私、神様をぶん殴りたいです
【 私、神様をぶん殴りたいです 】
ある日、夢主は買い物に出掛けていた
すると道端に占い師がいた
「ねぇ、そこのお嬢さん 占いしない?」
『いえ』(キッパリ)
そのまま、デパートに行こうとしたら
「ちょ、ちょちょ!!待って行かないでーー!!!」
腕を掴んで行かせようとしない
何分か、言い争いをしたが離そうとはしない占い師
段々と人の目線がひどくなったので、大人しく占いをされることにした
「じゃあ、この水晶に触ってみて」
『はぁ…』
触ってみると、水晶に文字が浮かんできた
ーおめでとう(●´ω`●) 君が選ばれちゃったー
と、
『は、』
「当選者、発見。そちらに連行します」
その声に反応して、顔を上げたがそこには占い師はおろか、景色さえ違っていた
ヨーロッパ風の貴族の城の一室のような場所にいた
『…は?』
「はぁぁい!!おめでとうございますぅううううううう!!」
『…』
ドアを蹴って現れたのは、露出度が高い洋服(どこかの民族衣装チック)の男性
「君は我らと世界に選ばれたお姫さまなんだよ!!」
『…は?』
「んっとね!!」
この方の説明によると、
神様がトリップとかで願いでる者たちが多くて、困っていた
そこで逆に自分たちがトリップする者を選べばいいっと思った
そしたら、むちゃくちゃなお願いをしそうな子を選ばないように選んでそこの子にトリップした子をどうにかしてもらおう!
あ、でも、ちゃんと世界に適合しなきゃダメだね!!
『で、私が適合したと?』
「うん!」
『…ふ、』
ふざけんなぁぁあああああ!!!
っと、ブチキレた
「へ、え?だってその勝手に決めたから最低限の保証はするし、支障がない程度なら色々才能とかをプレゼントするか、ら」
『俺だって俺の生活があるんだよ!テメェらの都合で壊されたくないわっ!!』
「両親はすでに故人。仕事はまぁ一人暮らしできるぐらいの稼ぎで、特に中がいい人はいないが浅く広い人間関係の人を選択してるんだよ!」
『どうせ、要らない人間って言いたいのか?』
「っ、あ…」
『知ってるよ。常に思うことだ。
でもね、いくら神様であろうと勝手にいじくられるのは癪に触る
これでも生活にまぁまぁ満足してんだ
だから返せ。元の世界に、』
「でも、…できない
キミは選ばれたの。この我らに」
『拒否権はないみてぇだな』
「うん。…ごめんね
だからキミが納得してくれるように条件を出したんだ」
『…、そう、か』
「…話を進めていい?」
『あぁ、だって拒否権ねぇんだろ』
「………えっと、」
やさぐれる彼女を心配しながらも話を進めた
彼の話をまとめてみると、
夢主には《執行人》という権利を与えられる
その執行人とは、様々な世界からトリップしてきた者を裁く権利を持つ
裁く理由として上げられること
1、人道に反すること(人殺しなど)
2、その世界のルール(法律など)を破ること
3、重要人物に悪影響を与える行為をする
生活妨害(ストーカー)など
これを報告書にし、上からの許可されたら当人に報告して強制的に世界から追い出す
その代わり、執行人には様々な特権が与えられる
1、災難(自然災害)には合わない
つまり、自然死しかない
2、世界に影響を与えないほどであれば、願いごとを叶えてもらえる
仕事をやればやるほどに良いものが与えられる(ご褒美のようなもの)
3、生活の保証
戸籍、お金、仕事を保証する
『こんないい条件なら、2で変なお願いをするんじゃね?』
「だから世界に影響がない程度だよ」
『へぇー…………………』
自暴自棄になっている
「…、」(おろおろ)
『じゃあ、とりあえず生活の保証はしてくれるんだな?』
「う、うん!戸籍がないとおかしいからね
まぁ、自分は愛されてるぅん(ハート)から大丈夫なの!っていうアホもいたなぁ…その時点で警察に捕まるよね」
『うわぁ…』
「こっちの言っている内容を理解しないでワガママだけ言って世界を渡る馬鹿がいるんだよ。だから戸籍がないとか野宿とかして警察に保護される子もいるよ」
『…』
「話は最後まで聞くのがじょーしき!」
『まぁ、そうッスね』
「で。ちゃんと保証されてるから安心してね。それでキミは我らに何を願う?」
『ん、んー…』
悩んだ。
「(あ。世界の重要人物と出会う可能性がすっごく高くなってること言う…わなくていいか。うん、言ったらますます苦労しそう。)」
執行人は世界の重要人物と出会う確率が非常に高くなる
それはその重要人物に異物(トリップした者)は近づくからだ
だから重要人物と繋がっていれば情報提供してもらったり、異物をわざと騒がせて消す理由にすればいいっというわけである
『ねぇ、』
「ん?」
『絵と歌がうまくなりたい。後、瞬間記憶力が欲しい』
「そんなことでいいの?」
『うん。ずっと練習しても上手くならなくて悔しかったから、さ
記憶力もなくてよく忘れて勉強した意味なくてさぁ…』
「分かった。絵と歌は才能を与える。
その才能をどう伸ばすかはキミ次第
画家のような絵か、漫画のような絵か、絵っといっても色々あるからねー」
『うん。』
「瞬間記憶力は記憶力の引き出しをたーくさん増やすから」
『うん。』
「それじゃあ…異物の排除を頼むね。我らの姫君ー執行人」
『…はい、』
さぁ、異物を排除しましょう
異物は所詮、異物に過ぎないのだから
《用語》
執行人
異物(トリップした者)の監視し、この世界に不適正、悪影響と判断したら追い出す
神様たち
お神軍(おかみぐん)っと呼んでいる
色々な神様がいるそうで、能力も様々
異物
トリップした者
我らのお姫さま(姫君など)
神様たちが呼ぶ夢主のあだな
作者
逆ハーや非傍観者を排除する役目
初めは嫌々であったが、周りの日常が壊れていく様子に異物に対しては段々と冷酷になっていくことでしょう
夢主の生活としては、マイペースで無駄に浅く広い人間関係であるが、友達はまばらに存在している
友達が重要人物が多い
…