幼少〜大学編(1)

幼少〜大学編
※ひらがなは大変なので漢字に変更します
夢主は6〜16歳辺りで
キャラは4〜13歳辺りで






―夢の世界

『…』


父が3年前に死亡…原因は外国で事故死。母が数か月前に死亡…原因は事故死
両親共々、事故死ってどんだけだよ…
親戚は両親の莫大な遺産を狙っていたがオレが拒絶をした為に悔しがって帰っていった…
…まぁ、家光叔父さんならいいと思ったけど…
なんか、オレに隠してるみたいだし…この家(屋敷)から離れたくないから…少ない時間だったけど、両親と過ごした場所だから…


『…』


それにしても…真っ黒…?
いや、闇のほうが正しいか…


〈―ァ〉


…うーん? 今、誰かに呼ばれたような……気のせいか…?


〈―ァ―ジ〉


…近付いてくる?


〈―コェ――キ―――〉


‘コェ’…?あ、‘声’って事か?‘声’がなんだ??


〈キ―コ――エ―?〉


…あ゛ー?あ! ‘聞こえる?’か

―あぁ、キミの声が聞こえるよ―




  だけど、この時、この謎の‘声’に答えて
  オレはあいつらに出会って
  180度、変わるなんて思いもしなかった…









―朝


『…結局、何だったんだ?』


‘声’の意味が結局、分からないで朝を迎えた


『…あー、ご飯食べるか…』


着物(指貫)に着替えて朝食を作りに台所に向かった














―居間


『ご馳走さまでした』


ささっと朝食を作り、食べてしまってヒマなようだ


『…あー、よし 弓の練習でもするか』


そしてこのまま、昼を食べるのを忘れて練習をしていた







―夜

『…ふぁ〜』


夜を食べてお風呂に入った
少し、テレビを見たが飽きてしまい、すぐに部屋に入った


『…なんだろう……異常に、ね…む』


そのまま、ベットに倒れてしまった


『………』










―夢の世界

〈コ―エ――キ―〉


…おやおや……またか…


 『キミの声は聞こえるよ』


〈―!〉


疾風が吹き荒れた…声が驚いたような気がした…


『わぁ!!』


何とか踏ん張った
そしたら、段々と風がやんでいった


 〈…私の声が聞こえたのですか?〉
『…え…!』


上から声が降ってきたので
無意識に頭を上げたら…


『…ケ、ケロベロス!?』


冥府の番犬で三つの頭をもつ犬―ケロベロス
それが目の前にいた…幻じゃなくて本当に生きているような気がした…‘本物’っと本能的に理解をした


〈…貴方様の名前は?〉
『…オレは夜陽 煌牙…』
〈…〉『…』
〈…〉『…』
〈…〉『…』


無言が続いた
ずっと、お互い瞳を逸らさなかった…煌牙は真ん中の犬とだが…(苦笑)


〈…〉
『…ワォ』


ゆっくりと頭を下げた


〈我ら…貴方様に忠誠を誓います〉
〈〈〈我らも同意見〉〉〉
『!』


ケロベロス以外の声が響いたが誰もいなかった


〈…先ほどの声は(認めてたくないが)我らの同志でございます〉
『…あ、あぁ…(苦笑)』
〈…我らは無色の白書(アクロリーヴル)という書物を使い、召喚するのです〉
『…で、オレはなに?』
〈我らの主です(笑)〉
『…って、事はキミ達を召喚するのがオレって事?』
〈はい〉
『…マジで!』
〈はい 貴方様のお母様の家系は我らと契約するのを許されているのですが…我らの誰かの声を聞いて答えたもしか
その権利は発生しないのです〉
『…ワォ』
〈…貴方様を主と呼んでいいですか…?〉


悲願しているように見えた…


『…こんなチビでいいなら』
〈! 主〉


ゴロゴロとすり寄ってきた


『ワォ! ちょ、くすぐったい!』
〈主! 主!〉


そのまま、遊んでいたら…他にもたくさんの人(?)や獣と仲良くなった!
オレに新たな家族ができた








―昼過ぎ


『あー、ルファ?』
〈ふふっ おはようございます 煌牙〉


屋敷の縁側で緑茶と団子で和んでいたらルファ(=ルシファー)が現れた


『…オレに何か用か?』
〈ふふっ 流石煌牙ですねぇ〉
『何となくだよι』


なんてふざけていたらふっと、ルファが真剣な顔をした…


〈煌牙…‘魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)’について話があります〉
『……‘魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ’?』


