SSS


「ただいまー焦凍」
遅くなってごめんね?って声をかければ
眠そうな目をこすって出迎えてくれる愛しい子。
「…ん、おかえり」
「先に寝ててよかったのに」
明日も学校でしょ?って訊いたら
「…会いたかった」なんて可愛く呟くから

【ただいま】

眠そうな吐息ごと唇をむさぼってあげたの。







「結婚してほしい」
いやに真剣な顔で焦凍が言ってきたので思わず正座。
「珍しいね、焦凍がそういうこと言うの」
「本気だから言ってる」
差し出されたのは婚姻届。

【入籍前夜】

「明日、轟になってほしい」
「明日!?」
なんてこと。
可愛い年下彼氏はとんでもない行動派だと痛感した入籍前夜。







「我膝枕を所望す」
「…普通逆じゃないのか?」
焦凍は首をひねるけど全く逆じゃない。
「癒されたいのよ。社会人はいろいろあるの」
ね?って甘えると
「ん」て誘ってくれる優しい彼氏。
遠慮なく転がって、
引き締まった腰に腕を回してぎゅっとお腹に顔をうずめた。

【膝枕】

「いい匂い」「嗅ぐな」






唐突に、焦凍をぎゅってしてみたら、
「どうした」って抱きしめ返してくるから泣きそうになる。

【ハグする】

「人肌恋しくなった」
「そうか。抱きつくのは俺だけにしとけよ」
ぽんぽんって頭撫でてくれる男前な彼氏に超濡れた。







「ほら、起きろ」
「ヤダよー、もうちょっとだけー」
毎朝毎朝きちんと同じ時間に起きる焦凍は休みの日でも朝が早い。
起こしてくれるのは嬉しいんだけど、
「昨日遅かったからもうちょっとだけ…」
「撮り溜めたドラマの消化は理由になんねぇよ」

【起こされる】

でも起きた後のハグとちゅーが優しい。







back