・ヒロアカ長編
No.64 合宿はもう始まっている
林間合宿の始まりです!
バスの中の様子など、小説Uの内容は番外編になります。
・ドラクエ長編
第37話 ダーハラ湿原
ダーハルーネに向かう途中のダーハラ湿原を通る一行。
小ネタは↑の会話にも出てくる保護者なカミュ。
【お母さん?】
勇者のサラサラ髪が風に揺れる。
彼の髪も以前よりだいぶ伸びた。
「後ろで結べそうなぐらいまで伸びたね」
「うーん、そうなるとちょっとホメロスっぽい髪型になるからなぁ。…ねえ、僕の髪切ってもらえ……ってなんでそんな青ざめたような顔に!?」
「私が切ってもし失敗したらと思って…髪切るあるあるが…」
「あるある?」
「左右の長さが合わなくて、調整するうちにどんどん短くなっていっちゃうあるある」
「…なるほど。(記憶喪失なのにあるあるネタは覚えてるの不思議だよなぁ)」
「あ、カミュに頼んでみたらどうかな?カミュは器用だし」
「そうだな!カミューー!」
「なに、髪を切ってほしい?確かにお前、前より伸びたよな。だが、髪ぐらい自分で切れ。……。二人してそんな目で見んな……。…………しょうがねえなぁ。そこに座って動くなよ?」
「やったー!」
――数分後。
「すごい!完璧だよ、カミュ!」
「本当に!サラサラの髪が綺麗に切り揃えられてる!」
「大袈裟なんだよ、お前らは」
そう、それはまるで……
「「お母さん……!」」
「いや、なんでだよ!!」
(そこはせめて兄貴とか……)
――そういや。よく、こうしてあいつの髪を切ってやったな……。
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