突如、知らない言葉を聞いた


〈魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)とは…無色の白書(アクロリーヴル)を継いだ者は自動的にこの名も継ぐのです〉
『…』
〈この名は代々、裏世界で通ってきました〉
『…?』


裏の世界という言葉が分からないという風に首を傾げた


〈マフィアの世界の事です〉
『…!!』
〈…この意味は分りますよね?〉
『…少なからず、は』


マフィア―麻薬や人身売買などの非合法的な事を行うイメージが…


〈歴代の魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)は…時には殺戮の道具に…時には神になるために…時には己の正義になる為に…などに我らを使いました…煌牙なら私達をどの様に使いますか?〉
『使わねぇよ』
〈…………は?〉


煌牙の言葉が理解できずに聞き返した


『だから、使わねぇよ』
〈…ちょ、何を言ってるのですかっ!?私達を使えばすべてというすべてが手に入り、世界という世界を手に入れる事が可能なんですよ!!それを使わないなんて…!(ゾクッ〉


―ギロッ

煌牙の瞳が冷たく鋭くなり、一点(ルファ)に殺気を向けていた
…迫力がハンパない…


『…ルファが言ってる事は分かっている』
〈な、ら…(なんですか…この殺気は…6歳でこのレベルとは恐ろしい…)〉
『…オレにとって無色の白書(アクロリーヴル)にいる奴等は…オレの家族なんだ』
〈!!〉


初めて言われた言葉だった


『…だから、‘使う’じゃない‘協力’してもらんだ』
〈…え〉


いつも‘使われて’いたのに…


『…分かったか?』
〈……ありがとうございます〉
『あ゛ぁ? 当たり前だろ(ニカッ』


ルファは本当に彼女が主になってくれてよかったと…
心のそこから思った


〈…しかして、煌牙は〉
『やるよ』
〈!〉
『オレが後を継ぐ』


魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)を継いでマフィアに関わる決心をした


〈でも、…人を殺す事や様々なグロテスクが待ち構えていますよ…まぁ、そこは私達が…〉
『ダメ』
〈Σえぇぇえええ!!?〉


ハッキリ、キッパリ拒絶された


『オレも…殺(ヤ)る』
〈…何をっ!私達は命を奪う事に罪悪感はないです。しかし、煌牙には…〉
『うん 生まれるね』
〈なら、…〉


どうしてそこまで人殺しの道を選ぶのかが分からない…


『オレにも背負わせて』
〈!〉
『逃げたくはない』
〈…〉
『目を逸らしたくない』
〈………〉
『キミ達に協力してもらっても間接的にオレが殺しているものだろ?』
〈…で、ですが……〉
『…大丈夫』
〈…!〉
『だって、一人じゃないだろ(ニコッ』
〈…ぁ〉


優しくて暖かい言葉…


『どんなに汚い命だろと…命には変わりは……ない』
『だから、その命が奪った命も一緒に…背負いたい』
『だって…それが奪う代償だと思うから』
『だけど、オレは…偽善者だから』
『キミ達と一緒に背負いたい…』
『……ごめんね』


ルファはゆっくりと膝をついた


〈…私達で良ければどこまでも〉
『…ありがとう』


そして彼女は 裏の世界の住人となった





―イタリア 郊外
  時間 深夜


「お前は…!」
『我が名は…魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)』
「なっ!」


魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)は様々な者が継いだ名前…時には偽物もいる…今、相手しているのも…偽物だ


「ひ、ひい……」
『我が名を語る偽物(フィント)よ…―消えろ』[フィント=イタリア語の偽物]



―ザシュ

「ギャアー!?」


この者は最後に最も恐ろしい思いして…死んだ


『…』
〈姫様…〉
『…歳星か』


背後から四神の一人―歳星(=青龍)が現れた
今日のパートナー…初めてのヒトゴロシをした日の…


『…後悔なんてしてない』
〈姫様!〉
『これがオレが決めた事だ』
〈…姫様〉


悲しみに染まっている歳星…そんな顔させたくないのになぁ…(苦笑)


『オレは一人じゃない』
〈…〉
『歳星やルファだっているんだからな…』
〈そうですか…〉
『さぁ、次に行くぞ…』
〈…どこまでも共に堕ちていきます〉


裏世界で一つのニュースが流れた
―魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)と名乗る人が一人残らず…殺された―







