鏡面にのみ映る少年
彼は彼女とは正反対に位置する鏡越しの存在。故に、彼に世界はない。彼には何もない。彼女が在るから存在した彼は、彼女を憎み、呪って言葉を吐く。彼女が人を愛して赦す限り、彼は人を憎んで呪うだろう。