TOA

「……本当はね、ルーク。わたくしも、あなたと同じなのよ」
「イオンさま、ごめんなさい……わたくし……あなたを救えなくて――」


マレーネ・フォン・シュナイデン

年齢:14歳
身長:148cm
体重:35kg
クラス:譜術士フォニマー
誕生日:ND2003年・ルナリデーカン・ローレライ・6の日(12月6日 金曜日)
武器:短剣
ICV:
お相手:アッシュ

「テイルズオブジアビス」に登場するキャラクター。英語表記は「Marlene fone Schneiden」。本名はニクセ・フォン・ファブレ(Nixe fone Fabre)。パーティメンバーには加入しない。マレーネ・フォン・シュナイデンの名を付けたのはヴァン。

キムラスカ王国・ファブレ公爵家の居なくなった娘。ルークとは血の繋がった妹だが、現在はローレライ教団の神託の盾オラクル騎士団に所属する第七音譜術士セブンスフォニマー。――しかしその正体は、ニクセ・フォン・ファブレのレプリカ。知識と情緒を植え付けられ、成功体として被験者オリジナルの導師イオンの傍に仕えていた。オリジナルニクセは既に消滅しているが、攫われたのは二歳にならない程度の時。ファブレ家の警備ガバとか言っちゃいけない。
神託の盾騎士団の中でもアッシュには懐いている様子だが、やはりそこはオリジナルの記憶によるものだろうか……?なお、アッシュはニクセのことを知らない。レプリカゆえ、本来は無いはずの「ニクセ・フォン・ファブレ」の記憶が入っている。一人称が「わたくし」なのは、レプリカとしてこの世に生を受けた時にそう矯正されたから。

オリジナルがそうであったからかこちらのマレーネも第七音譜術士になる資格を持っている。そのため騎士団では度々治癒に駆り出されることがあるが、あまり自分のこの力については良く思っていないらしい。恐らくオリジナルイオンに仕えていた時にイオンの寿命を何とかすることが出来なかったことを思い出すため。アリエッタとは親友だったがオリジナルイオンの死後、袂を分かった。現在の導師イオンにも仕えているが、どちらかといえば「いい子ちゃん」なレプリカイオンなので、嫌味を言ってきていたイオンと過ごした方が楽しかった、という心に不思議な感情を抱いている。導師イオンに仕えてはいるもののオリジナルイオンに仕えているという心の方が大きいのでレプリカイオンが抜け出しても探しに行こうとはしない。ただルーク一行と合間見えた時には一瞬イオンを一瞥しては居る。「自分はルークと同じ」と言ったのは髪を切ったあとのルークと初めて会った時の話。ジェイドはその時点でマレーネがレプリカではないかとルークに話していた。

オリジナルイオンが死んでからマレーネが神託の盾騎士団に居る理由はアッシュのみになったので、アッシュが別行動をし出してからはマレーネもそちらに付いていくことになる。終盤、自身の命を自棄になって燃やしているアッシュを泣きながら怒るが、あまり効果はない。なおアッシュ・ルークはレムの塔にてその場に不釣り合いなしっかりとした本を拾い、その本に書かれていた「ニクセ・フォン・ファブレ」という存在を知る。しかしながらマレーネ=ニクセという結論には至らなかったが、エルドラントにてアッシュがルークたちの囮になる際にマレーネも参戦し且つ自身の得意とするナイフ術と、何故か覚えていた(恐らくヴァンとイオンによるものだが)アルバート流剣術を巧みに使い兵士を一掃、隙をつかれ兵士に刺されそうになったアッシュを庇い、マレーネを呼ぶアッシュに「ありがとう、おにいさま」と言って倒れたことでアッシュはマレーネがニクセであると気付くことになった。マレーネ=ニクセだと知ったルークはジェイドに言われた「マレーネレプリカ説」をアッシュに伝える。マレーネ=ニクセレプリカだと理解した訳であるが、妹として、兄として、ニクセのことを愛してやれなかったことに後悔しているアッシュとルークは確かに存在する。なお、「テイルズオブザレイズ」にてプレイアブル実装された。

肌は白めで髪色はガーネット、瞳の色はリーフグリーン。普段は瞳の色をボルドーにしている。胸にかかるまでの長髪で、前髪はぱっつんのアシンメトリー。