「……そうだよ、これは仕事なのだから」
【名前】芥川龍之介
【渾名】先生
【媒体】河童
【特記事項】
海月から崇拝されている新思潮派の小説家。彼から熱烈な感情を向けられていることに気づいているが、それが恋情であると断定出来ないため行動を起こさないでいる。
悠々とした態度をとるがいたって合理的で、あくまで「仕事だから」有碍書の浄化に協力している。
海月に異常な執着心を抱いているが、本人はそのことに気づいていない。ただ、どっちつかずでふらふら漂っている彼を手の内に隠したい気持ちばかりが先走る。
島崎との仲は険悪。水と油、犬猿の仲。
海月の本来の性別を知っている。
「僕らはただ、やるべきことを成す。彼も言っていただろう?」
「不思議だね、もっと君のことが知りたいと思ってしまう僕がいる。嫌ならば、止すよ」
「欲しくなる。やめてくれ。これ以上好きにさせないでくれ」