happy♡whiteday!
▽ブルロシリーズ
可愛い二人の日
小学生〜ホワイトデーの贈り物に夢主の欲しいものをあげたいと奮闘する廻少年。
イベント好きなのでこれはもう小中高それぞれのバレンタインとホワイトデーを書くかも知れん。
小ネタは凛ちゃんでホワイトデーの話。
この前のlogでアプリガチャで凛ちゃん引いたら小説書くって願掛けして爆死したんですが、今日の無料ガチャで来た記念です。
私の中の凛ちゃんの(恋愛)解釈はツンデレになります。そもそも彼らは恋愛している暇はあるのか?という前提があるので、一番書くのが難しいのがストイックな彼かも知れません。(次点は千切くんかなー)
【凛からのホワイトデー】
「――……ん」
「え、なにこれ?」
凛に渡されたのは、ラッピングされた小箱。ターコイズブルー色のリボンが巻かれている。
「今日はホワイトデーなんだろ?……おい、なんだその信じられないって顔は」
「だって、バレンタインデーでチョコをあげようとしたら断られて受け取ってもらえなかったし」
「……あれは、悪かった。その辺りは色々あって自分に余裕がなかったから……」
余裕がなかったとは、きっとお兄さんの冴さんとのことだ。
「……俺が受け取らなかったのに、受け取れってのも虫が良すぎるな」
「っ待って!受け取るから!」
まさか、凛からホワイトデーの贈り物を貰えるなんて思ってなかったから、嬉しい。すごく嬉しい。
「……受け取ってあげないこともないから!」
「なんだそりゃ。顔が隠しきれてねーよ。……素直じゃねえやつ」
「凛に言われたくないんだけど、それ」
来年は受け取ってねと言うと「……気が向いたらな」そうツンと返す凛に、ほらやっぱりって私は笑った。
彼がいつデレてくれるか、私は気長にその日を待っている。
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小ネタ ブルロ