ベネトナシュ  





「ああ……見つかってしまいましたか。極力気配を消していたつもりなのですが」
「此処は静かで良いですね。落ち着きます」
「私に何か御用でしょうか。無いのであれば、読書の邪魔をしないで頂けると幸いです」

「人は死者を弔いますが、星はそうとは限らない……なら、私達の存在意義とはなんなのでしょうね」


【名前】ベネトナシュ(Benetnasch)
【真名】星居 遥(Haruka Hoshii)
【性別】むせい
【年齢】15
【死因】結核による病死
【星位置】左耳の内側
【一人称】私
【二人称】貴方

【詳細】
 春の夜空に輝く二等星のむせいのこ。歳の割に落ち着いており思考も大人びている。誰に対しても敬語で話すが時折ボロが出て妙な標準語になることも。
 若くして大きい棺台の娘達の長を勤めており、娘達の代わりに死んでしまった星の葬儀を執り行うことも多い。
 加えてネクロマンサーとしての力を持ち、死んだ星を使い魔として扱うことが出来る。大体無断で行うので、同じく死んだ星を取り扱う送り屋であるアルデバランは頭を抱えているが、ベネトナシュ本人は「双方にデメリットはないのだから」と態度を改めるつもりはないらしい。
 生前成せなかったことを自由に出来る今の状況を気に入っており、テリトリーに書物を引き込んでは読書に没頭する姿をよく見かける。
 笑いのツボがズレており、よくわからないタイミングで笑う。



「くふ、ふふふふ、んふっ、……ふふ、ちょっと待ってくださ、ふふ、だめだ笑ってしまうふふ」
「年齢で人の価値を判断するのはあまりおすすめしません。大切なのは何を成せるのか、何を成すのかでは?」
「ええ……? 別段デメリットはないのだからお互い構わないのでは? 彼の仕事が増えるわけでもありませんし」
「どぅわー!? び、びっくりした……心臓口から出るかと思った……」
「そうですね、私もそう思います。……え? 大変失礼致しました、全く聞いておりませんでした」

「病死なんて世界中にありふれています。だから哀れむ必要もないですよ」
「なんというか……日が昇らないというのも落ち着きませんね」
「私といて楽しいですか? ……いえ、邪魔をしないのであれば側にいて構いませんよ」

「月はどういった判断で星として見初めているのだろう。選ばれる理由が不明瞭すぎる……知ってはならない事なのだろうか」





「後悔は残るものだから、此処に全て置いていくよ」




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