グランブルーファンタジー

[蒼空の隣人]ラグエル

「ぼくは本来、監吏であれと望まれて設計された天司なんだけどね」
「ぼくはラグエル。神様の友であれかしと云われたモノだよ」
「ぼくらの末っ子が困ってるんだもん。力を貸すよ、何度だって。ずっと見守ってきたからさ、ぼくは」

レアリティ:SR/SSR
属性:光
タイプ/武器:バランス/剣・銃
種族:星晶獣(天司)
年齢:不明
身長:167cm
趣味:サンダルフォンで遊ぶ
好き:好きなもの
苦手:苦手なもの
CV:
お相手:天司(家族夢)

[蒼空の隣人]ラグエル(イベント加入SR、特定条件でSSRに強化)その天司は楽園の監吏であった。その天司は全てにとっての友人であった。どうか誰もが手を取り合って暮らせるようにと願っていたのに、自身を形作った神がそんな世界を崩すことになるなんて。嘘であれ、と祈った日々に、終止符を。

星晶獣の生みの親にして『研究者』でもある星の民の一人、ルシフェルによって生み出された天司のうちの一体。ルシファーによって「友愛」を司る者とされたが、それと同じく「終焉」「復讐」を司る者ともされた。復讐とは謂わば監視するという意味であり、他の天司の行いを監視する監吏としての役割を持つ。四対の羽を持つ力の強い天司。ルシフェルやベリアルとは同時期の生まれで、ルシファーに「立場を同じくする天司」「友情を研究する為の天司」というロールを望まれて生まれたため、恋情を抱くことはなく、須らくその愛は友に向けるもの。ただしサンダルフォンにおいては自分たち天司の中でも末の末という認識で、パンデモニウムに幽閉されていた時期のサンダルフォンも監吏の天司として見守っていたからか、我ら天司の末っ子であるという意識が強い。サンダルフォンのことを末っ子であると識別するようになってからは天司達のことを家族と思うように変わっていく。ルシファーから始まりサンダルフォン、加えて空の民、人間、特異点である主人公にまで手心を加えるが、それ故か「000」ではベリアル側に交流を絶たれてしまう。なお、「刑死」を司るサリエルとは司るものが似通っている為交流が深い。また、「進化」を司るルシフェルとは「終焉」を司る天司である所以か仲も良かったらしい。
自分の友が須らく幸せで平和に暮らせる世界を誰よりも、何よりも、どんなものよりも強く願っている。その性質上天司の中でも正義感が強い。所謂ラノベの主人公タイプで、周囲を巻き込んで笑顔を振りまく側。人間で言うと女性と近い形を取っているにも関わらず一人称が「ぼく」なのは間違っても恋情を抱くことがないように設計されたから。ただ、なんだかんだで抱えている悩みは多い。

原初の星晶獣でありながら、庇護する者として空の民を扱い、守護し、特異点である主人公、グランサイファーの団長と共に在ることに。「000」のストーリー終了後は特異点と共に「華奢な指だ……」とサンダルフォンのことを弄っている。他の天司とは違い自然に還すことが難しい概念を権能に持つ故か、その他の天司と比べると返還が緩やか。友愛は元より芯となった概念であり、自然どころか全てに存在する感情なので返還する必要はない。ただ、終焉も監視も自然に返還するにはあまりにも複雑な概念であり、自然の一存では扱えない性質であるので、緩やかに返還してはいるもののその全てを返還することは今のところ考えていない。

奥義『ゼーロス・オブ・アトモスフィア(+)』
「愛も、恋も、友情も。壊れてしまうものだと知っていても、それを司るのだから、ぼくは。――ゼーロス・オブ・アトモスフィア。愛し続けよう、この世界を」

「ぼくは……、……ねえ、ルシファー。ぼくはどうして君の友人として作られたんだろう。君の研究意欲をそそるだけの天司だ。終焉を齎すための天司だ。光に復讐するための天司だ。けれど、ああ、どうして、かな。愛を……友情を芯とするだけで、どうしてこんなに、苦しいの」

「やあ、ルシフェル。サンダルフォンは元気かな?ふふ、そう。元気そうで良かったよ、ぼくらの末。……そうだ、珈琲を煎れてくれないかな。ルシフェルから聞いているよ、とても美味しいのだと」
「ラグエル、良く来たね」
「ラグエル様、ルシフェル様から何を……」
「うん?ぼくらの末が可愛らしい、ということしか聞いていないよ、ぼくは」

「ラグ」
「……ベリアル?珍しいね、こんな所に来るなんて」
「ラグが一人で悩んでいる気がしてね。ソロプレイかい?」
「お前、その口は変わらないんだね」
「今度はSMプレイか?はは、イっちまいそうだ」
「心配して来てくれたんだろう。……ありがとう、ベ。アル。ぼくは大丈夫だよ、狡知」