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「ハリー何時頃行くの?」
「あー。それじゃ僕達も8時に談話室で。」
「判ったわ。それじゃ私、これ以上見てたくないから支度しに行くわね。」
「なぁレン。本当なのか?あれ。」
「さぁ。ご自分で確かめたらどうなの?言ったでしょう、手遅れになったって私は手を貸さないって。私だってあんな決断したのは驚きよ。それもこれも誰かさんがネチネチと長い期間嫌味な事をやり続けたせいだと思いますけれどね。謝るなら今の内だと思うわよ。」
レンはそう言うとハリーと顔を見合わせ、苦笑と浮かべ「また後で。」と軽く手を振って談話室へと向かう。
「私が好きなのは、本当に良いクィディッチ選手よ。」
ハーマイオニーがそう言う声が聞こえる。
「あ、レン待って。私も一緒に行くわ。…パーティの支度をしなきゃ。」
そう言いハーマイオニーはレンの後を追いかける様に寝室へと向かった。

「レン、怒ってるの?」
「えぇ、ちょっとね。」
「でもやられっぱなしでは嫌だわ。」
「仕返しで他人の心を利用するのは良い事かしら?」
レンのその言葉にハーマイオニーは小さく「ごめんなさい。」と謝り、レンは小さく頷く。
「でも私、本気であの人と付き合うって言うなら、一緒にいる時は離れるわよ?」
「本気な訳ないでしょ。」
ハーマイオニーは苦笑し、2人でドレスローブに着替え始めた。
マダム・マルキンで彼女のセンスに任せれば、女性らしい体型が判るドレスで、左右のスカートの長さが違い、片側が厭らしくない程度に上がり、小さなリボンが付いており、そこからフリル状にスカートが降りている。
脚が出ているのは動き易くて良いが、似合っている保証はない。とレンは小さく息を吐き、結い易くする為魔法で少しだけ髪を伸ばせば綺麗に結った。
「本当貴女は何着ても似合うわね。スタイルも良いし。」
「何言っているのよ。」
「ハリー、好きだと思うわ。そういうの。」
「本気?」
「えぇ。」
ハーマイオニーは小さく笑い、レンは眉を顰めた。


(P.152/全P.208)
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