・番外編
君が笑えば僕らも嬉しい
轟くんのお話
場所が病院とのことで、すかさず文スト医者キャラも登場させてます。
追記にて本誌若干ネタバレ?&その小ネタ
ヒロアカも単行本派なんですが、グーグル先生が興味あるニュースをと本誌ネタバレ見てしまいました
トガちゃんに告白された緑谷くんの反応のやつですね!(ついに緑谷くん告白される…!)
台詞しか見てないですが、それだけでもきゅんときましたね〜
クレープってすごく女の子っていうイメージがあるので、その発想が出る緑谷くん女子力高いな(笑)
小ネタはその台詞から思い付いたままの話です↓
【実は計画的】
「あ、あのさ……!」
彼女をどうデートに誘えば良いのか分からなかった僕の口実は。
遊園地で行うヒーローのイベントを一緒に見に行かない?というものだった。
「出久くんらしいね」
と、笑う君。僕の趣味に嫌な顔せずに二つ返事をしてくれたこともすごく嬉しいけど。
本当は…恋人になった君と、ちゃんと恋人っぽいデートをしたかったんだ。
「あ、イベントは向こうみたい!」
行こう――こんな風に手を引くフリして自然と手を繋いで。
「クレープ、おいしそうだね。僕らも食べようか」
休憩がてら、二人でクレープを食べる。
クレープを両手で持ってる姿が女の子らしくて可愛いなって見惚れていたら……
「あっこっちの味見してみる?」
もしかしたら食べたそうに見えてしまったのかも知れない。
ちょっと恥ずかしいけど、差し出されたクレープに結果オーライだ。
「じゃあ、僕のもどうぞ」
味見しあって、どっちもおいしいねと笑い合った。
こんな何気ない一時がとても楽しくて。
口許のクリームを指で拭う仕草が色っぽいなと、僕は再び彼女に見惚れる。
恋人っぽいというか、すごくありきたりなベタなデートかもしれない。
ベタついでに――
「一番上に着いたら……キスしても…いいかな?」
観覧車と夜景に頼る僕は、ずるいだろうか。
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小ネタ ヒロアカ