に苦しむ」
「望は現実に帰りたいと願うか? それとも──クスッ。返答によっては、私はあんたと袂を分かたなければならないかもしれないな」
「おい、この私を差し置いてどうしてあの輩とつるむ? 私がいるというのに。そんな奴よりも僕の方が優れているのに、あいつがいいというのか?」
「手に入らないのであれば、いっそどんな手を使ってでも……ああ、すまない。宮沢賢治のある物語を思い出していた」
「銀河鉄道の夜を知っているかね? 二人の人間が、幸福を探しに行く話だ。……何、特に意味はない。忘れてくれたまえ」
「僕はこんなくだらない世界に未練はない。だからこそ破壊してゼロに戻したいと考えている。……しかし、その最期は……望の隣で眺めたいものだ、なんてな。嘘さ、もちろん」
「ああ、嘘だとも。僕は嘘つきだからね。自分が一番大切だし、あんたを最優先にしたりはしないだろうとも。嘘のはずなんだ」
「あんたは僕のものだ。今更誰ぞに渡してやる気は無い」
「……ああ、僕も幸福だった。これは嘘じゃない。僕にとっての幸福は、この瞬間だったのかもしれないな。愛しているよ、望」
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