モルガン@

旅の途中、星晶獣シルフの加護により栄えるという稀有な国を訪れた一行。
一行は、その星晶獣シルフを喰らったファフニールを退治するため、討伐軍に加わることとなった。
ランスロットに王宮を案内されている中、一行は王宮の中にいた幼いエルーンの少女を見つける。
ルリア「あれ……あの人は?」
ランスロット「ああ、あの子はモルガン。白竜騎士団の魔術師だ」
ビィ「あんな小さい子がかぁ?」
ランスロット「とは言っても、腕は一流だぞ。……お、こっちを向いたな」
ランスロットがそう言うと、モルガンは小走りで一行の元へ走ってくる。
モルガン「ランスロットさま、そちらが今回の……」
ランスロット「そうだ。ファフニール討伐に手を貸してくれる……」

【○○(ユーザーネーム)です】
モルガン「ああ、ええと……モルガン、と言います」
【騎空団のひとりです】
モルガン「そんな……確か、団長さん、でしたよね?」

モルガン「もしかして、客室にご案内している最中でしたか……!?」
ランスロット「そうだが、あまり気にしなくていい」
ルリア「はい!わたし、モルガンさんとお話したくて!」
ビィ「オイラも……○○もそうだぜ!」
モルガン「あ、あの、そんな、モルガンさんだなんて、どうぞ呼び捨ててください。……そう言って頂けると、嬉しいです。」
「明日はどうぞ宜しくお願いしますね。」
ビィ「明日はモルガンも行くのか?」
モルガン「はい。これでも白竜騎士団の魔術師ですので!」
ルリア「わあ、そうだったんですね!明日、宜しくお願いします!」
ランスロット「モルガンは俺達の自慢だからな。……おっと、モルガン、あっちにいるのは……」
モルガン「いけない、あの子と約束をしていたのでした……!あの、それではおやすみなさい……!」
ルリア「おやすみなさーい!」
ランスロット「ああ、おやすみ」
こうして……ファフニール討伐を目前に控えた夜は、幼い魔術師に確かな心強さを感じながら、静かに更けていった。