ミラ・ケーティー  





「そう気を落とすなよ、別に悪いもんじゃないさ。星として生きるのも」
「有機物から無機物へ移行した時の感覚って、なーんか気持ち悪いよな。そのうち慣れるとはいえ」
「配られた手札で勝負するしかないのさ。……それがどんな結果を生むとしても」

「やあ、元有機物。此処はそれなりにいい場所なんだぜ? だからそう怖い顔するなよ」

【名前】ミラ・ケーティー(Mira Ceti)
【真名】星坂 羽京(Ukyo Hoshizaka)
【性別】りょうせいのこ
【年齢】18
【死因】無免許運転車による轢死
【星位置】舌
【一人称】俺
【二人称】君

【詳細】
 くじら座に属する変光星のりょうせいのこ。歳の割に達観した態度が目立ちがち。当人にその自覚はあんまりないようだ。
 基本的に細かいことを気にする性分ではないらしく、やっかみやしがらみに縛られることもあまりない。良くも悪くも己に素直。……に見られるが、生前の境遇に思うところがあるらしく、同じく星に転生した血縁関係の者共とは関わりを避ける傾向にある。
 カストル、ポルックスと血筋のルーツが同等のもので、また正当な地位を築いた彼らの在り方に疑問を抱いており接し方に悩んでいる節を見受ける。彼らの前では星獣の姿になりたがらない。
 自身の角が小さいことを密かに気にしている。
 「アンドロギュノス」であることから家系を追い出され亡きものとして扱われたこともあり、生前の家系には快い思い出がないらしい。
 他の星々と比較すると立派な翼が生えているが、本人はこのことに否定的である。 




「男とか女とか、そういうのどうでもよくないか?」
「俺のことは好きに呼ぶと良いよ。名前よりももっと大切な本質がこの世にはあるからね」
「ふたご座のあいつらは……まあ……うん。好悪はともかく、良い悪いは決められないさ。俺にその資格はないし」
「車にはねられた時はついてないなあと思ったけど、第二の生を謳歌するのも悪くないな」
「此処、ひょっとして朝が来ないのか? わあ……視力が下がりそうだ」

「俺の昔の話なんて、聞いてもつまらないぜ。それよりもこれからの事を考えたいよ」
「星は死なないって誰かが言っていたが、なら何故アルデバランは送り屋なんてやっているんだ?」
「……鷲の翼なんて、何の役にも立ちやしないのにな」

「生まれは変えられないからさ、そこからどう足掻くかだよな。結局のところは……」


「ああ、くそ……ここで終わりか……」




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