睦月と六花

六花は妹を愛せない。だって愛する母親が死んだのは妹の命と引き換えだったから。それでも母が妹を慈しんだから。その命を望んだから。憎くて、愛しくて、にくくて、にくくて、いとしくて、にくくて。母の名を与えれば愛せるかもしれない。妹を殺さないように、代わりを作れば、もしくは