だいたい最推し(ブルロでは蜂楽くん)しか、誕生日は覚えてないのですが、ブルロアプリでキャラの誕生日を教えてくれるので当日に気づきはっとする書き手です。
ちょうど書きたいなと思ってたものがあったので小ネタにしました。
脱落した組はどうなるんだろう?という妄想をちょっと膨らませた、ブルーロック脱落後の彼です。
こうだったらかっこいいな〜って願望入れましたが、アプリで蜂楽くんと今村くんの会話イベントで、落ち込んでる今村氏に
「まだ恋愛が残ってるよ。ラブ&ピース♪」
と蜂楽くん慰めてたので、元気にラブ&ピースしてても彼らしくて良いですね。
今村くん、誕生日おめでとう!🎂
*
"
青の監獄"
二次
選考の2ndステージで敗退した俺、今村遊大。
俺の武器は、スピードとテックニックだ。
……だったが。"
青の監獄"では、俺以上にそれを武器にしているすごいヤツらがいて、俺の武器は――
俺のサッカーは、通用しなかった。
「ちく……しょうっ……!」
その時は泣いた。めちゃくちゃ泣いた。
――でも、帰ってきて気づいたんだ。
俺にはサッカーだけじゃなくて。
「おかえり!今村!」
「もーっ、遊大いなくてさびしかった」
女の子たちがいるってことを!!
◆◆◆
サッカーを始めたのは、7歳の時だった。
テレビでたまたま観たサッカーの試合に感動したという、ありふれたきっかけ。
周りからは「モテたくてサッカーを始めたんだろう」って言われるけど、違う。
あの頃は、純粋にサッカーが好きだった。
もちろん今もサッカーは好きだし、将来プロになれたらいいなってぼんやり思ってた。
ただそれは、女の子にモテるし、プロになったら女子アナやアイドルとかと付き合えそうって思ってたから。
両親からは良い職業に就けって、
有名商業高校に通わされたけど。
(……あいつらとのサッカー、楽しかったな)
今思えば、潔があんなに必死だった理由がわかる。
負けたら、そこで終わり。
あの"
青の監獄"は、サッカー人生を懸けた場所だったんだと――今さらながら理解して。
(……終わらせたくねぇ。サッカー辞めたくねぇ……!)
もう、あいつらと
同じ舞台には立てないけど、それでも追いかけようと思う。
この気持ちは本物だから。
何よりこのまま、俺のサッカーを終わらせたくない……!
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