―ボンゴレ


家光「9代目!」
9「家光…」
家光「……聞きましたか?」
9「…あぁ、‘魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)狩り’だね…」


‘魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)狩り’とは…その名前を持つものを狩っている‘こども’がいると言われている
そしてその‘こども’も魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)と名乗っている、と…


9「その‘こども’は…正当継承者だろうね」
家光「…超直感ですか」
9「あぁ」


2代目の守護者に魔導術騎士(ソル・シュヴェリエ)がいた為に他よりも情報が残っているのだ


家光「でも、こどもが…」
9「…悲しいね」
家光「…はい」
9「その子は…」
家光「…?」
9「…何を望んでその力を使うのだろうね」


窓から見える月を見つめて…悲しく呟く 優しい9代目…
その後ろ姿を辛そうに見つめる家光…二人は知らない子を思い心を悲しみに染めていた…









―夢の世界


『…オレは…』―ヒトゴロシになった
『だけど…』―後悔なんてしない
『…だって後悔なんてしたら』―奪った命に申し訳ないし
『…初めからやらなきゃいい』


闇の中で改めて決心を固めていた


《本当に後悔しないのですか?》
『誰だ…』
《クフフ そんなに殺気を…》
『あ゛ぁん?』
《…!(ゾクッ》


煌牙の殺気に相手は怯えた


『…テメェは誰だ』
《僕は―》


ユラリと闇が揺らいだ。闇から自然に移り変わった



骸「六道骸と申します」
『テメェが作った…幻の世界?』
骸「おや? バレました?」
『あぁ…』
骸「中々、やりますね(ニコーリ」


目の前には六道骸と名乗る少年が現れた
片方に医療用の眼帯をしていた…愛想笑いがイラつく


『で、お前は何用だ』
骸「…僕は名乗ったのに貴方は名乗らないのですか?」
『………夜陽 煌牙』
骸「とても、渋々な自己紹介ですね…」
『あ゛ぁん?』
骸「すみませんでした(泣)」


初めてあった人間を泣かせた…ワォ 恐ろしや(笑)


『で、何用だ』
骸「…ヒトゴロシとなって貴方は後悔をしないのですか?」
『…』
骸「命を奪った事を後悔しないのですか?」
『…』
骸「その十字架を背負う覚悟は…ありますか?」
『…それが?』
骸「は…?」


それがどうかしたかという顔でこちらを見てきた


骸「…貴方はヒトゴロシとなったのですよ!自分が恐ろしくないのですか!!そのヒトゴロシの力を持つ自分に!?」


愛想笑いの仮面が崩れた
オレにキレてとれたのもあるが…


『…お前は、その力を手にいれたのか?』
骸「っ!!」


自分を恐れているように見えた…


『オレはまぁ、手に入れたが…』
骸「…」
『この力はオレの真意で協力してもらう』
骸「…(協力??)」


骸は無色の白書(アクロリーヴル)について知らないので協力者がいると思い、それ以上聞かなかった


『でも、オレも直接手を下した』
骸「!!」
『正直…怖かったし気持ち悪かった』
骸「……(ほら、結局は…奪う覚悟などは―)」
『だけど』
骸「…?」
『それを選んだのは自分だ』
骸「!」


揺るがない真っ直ぐな瞳に見つめられて無意識に瞳を逸らした


『テメェに何があったなんて知らない…』
骸「…」
『だけど、奪うなら…奪った奴の背負ったモノを背負う覚悟で―奪え』
骸「っ!…」


ばっと顔を上げて煌牙と目が合った


『それがオレの覚悟だ』
骸「…(なんて彼女は強くて眩しいのですか…)」
『…お前も』
骸「?」
『覚悟があるんだろ?』
骸「え…(計画がバレた…?)」


そう、自分をモルモットにしているファミリーを潰そうと企んでいた


『何か、分らねぇけど…お前は何かをしようとしているんだろ?』
骸「えぇ…(彼女に…煌牙にすべてを受け止めて欲しいと……柄にもなく思ってしまいました…)」
『大丈夫』
骸「…ぇ?」
『オレがいるから』
骸「…〜(泣)」


