「キミはやはりあの場にいた訳だね?しかし、そのほかの話は、あまりにも、もちろん扇情的で何を信じるべきか判らないと言うわけだ。例えばあの伝説的予言だが…」
「僕達予言を聞いてません!」
ネビルがセラニウムの様なピンク色になりながら言った。
「そうよ。私もネビルもレンも居たわ。選ばれし者なんて馬鹿馬鹿しい話は、日刊預言者新聞の、いつものでっち上げよ。」
その言葉にスラグホーンはがっかりした様だった。
本当かね?という様な眼差しでレンを見つめたが、レンはみんなの顔を立て、小さく頷くだけにとどめた。
そのあとはずっとスラグホーンの思い出話になっていた。彼が教えた著名な魔法使い達の逸話で、だらだらと午後が過ぎ、レンはあの双子の「特許・白昼夢呪文」を買ってくるんだったと心底思った。
教え子達は、全員喜んでホグワーツの「スラグ(ナメクジ)クラブ」とかに属したという。
レンは机の下で指輪をいじり『退屈で死にそう。』と指輪に祈れば、なんだそれ。と笑っていそうなジョージの返事が直ぐにあった。
『新しい先生が汽車でランチに招待してくれて…』
『良かったじゃないか。』
『有名になりそうな生徒を集めてお気に入りとして集めるのが好きみたい。スラグクラブって昔?は呼ばれていたみたい。』
『それじゃレンもハリーもナメクジの飾り棚に飾られる訳だ。』
『ジニーもいるわ。ジニーが呪いをかけたところに遭遇して気に入ったみたい』
『さすが我らが妹だな。』
レンが話なんか聞いているふりだというのがジニーには分かったのだろう、ふと指輪を覗き込めば何の話?と言いたげに首を傾げていた。