八十八由
「……大丈夫。私は大丈夫だから……」

【名前】八十八 由(ヤソハチ ユウ)
【性別】♀
【現実年齢】26
【花言葉】
ホトトギス(秘めた想い、永遠に貴方のもの)
カスミソウ(清い心、切なる喜び、無邪気、親切、感謝、幸福、夢見心地)
【誕生日】09/12
【一人称】私
【二人称】貴方、君
【秘密】記憶の一部が抜け落ちてしまっている
【本性】想い人に監禁されており、心身共に虐待を受けていた
【表層トラウマ】逆行性健忘(レトログレイドアムネシア)
【深層トラウマ】心的外傷後ストレス障害(ポスト・トラウマティック・ストレス・ディスオーダー)
【詳細】
目元に薄ら隈が出来ている高校二年生。
記憶を喪失しており、自身がメビウスに堕ちたきっかけを思い出すことが出来ないでいる。思い出そうとすると吐き気や頭痛に襲われてしまうため、無理に考えられない。
優とは初めて会った気がしない。それどころか、妙に懐かしいような、少し恐ろしい薄ら寒いものを感じている。
男性にいきなり触れられることを怖がる。本人にその自覚はない。
他人の意見に流されやすい。己の意思よりも相手を優先する。
口癖は「大丈夫」と「気にしないで」。
気を抜くと諦観した表情のまま自嘲気味にほくそ笑んでいる。それが何を意味するのかを本人も知らないままなので、言及すら出来ない。
メビウスから一刻も早く脱するために、早急に記憶を取り戻すことを望んでいる。
【セリフサンプル】
(サンプルボイス風)
1「早く帰らなきゃ行けないんだもんね。うん、大丈夫。私なら大丈夫だから」
2「……どうしてそんな顔するの? 私は大丈夫なんだから、気にしないでいいのに。変なの」
3「どうして、……どうして? どうしてなの、……どうして、なんで……?」
4「もう無理なの……限界なの、耐えられないの……こんなの、嫌なの……!」
(以下汎用)
「早く思い出さなくちゃって焦れば焦るほど、記憶に霧がかかるんだ」
「優くん……? ……何処かで、会ったような」
「私は大丈夫だよ。気にしないでいいから」
「どうして思い出せないんだろう。とても大切な記憶だったはずなのに」
「うん。……うん。もうそれでいいよ、それで。貴方が満足するなら……」
「私のことはいいから。貴方の意見を聞かせて? それに従うわ」
「っふふ、なんでかな。今の、ちょっと懐かしいなって思って。不思議だよね」
「……気にしないでって言ってるじゃない。私がこれでいいんだから、本当に気にすることなんてないんだってば」
「頭、……痛い、すごく……。気持ち悪い、……思い出しちゃ、いけないっていうの……?」
「──ああ、そっか。そういうことだったんだ? っはは、ばかみたい。笑っちゃう」
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八十八 由に踏み込みますか?
本当に踏み込みますか?
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「そんな、嘘、なんでなんでなんで」
「ひっ、……ご、ごめんなさ、殴らないで、ください……」
「優くんのことは責めないよ。責めたくなかったからこそ、ここに来たのかな。私は……」
「どうして思い出しちゃったのかな。思い出さない方が、きっと幸せなままいられたのに」
「貴方の意見がすべてです。従います。だから……見捨てないでください」
「それが君の愛なら、受け入れるから……」
その正体は優の想い人。現実では普遍的なOLだったが、ある日偶然落としたハンカチを優が拾ったことをきっかけに顔見知りになる。
夢を志半ばで諦めた由にとって、弁護士を目指す優の姿は誰よりも輝いて見え、次第に惹かれていき成り行きで付き合うことになった。それが地獄の入り口とも知らずに。
付き合い始めは優もなりを潜めていたが、しばらくして彼の家に招かれた際暴行を受け、監禁されてしまう。
監禁生活中は徘徊すらろくに許されず、首輪を着けられ鎖をベッドの脚に固定されていた。
それでも逃げ出そうと思わなかったのは、彼女自身優に対して思うことがあったから。
一年半後、音信不通になったことを不審に思った由の友人が居場所を突き止め解放されることとなる。その際優は警察に逮捕されることを懸念し行方を眩ませており、現在は別に居を構えている。
呪縛から放たれた後も心に刻まれた深い傷がそう易々と癒えることもなく、またある種のストックホルム症候群に近い状態になっていたことから強い喪失感に耐えられずショックを受け、健忘に陥る。
