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👑ラピス
💎ラムズ
ラピスフィーネがおそるおそるチョコ出して、ラムズさん思わず「お前もか」って言って👑泣きそうになる。💎「悪い」👑がなんとなく背中の後ろにチョコ隠すから、💎手出して「早くちょうだい」「たくさんもらっているなら……別に……」
ラムズつかつか歩いてって近づいて、ラピスフィーネの背中に手回して勝手にとる。
「た、食べなくていいのに」
💎はちらっと👑見たあとラッピングされた袋に目移して「かわいいな」袋開けて食べる。1つチョコ食べたあと「お前これ、味付けにカレー粉入れたな?」
「えっ?! そんな、入れてませんわ。だってきちんとコックと……」
👑は急いでチョコのほう向かって一つ手に取って匂い嗅いで「あ……」ココアの粉だと思って入れたんだって気付いて、顔赤くして💎からチョコ取ろうとして「ご、ごめんなさい!作り直し……いえ、もういいです。一つだけでも食べてくださって嬉しかったですわ」って早口で言うんだけど、💎「いいよ。食うから」「食べられる味ではありませんわ!」そう言ってるあいだに💎がまた一つ口に入れて「あ、これ塩と砂糖間違えてるじゃん。こんな古典的なミスよくするな」って笑って食べてる。👑「塩と砂糖?!それって、え」うるうるしながら「……私、こういうの慣れなくて……。他の方のほうが……」美味しかったよな、私のまずいよな、って思ってちょっと落ち込む。💎若干視線左右にずらして「あー……んー。なんて声かけりゃいいかわかんねえな」ちょっと苦笑気味に言う。👑がちょっと驚いて「え、ラムズが?」ラムズさんいつでもそつなくこなすし、さらっと慰めてくるのに言葉が出ないってなかなか珍しいなと思って驚く。ラムズ首傾げながら「お前は頑張って作ったんだからいいんじゃねえか。ありがとな」って言ったあと頭軽く撫でて👑の髪の毛ちょっと乱れる。
実際は💎は、「『美味しいとか美味しくないとかないから、どんなに不味くても食える。だから他のやつのほうが美味いとかそういうのはねえよ』って言ったらそれはそれで傷つくだろうし、かといって『こういうのは作ったことに意味があるんだから、別に気にしないよ』みたいなキザなこというのも俺っぽくないから慰めにはならないだろうな。味覚がないことを知ってるんだから『美味しかったよ』って嘘つくわけにもいかないし、もうなんて言えばいいかわからないって言おう。むしろその方が等身大の感想っぽいから、普段と違っててあいつも満足するだろ」っていう、故意でとぼけた振りをしていたという……