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26th. Dec 2021

二巻
1少命石 ベニトアイト 薄氷の監獄
ダイヤモンドとサファイアを合わせたような輝きを持つ。非常に脆く、朽ちるのが早い。たった一つの鉱山からしか発掘することができず、今まで何度も地上から姿を消している。

A二輝石 ディオプサイド 天は二物を与えん
光の下で見るときと闇の下で見るときで、輝きや色が変わる。闇の下では肉体的な眼球に頼らない方法で見なければならない。一部の獣人や特別な使族はこれを確認できる。

3鱗雲母 レピドライト アイルビーバック
旧名レピドラス。変異したポイズスネクなどの細かな鱗を他の鉱石へ混ぜて作り出された。もとの宝石の輝きに加えて、煌々と輝く鱗片が無数に浮かんでいるように見える。

4ムーンストーンt 月石 愛のいけにえ 
光の神フシューリアと水の神ポシーファルによる、月雨の日に取れる宝石。月雨とは、満月が一晩のうちに全て欠けていき、それが雨になって地上に落ちる気候のこと。月が泣いているようにも見えるため、月泣とも呼ばれる。この月の雫が固まったものがムーンストーンとなる。満月の日にムーンストーンを口に含み魔法を唱えると、未来を見ることができる。

5 虹石 トルマリン 気が違って、気紛はした
旧名トゥルマリ。絶え間なく色を変え、世界に存在するすべての色を映すことができる。虹の袂に置いて、最後まで渡ることができたものがトルマリンとなる。虹の袂を探すのも、渡り終わったトルマリンを見つけるのも大変であるため、希少石となっている。

6桃金石-ピンクディアマンタ 割れない宝石
昼のエメラルド、夜のルビーと呼ばれ、日光の下では緑色に、蝋燭の光の下では赤色に見える。初めて発見されたときアレキサンドロス大王に献上することとなり、彼の名前を取ってアレキサンドライトと名付けられた。

G血鉄鉱 ヘマタイト 正義の執行
勝利の元素マールスの流した黒い血が固まってできた宝石。所持している者は一度だけ勝利に導く手助けを受けることができ、使ったあとは血に戻って消えてしまう。

9魔瑪瑙 オニキス セイレムに餞を
悪魔を閉じ込めて作った宝石と言われ、多くの女が魔女として処刑された。だが彼女らはただの人間で、オニキスに悪魔の影もなかった。現在は神の爪を切ったものがオニキスになったという定説が主流だが、真偽は定かではない。
 
10釘石 アイオライト 糸巻きに敬礼
旧名イオスラ。多色性を示す鉱石。太陽のある方向から光が刺すと赤い光芒を放つ。この性質を生かし、船乗りのコンパスとして使われている。

J天使晶オーロラオーラ クロスがけの心
水晶に天使の羽根を溶かして作った宝石。天使は絶滅してしまったため、限られた数しか存在しない。近年の研究で、混ざっているのは刹那や永遠、唯一、変化等の元素が混交した未知の魔力であるという見方がされている。

12 藍喋鉱 アズライト 縄をあざなえて
紀元前、耳に近付けると何かを囁くような音が聞こえていた。意味のある言葉を発しているようだったが、言語が全く違うため翻訳できなかった。バベルの塔が傾いてからは全く喋らなくなってしまったので、アズライトがどんな言語で何を話していたのかは謎に包まれたままである。

13孔雀石 マラカイト たがためのネバーランド
ピルコーと呼ばれる鳥類の魔物の羽根の化石。煌めきを孕んでいながら、羽根らしい繊維や青と緑の目玉の模様が鮮やかに残っている。高価な羽ペンなどにも用いられている。


14黒玉ジェット スズの心臓
ニンフのドライアドが宿る木が化石となってできたと言われている。ほとんど煤の塊のように見えるが、森の風に吹かれると七色の艶めきを示す。かなり柔らかな宝石で、脆く崩れやすい。水の中に入れると溶けてしまうが、炎の中に入れると艶を失う代わりにハートの形に凝固する。


15エメラルド 魚の閑談
旧名エスメラルド。鱗を持つ魔物や使族は、エメラルドの輝きを捉えると視界が歪む。多くの輝きを浴びたり長いあいだ目にしていると、いずれ視界が消えてしまう。そのため、A.N.2000年ごろマーマンは首にエメラルドをかけて戦い、シーサーペントを絶滅させた。


16 ホープ呪石 銀の魔法
ダイヤモンドに似た輝きを持ち、世界に一つしかない宝石。強い光に当てると血のような赤い液体を流す。闇の神デスメイラの翼下にあり、手にした者の感情を一つ奪う。だが見た者を虜にする魔力も秘めているため、一目見ると手に入れてしまいたくなる。現在どこにあるのかは不明。

P蠱毒の果て アメトリン 二晶
紫と黄色の二色を示す宝石。あまりに綺麗に二つに分かれているため、ただ別の宝石をくっつけただけだと思われて、宝石と見なされない時期があった。そうではないとわかったあとは大量に採掘され人気を呼んだが、あまりの人気に流通量が増え、今度は価値が下がり値段が急落してしまった。


18柘榴石 メラナイト 人魚は泡沫の夢を見るか。
旧名メラス。宝石として美しい輝きを持つものは稀で、宝石にならなかった石は粉々に壊すという習慣がある。これは、かつてメラナイトを手に入れようとした王のもとに、まったく美しくないメラナイトばかりが届き、騙されたと言って怒りすべてを壊してしまったという出来事にちなんでいる。


19 無石 ラブラドライト 逆さまの天秤
ラブラドライトの元になる鉱石自体は無色透明で、輝きもほとんどない。だがこれにはどんな魔法、魔植、魔石でも異常をきたすことなく混ぜることができ、加工したあとは美しい輝きを持つようになる。この輝きや色は混ぜたものによって違いがあり、一つとして同じものはない。よく流通しているのは、青や緑のオーロラや、スモークがかった塵を見せるラブラドライト。



宝石 書籍版




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