煌牙の優しい言葉に出会ったばかりなのに…言葉に心を打たれて救われた


―ギュッ

『よしよし…よく、一人で頑張ったな…』


優しく抱き締めてくれた。偉い偉いと母親がこどもを褒めるように頭を撫でた


骸「ぅ……うわぁーん!」


煌牙の胸で無き続けた



『…』
骸「…煌牙は…」


泣きやんで数分後…
骸が煌牙にすがりついたまま、声をかけてきた


『なんだ』
骸「何をしても…僕の……(味方になんて図々しいでしょうか?)」


言葉が詰まり、言えなくなった


『いるよ』
骸「え…」
『骸の味方で…いるよ(ニコッ』
骸「本当ですか!!」


笑顔が輝いた


『だけど、オレにも譲れない事がある』
骸「…」
『骸にも譲れないものがある』
骸「…(コクッ」
『それがぶっつかったら…お互い譲らないでいこう』
骸「…でも、」


骸は煌牙を傷つけたくないみたいだ
…初めて自分を受け入れてくれた人だから


『…ありがとうな だけど、大丈夫』
骸「…?」
『オレは負けないからな(ニタリ』
骸「…クフフ 僕も負けませんよ」


なら、彼女の譲らないものにぶつからなきゃいい
…そう、こどもながらに思った。彼女の従姉弟や弟子、友人を傷つけるなんてしらないままに…


骸「…そろそろ、時間みたいです」
『あぁ…またな』
骸「はい(ニコ」


本当の笑顔で帰っていった


『…』


骸が消えていった…
現実に戻ったのだ
煌牙は闇に…自分の闇に戻った









―煌牙の夢の世界


『…アガレス』
〈姫…?〉


ワニを傍らに従えた少年が現れた


『…六道骸を探しておいてくれないか?』
〈…(コクッ〉


アガレスは闇に消えた


『さて、起きるか―』


煌牙も目覚めた





―昼近く


先日、出会った少年―六道骸
彼はイタリアにいると報告を受けた…
今はイヤホンから聞こえる音楽に合わせて歌っていた


家の電話がなった


『誰からだ…?』


電話に向かった



『…‘綱吉’ですか?』
奈々〔「えぇ! 前々から会わせたかったんだけど、煌牙ちゃんと連絡とれなくてね…」〕
『ア、アハッ(苦笑) すみませんι』


今、煌牙の父の弟(家光)の奥さんである奈々さんから電話がきていた
…‘裏の事’を初めたばかりなので…いろんな事が重なった為、電話に気ずかなかったのだ


『で、明後日でいいのですか?』
奈々〔「だけど、学校はいいの?」〕
『別に大丈夫です』
奈々〔「なら、煌牙ちゃんがくるのを楽しみにしてるわね」〕
『はい それでは…』


電話を切って縁側に向かった
…緑茶と団子を忘れずに





『…奈々さんは相変わらずだな』
〈奈々さんとは…?〉
『あ、デファンドル』


デファンドル(=ケロベロス)が大型犬サイズで現れた


『オレの父さんの弟である家光叔父さんの奥さんなんだよ』
〈なるほど…〉


一瞬、父さんと言ったら顔が曇った


『何か、知ってるのか?』
〈いえ〉
『…デファンドル?(ニコーリ』
〈!!〉


煌牙の笑顔が…黒い(泣)


〈あの…〉
『どんな真実でも、知りたいんだ』
〈…〉
『家光叔父さんも知っているのに教えてくれない…』
〈…〉
『教えてくれないか?』
〈…主君のお父様はマフィアでした〉
『え―』


予想外の言葉だった


〈ボンゴレファミリーというマフィアです。様々なファミリーの上に立ち、下を見張っています〉
『…』
〈麻薬や人身売買などをやるファミリーがいれば…制裁を下す……まぁ、よいファミリーでございます〉
『…』
〈そのボンゴレでは門外顧問補佐をやっておりました〉
『…?』
〈緊急時にNo.2となる門外顧問と一緒にファミリーを守るのが仕事でした〉
『…』
〈そしてその門外顧問は…家光という方です〉
『家光叔父さんが…』


だから…何か隠していたんだ。オレが傷つかないように…


〈…お父様はマフィアの戦いに巻き込まれてお亡くなりに…〉
『…!』
〈しかし、そのマフィア供はボンゴレによって亡き者に…〉
『そっか…』


それがなければオレが…


『もしかして、月々振り込まれてるお金は…』
〈ボンゴレ9代目が…〉
『そっか…ありがとう……』
〈主君…〉
『…デファンドル、おいで』
〈…〉


側に寄った



―ギュッ

『…』〈……〉


何も言わないでデファンドルはおとなしく、煌牙に抱き締められた



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