「あ!お前、二宮の女!」
「………え?」
場所に似合わぬボリュームと髭面に唖然とした返ししかできなかった。
「覚えてないのかよ。居酒屋で会っただろ」
「それは覚えてるんですけど、そもそも二宮先輩は高校の時の先輩というだけですよ」
「ふーん」
疑っているような、なんか企んでるような、そんなニヤニヤしてるような顔を見て、二宮先輩の嫌いそうなタイプなのになぜ知り合いなのだろうかと不思議になってしまった。まあ、この前も無視してたか。
「まあ、なんでもいいからさ、勉強教えてくんない?」
「………学年上ですよね?入学したての1年生に分かると思います?」
→