▽ヒロアカ短編
上鳴くんが活躍する話
タイトルまんまで、上鳴くんが活躍する話を書きたくて思い付いた話です。
恋愛面でかっこいい彼も書きたいんですが、二枚目の上鳴くんか彼女に泣いてすがる上鳴くんしか思い付きません!
小ネタは物間くん参戦バージョン。
短編お読み頂いてから推薦。
上鳴くんメインにしたかったので短編では削りましたが、こういう熱い展開が好きです。
*
「――やあ。上鳴君。僕が来たからには、君はそのままアホになってて構わないよ」
「…ウ、ウェ……お前……」
現れたのはB組の物間。
話を聞いて、駆けつけたのだ。
彼は上鳴の肩に触れながら、隣に腰かける。
上鳴の"個性"はコピーした。
「でも、君は腐っても優秀なA組の一員だろ?――この程度が限界だなんて笑わせるな」
「……物間……」
「僕の電力を君にあげるよ。多少は回復するだろう。だから、絶対に最後までやりとげろ」
――多くの人々の命が、君の"個性"で繋がっているんだから。
物間は《放電》を発動する。
その電力は、彼の手から掴んだ肩へと流れて、上鳴に充電されていく。
「……ありがとな、物間。必ず俺が繋いでみせる……!!」
「…フ。当然のことをかっこよく言わないでくれるかな」
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