お風呂
普通のお風呂にメアリが入ってたら
メアリ「あれ?ラムズ入らないんじゃないの?」
ラムズ「お前が入ってんなら入る」
メアリ「どうして――あ、鱗を見たいからね」
ラムズ「よくお分かりで」
このあと水で遊んでるメアリが見たい…
「見てほら!水の中でこんな泡も作れるのよ!」って嬉々として見せて、ラムズがちょっと笑ってるのが見たい…………
鱗が丸見えだから死ぬほど機嫌良さそう。
2人でお風呂はいっていちゃいちゃしてくれ…………
「体洗うか?」
「あー、そうね。石鹸で洗うんだっけ?海の水じゃないから綺麗にはならないみたい」
「俺が洗ってやる」
「え、いいわよ。自分でできるもの」
「いいから」
って言って鱗だけ死ぬほど丁寧に洗ってるラムズが見たい……
途中からメアリがのぼせそうで笑う
メアリが「えー、ラムズが洗ってくれるなら、わたしもラムズの体洗った方がいいかしら?」
「は? 別にいい。お前いい加減……」(陸の常識をもう少しわかってた方がいいと言おうとして、分からないままの方が自分にとって都合がいいからやっぱり言うのを辞めるラムズ)
「なに?」
「いや。いいや」
あとは最初にラムズが入ってきた時も、
「お前、俺以外の男が入ってきた時にその反応はやめておけよ」
「どうして?」
「襲われるぜ?」
「殺されるってこと?」
「陸に生きるものはだいたい洋服を着てるから、裸同然のお前を見るとヤってもいいのかと思われる」
「やってもって…ああ! そうなの?!そっか、そうだったわね。裸は見せちゃだめなのよね。海ではいつも裸なのに……」
「まあ、海と陸と違うし、下半身は人間だろうが」
「それもそうね。でもこの裸の足に、人間はいいと思うってこと?」
「そうらしい」
「ラムズは?」
「鱗もねえのに、何を思うことがあるか」
「…………そうよね」
逆にラムズが普通に風呂入ってる時にメアリが入る…ことはなさそうだけど、
んー。なんかこう風呂のある部屋の前で
「あれ、ラムズ。お風呂入ってるの?」
「ああ」
「どうして?」
「気まぐれ」
「……ふうん。せっかくだから、わたしも今日は入ってみようかな。入ってもいいかしら?」
「……今?」
ラムズは心のなかで、本当に何も学習してないなこいつと思っている。
「え、あとにした方がいい?お風呂狭いの?」
でも裸で入ってきたら鱗が見えることを思い出す。「いや、広い。早く来い」
「そう? ありがと!」
普通に入ってくるメアリ…………
おばか………………
入ってきたあと超最高ってラムズ思ってそうでとても萌える。
「水に濡れてると鱗ってさらに綺麗になるんだな」とか言いそう。
「そりゃ海にいる方が綺麗だもの」
「お前の鱗が見えるなら、毎日風呂に入ってもいいな」
「わたしは面倒だわ。お湯が苦手だし」
「じゃあ水にするか?」
「平気なの?陸の人は水の風呂になんて入ったら風邪をひくって聞いたわ」
「俺は平気。メアリがいいなら今度は冷たくしておいてやるよ」
「んー、それならいいかな?」
「メアリ、他のやつとは入んなよ?」
「他の人って?」
「レオンとか、ルテミスとか。|獣人《ジューマ》はまあ……まちまちだが、警戒はした方がいいぜ?」
「ラムズのことは警戒しなくていいの?」
「しなくていいよ。あんたが嫌がることはしねえから」
ラムズはそう言って後ろからずっと抱きしめながら鱗を撫でている。
「そうなの。ラムズも変わってるのね」