TOX/2

「ずっと……ずっとね、心の中に、ぽっかり穴が空いたみたいで、こういうのを、寂しいっていうのかな」
「ジュードに――ジュードに、たくさん助けてもらったの、わたし。ねえ、だから、おにいちゃん、わたし、たくさんみんなのこと、助けたい」


アナスタシア

ICV:古賀葵
性別:女性
年齢:12歳(X)→13歳(X2)
身長:150cm
クラス:魔法剣士
武器:片手剣
お相手:ジュード・マティス

「テイルズオブエクシリア」及び「テイルズオブエクシリア2」に登場するキャラクター。英語表記は「Anastasia」。本名はアナスタシア・ウィル・クルスニク。一人称は「わたし」、二人称は「あなた」。
五年前、ル・ロンドにあるジュードの実家の前で倒れているのをジュードに拾われた。拾い主()であるジュードに大層懐いており、物語がスタートする二年前にイル・ファンに突撃隣のジュード家をはたしている。拾われた時から自分の名前がアナスタシアである以外の記憶がない。ただ、家族は確かに居たのだという記憶が薄ぼんやりとあり、マティス家を家族と認識していてもまだ寂しいという気持ちが。本能的に剣の振り回し方を理解しているので剣も振れるし、魔法も使える。本名から察するにクルスニクの家系、つまりユリウスとルドガーの妹ということになるが、エレンピオス人なのに魔法が使えるのは本物のクルスニクではない為。本来の“アナスタシア”はマナから生まれた精霊であるが、色々あって人間に転生した。赤ちゃんの時にクルスニク一家に拾われてアナスタシア・ウィル・クルスニクとなったので、骸殻能力は存在しない。ただしアナスタシアは精霊の時の記憶はないし、拾われたという記憶もないので、このアナスタシアの最初の記憶はクルスニクでのものになる。
※“精霊アナスタシア”は無を司る精霊だったので、精霊能力に含まれる骸殻による時歪の因子化を防ぐことが出来る。

エクシリアでは同い年のエリーゼ・ルタスと同じく喋るぬいぐるみ(※ティポはまた別)を持ち歩いており、ジュードもどこで手に入れたかは良く分からないらしい。何となく熊っぽい喋るぬいぐるみと兎っぽい喋るぬいぐるみがいる。黒目の白熊、ユウ(CV:大川透)と緑目の白兎、ルー(CV:近藤隆)。長らく共に居たが最終戦後にいつの間にか居なくなっていた。なお、名付けも拾ったのも実家の記憶を無くしていた時だったが、途中で本当の家族のことを思い出している。ただ、クルスニクに帰ろうとはしていない。X2開始時にたまたまルドガーと再会し、たまたまユリウスとも再会した。多分X2最序盤、一番混乱していたのは多分アナスタシア。ルドガー、ユリウスには「アナ」と呼ばれており、兄弟のことは「おにいちゃん」と呼んでいる。
またエリーゼとはパーティメンバー内でもずいぶんと仲が良い。同い年でありお供がついている関係で諸々あった。

髪の色は納戸色、瞳の色は黒。低めのツインテールで肌は白め。黒いオフショルダーのシャツに薄紅のセーター、ブラウンのタータンチェックの膝までの長さのキュロットを着用。イメージカラーは髪の色と同じく納戸色である。