そのまま流れるまま精神病棟に入院し、スマートフォンでたまたま流れたμの曲を聴いてメビウスに堕ちることとなった。
【関係】
恐ろしいけど放っておけない、セックスフレンドの才神周くん
*路地裏で声をかけられたことをきっかけに顔見知りとなる。薬物を売りつけられそうになるもやんわりと断るが、気に障った様子の彼に乱暴される事となった。
*行為後は弱みを握られており、現在も度々電話で呼び出されては“ 愛亡きまま”に欲求の捌け口にされている。
*本人はこの関係そのものも彼の薬物も辞めさせたいと願っているが、はたして……。
「痩せ薬……?*えっと、タダより高いものはないって言うし……私は結構です」
「い、いたっ……!*何をするんですか、警察呼びますよ!*ひっ、ちょっと本当にやめてってば」
「あ、ぁあ、いやだ、なんで、やめてくださいお願いします、他ならなんでもしますからっ、やめ、やめて……誰か助けて、だれか」
「(怖い、こんなの嘘、悪い夢ならいいのに、なんでどうしてこんな目にばっかり)……ぅうう、ぐすっ……うぇ……うぅ……っ」
「ぁ、う、……わ、わかりました、言うことは聞きます……から、撮った画像と動画は消してくださいね、…………ほ、本当に消してくださいね?」
「も、もうやめてよぉ……こんなの嫌なの……辛いよぉ……!*私も才神くんもどっちも良くならないよ、こんな関係……誰も望んでないよ!*そうじゃないの……?」
狂気的であまりに一方的な愛、ストーカーの豊蛇騙くん
きっかけは不明。気が付いたら好かれていた、としか記述のしようがない。彼との一部始終ですら盗撮されていたが由自身はその事を知らずにいる。
*己に優しく接してくれる彼には心を許しており、優しい男友達であると認識しているようだ。部屋中に監視カメラを仕掛けられているとも知らずに……。
*彼の本性を知ってしまったら、きっともう後戻りは出来ないのだろう。良い方向にも、悪い方向にも。蛇に唆されて知恵の実を食べたあの娘のように。
「妙に視線が気になるっていうか……あはは、うん。気にし過ぎだよね。最近色んなことがあったから敏感になってるのかも」
「うぅ、自分の家なのになんでか落ち着かないなあ。おばけでもいるのかなぁ……?」
「不審者情報……家の近くじゃない。やだなあ、怖いなあ……私も用心しないと」
「っひ、こ、こないでくださ……ぅ、え……?*ほ、本当ですか?*だ、騙してないですか?*本当に何もしませんか……?」
「…………、すみません。お見苦しい姿を……あはは、服まで借りてしまって。とてもお優しいんですね。お茶もありがとうございます、少し落ち着きました……。えっと、お名前は?」
「え……な、にこれ、……え?*なん、で……?*わ、私の写真ばっかり、え……?*も、もしかして、私のことずっと着けてたのって……そんなっ、……う、嘘だよね……?」
切って貼った相互関係、恋人の桜庭刻くん
彼の本性を理解した尚も離れようとしない。自分だけでも彼の真の理解者でいたいと強く望んでいる。
優からの紹介で知り合った。彼から棄てられることを極度に恐れており、棄てられるくらいなら殺してほしいと感じている。
「……桜庭刻くん、いい名前だね。私は八十八由って言います。……刻くん、でいいのかな? これから宜しくね」
「えっと……刻くん? そんなに人に触るのはあんまり感心できないかなって……」
「刻くん……と、刻くん……? 刻くんに触られると、なんだか変な気持ちになってきちゃうんだけど……えっと、あの……その……」
「──優くんに似てるよね、刻くんって。なのに離れようとしないのは、たぶんそういうことなんだと思うの。……笑っていいよ」
「私また優くんと刻くんを比べてた……最低だよね、酷いよね、人と人を比べるなんてやっちゃいけないのに」
「私だけは刻くんの理解者でいたいの。これは本当だよ。酷いことされるのが怖いから言ってるんじゃないからね」
「……私、役立たずにはなりたくない。棄てられるなんてそんなの……嫌だ。刻くんの傍にいたい。ずっと」
「もし私が使えないって判断されるその時が来たら、刻くんに……──ううん、駄目。こんなの。ワガママだから。刻くんの隣にいられるだけで、きっと幸せなはずだから……」
「嘘でいいから愛してるって言われたい。けど、これもきっとワガママで、それが嘘って気づいた時すごく傷つくって分かってるから私だけ言うね。愛してるよ、刻くん」
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