K

白椛眞銀(しらかば・ましろ)

「わたしの名前は白椛眞銀。気軽にマシロって呼んでね」
「多々良のこと、見えてたのに、助けれなかった。……わたしが吠舞羅に居ちゃ駄目、きっと、許してもらえない」

年齢:19歳(自称)
身長:165cm
誕生日:12月31日
血液型:B型
ICV:香里有佐
お相手:伊佐那社/アドルフ・K・ヴァイスマン

吠舞羅に居候していたストレイン。十束多々良の死亡後に吠舞羅から姿を消し、一人七釜戸の街を歩いている。家は七釜戸の御柱タワー付近。小さな雑貨店を営むことで生計を立てている。自称19歳だが草薙と出会った時は少なくとも草薙と同い年くらいだった為、本当はもっと歳上だと思われる。少なくとも7歳はサバを読んでいる。「身長伸びひんな、マシロ」「うるさいなあ、自分でも気にしてるんだから辞めてよね」
ストレインとしての能力は擬似未来視。近ければ近いほど未来が読みやすく、遠ければ遠いほど未来は不確定なものとして読みにくくなる。それ故に十束多々良の死についても感知していたが、相手の顔に酷くデジャヴを覚え、無意識に伝える事が出来ずその日が来てしまった。長年の友人の死、そしてそれを分かっていて伝えなかった後悔で吠舞羅から去るも、今度こそは、と奔走する。
決して吠舞羅のメンバー、赤のクランズマンという訳ではない

▼以下Kの真実及びK二期のエンディングまでのネタバレを含む為反転


「王様に伝えなくちゃ、王様、王様……」

本名はシュテル・H(ハイドリヒ)・シュネー。愛称は「シュディ」。第一王権者「白銀の王」アドルフ・K・ヴァイスマンに仕えた最初期のクランズマンで、王の属性を受け継ぎ「不変」の力を持つ。クランズマンとなってから未来視の力に気付くが、王であるアドルフはそれに気付かぬままとなった。13年前にアドルフの未来を覗いてしまい、それを疎んだ何者かがシュテルの背を突き落とす。不変の力はアドルフでさえもその全てを把握している訳では無いため、シュテルは死んだものだと思っていたが、不変によって命を落とさず、草薙出雲に拾われていた。以後、草薙出雲と共に過ごす。当時の背丈は小学校六年生(アドルフのクランズマンとなった年齢)であり、本来ならそのまま成長しない筈だったところ、何らかの原因で成長をすることになる。シュテル及び眞銀曰く、「わたしの白銀の力が弱くなっている」らしい。実年齢はアドルフより10個下くらい(サバ読みすぎ)。ちなみに、当時は落下のショックで記憶を落としており、白椛眞銀という名前は頭の隅に残っていた「王様との記憶」から取り出したもの。周防尊の王としての力の覚醒をきっかけに記憶を取り戻す。なお、弱くなっては居るものの、白銀の力で命を繋いでいる状況であるため、石版の力が無くなると同時に命を落としてしまう。アドルフの最初のクランズマンであるということを誇りに命の花を散らすのは良いのか悪いのか未だに分かりはしないが、伊佐那社の事を守ったりしていたあたり、まだ王様のことが好きな様子。伊佐那社に惹かれていた節もあり、両片思いなのに気付いたのは草薙や紫くらいである。このまま命を落とさずにアドルフと共に居ることになるのなら、これからはゆっくりとアドルフと手を取り生きていくことになりそうだ。死ぬから無理だけど。
クロに対してはそこまで警戒心を抱いていなかったしネコも可愛くて好きだったので、二人が社と行動し始めてからは二人のサポートもしたし、覚醒した社と出会ってからは白銀のクランの先輩として先輩風を吹かせている。

最後まで終ぞ分かることは無かったが、シュテルの白銀としての力は「不変」ではなく「可変」。恐らく未来視で見た未来を変えられるようになったことから。飛行船に居た頃はアドルフの力が勝っていたが、そこから出たため可変の力が強く作用し、死に近付いていたと思われる。


※追記あり