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2022/06/17(Fri)
アンケート終了

ヒロアカキャラ
相澤先生…11票
爆豪くん…10票
轟くん…9票

文ストキャラ
中也さん…10票
太宰さん…9票
乱歩さん…6票

ドラクエキャラ
カミュ…9票
勇者…1票

ご参加、ありがとうございました!
【相澤先生、おめでとう!】


「おいおいイレイザー!おい、これ見てみろよ!」

プレゼント・マイクが大慌てで、広げる雑誌には……

「人気ヒーローランキング?それがどうしたって…………」

相澤は二度見した。人気のヒーローを抑えて、一位の自分のヒーロー名に。

「ついにお前の時代が来たみたいだぜ!!」
「……これ、印字ミスしてんぞ」

自分が一位などありえない。
何故なら、元々マスコミ嫌いもあり、滅多に表舞台に出ないので、世間からの知名度も低いのに。

「んな堂々とした印字ミスねえだろ!もっと喜べって!」

バンバンと相澤の肩を叩くプレゼント・マイクに、普段なら怒るところだが、彼は真剣に考えていた。

(嫌がらせか……?)

それか、なにかの陰謀か――彼はそう結論づける。
その夜、恋人にその事を話したら、謎は呆気なく解決した。

「消太くんの熱烈なフォロワーがいるんだよ。――ここに」
「お前か」

……いや、つい反射的につっこんでしまったがどういうことだ。

「投票はハガキでも受け付けてたから、大量に送りつけてみた結果です」
「……。懸賞に送った方が有意義な使い道だろ……」

呆れながら、なんでまたと相澤は聞く。

「消太くんはこんな素敵なヒーローなんだって、もっと多くの人に知ってもらいたくって……」

返ってきた答えに彼は面食らった。
健気に恋人に言われてしまえば、文句を言う気は失せる。
代わりに相澤の口から出た言葉。

「……お前が知ってれば、それで十分だよ」

全員に好かれたいとも、他人に理解してもらいたいとも思ったことはなかった。
大事な人が理解してくれて、そんな風に思ってくれるなら――それだけで十分なのだ。

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