TOG

「――いけないわ。そう、そうよ……わたしが此処に居ちゃ、いけなかったのね……」
「我が名はフォルテ。陛下に仕える護衛役です。どうぞお気になさらず」


レヴィー・フラガ・レオネ

ICV:立花理香
性別:女性
年齢:9歳→16歳
身長:141cm→158cm
体重:35kg→40kg
クラス:不明
所持武器:槍、双剣、ナイフ
お相手:リチャード

「テイルズオブグレイセス」及び「テイルズオブグレイセス エフ」に登場するキャラクター。英語表記は「Revy Fulag Leone」。
パーティに加入こそするが戦わせることは出来ない。ただしリチャードとの最終決戦及びラムダとの最終決戦限定で戦闘が可能となる。リチャードとの戦いでは戦いに参加させてもさせなくても問題ないが、ラムダとの戦いではレヴィーを必ず戦わせなければならない。なお、「未来への系譜編」においては正式に加入する。

自信家でそれに見合うだけの実力は持っているが、何分人見知りで緊張しいであるため、殆どの人間がレヴィーの自信を根拠の無いものだと思っている。得意とするのは棒術を活かした槍、軽い刀二本を振り回す双刀術。またその来歴からか、(毒を塗った)ナイフを投げるなどの暗殺術にも長ける。
王都バロニアに近い領地レオーネの領主の長女。下に弟が一人居るので、レオーネの次期領主はそっち。レヴィー自身は産まれる前からの誓約である「次期王の結婚相手になる」ことが決まっている。それゆえリチャードとは婚姻関係にある幼馴染であり、親戚でもある。水面下での争いが激しい王家に産まれたリチャードのことを心底心配しており、幼い頃は自分も人見知りでありながらもアスベルたちと関わっていく態度が見られる。暗殺術に長けている理由はリチャードを守るため。アスベルたちと出会った頃には既に拙いながらも剣を振り回していた。

幼少期にリチャードと共にラント領を訪れた際にアスベルたちと出会う。リチャードを守る気持ちが大きかったため、リチャードへ襲撃してきた暗殺者から守ってくれたアスベルやソフィに感謝の気持ちを抱き、友情を深める。後に王都に遊びに来た4人にお城を案内すると嬉しそうにしていたリチャードと共に自分も同行すると言ったが、抜け道に到着するや否やリチャードが倒れているところを見てしまい、一時茫然自失となる。その後アスベルたちがその場に到着するが魔物に襲われ、レヴィーを含めた彼女らを庇ったソフィは消滅し、レヴィーはその一部始終をはっきりとした意識で見ており、意識のないリチャードを抱えて救出する。アスベルたちとはそれきりとなった。

セルディク公によるクーデターで王都を追われ、再会したアスベルたち、そしてデール公が指揮を執る援軍の協力を得て、王位奪還のために軍を挙げたリチャードに従う。なおレヴィーはレヴィーとしてではなく、白い仮面で顔を隠し「フォルテ(forte)」と名乗り行動する。フォルテ=レヴィーを知っているのはリチャードとアスベルのみ。パーティにはフォルテとして加入するが、戦闘には出せない。冷酷な性格となったリチャードに焦りもせずただ付いていくが、それはまだリチャードが「リチャード」であったからで、リチャードの性格を捻じ曲げたリチャードの心の内にいる黒幕には強い憎悪を抱いている。ラント侵攻以降もリチャードに付いて行動するが、ラムダ繭内部までは入れなかった様子で、66号地区にてアスベルたちと合流・アスベル以外にも本性を明かす。一時加入扱いで、この時も戦闘には出せない。星の核でのリチャードと戦闘から出せるようになる。自意識を取り戻したリチャードに止めをさして欲しいと頼まれるも力の入らない様子のリチャードに七年前を思い出し震えながらその場に立ち尽くす。しかし分離したラムダと倒れたリチャードを見るなり憤怒を顕にして戦闘に移行。元に戻ったリチャード、ラムダを取り込んだアスベルを見て安心したように微笑み、パーティメンバーの前に崩れ落ちた。

「未来への系譜編」ではリチャードと共にパーティへ正式加入する。アスベル・ソフィ・リチャード・レヴィーのスキットにて、リチャードが王の座に戻り、ほとぼりが冷めたら正妃としてレヴィーを迎え入れることと、幼い頃から自身を支えてくれたレヴィーのことが好きだと語るリチャードに照れるレヴィーを見ることが出来る。別の場所で同じメンバーのスキットではそのお返しのように「昔からわたしの全部はリチャードに捧げてきたから」というレヴィーに嬉しそうに微笑むリチャードも見れる。「未来への系譜編」終了後はリチャードとレヴィーが共に城に入るあたり、城内の人にはもう認められているのかもしれない。

肌は白めで髪色はシトラス、瞳の色はカメリア。長髪で編み込みを入れている。