
当サイトでは現在、長編連載が二本ございます。 某英国児童小説の二次創作は、現在第四巻目を執筆中です。原作としても節目の巻だと思うので、気合が入っています。 某ホラーゲームの二次創作は、ゲーム本編中で「彼女がほしい」と言ったルーカス君に、ガールフレンドと未来を届けたい一心で書き出しました。
日々の執筆にあたり、心づもりやら、趣意と言えるほどでもない想いが様々ありますので、少しだけこちらに書き留めておこうと思います。
青いデジャヴの焚書
この長編では、原作でほぼ名前しか描写がない、あるいは名前すら明かされていないか、映画製作時に大人の事情で生まれたりしたキャラクター達を、あえて登場させたりしています。
エイドリアン・ピュシー君はその一例です。
彼は原作で唯一、クィディッチの試合中にファールプレーの描写がないことで有名(?)です。「アズカバンの囚人」の原作では、彼はクィディッチのチェイサーをカシウス・ワリントンと交代していますが、そのことをリー・ジョーダンは試合中に「(キャプテンのフリントは選手交代について)能力よりデカさを狙った」と表現しています。単純に飛行の腕でクィディッチの選手になった、という考察にも頷けます。スリザリンではある意味貴重な存在かもしれません。
そんな彼を掘り下げてみようとしたきっかけは俳優さんがカッコいいからという安易な理由もありますが、マイナーキャラをフォーカスしてみたいという想いからです。
二次創作や夢小説の醍醐味は、好きなキャラクター達とのストーリーを楽しむこともさることながら、物語の考察を反映させることや、それに基づいてオマージュしたりできることでしょう。何より、原作の主人公が知る由もなかった物語の裏側を描写できることは、二次だからこその楽しみ方だと思います。
そこには読者の頭の中で起きた様々な妄想≠ェ反映されるわけですが、その妄想≠烽ワたひとつの解釈であり、作品の解釈を表現し合い、共感し合い深めていくという精読者の営みの中にあると感じます。といっても、やはり自己満足の域から完全に抜け出るわけではありませんが……。
Ruin the Locas
実を言えば、ゲームと全くストーリーの異なる某映画シリーズは何度か観たくらいですが、本来のゲームのストーリーには明るくありませんでした。
7のストーリーを知ったのは七月上旬頃。それから構想を練り始め、下旬には執筆を始めました。その時点で終盤までの構成がほぼ出来上がっていたのですが、過去作のゲームを含めたストーリーの考察に加え、7らしい真菌や細胞のこと、ルイジアナの植生や法律などを調べ上げるのと同時進行なので、案の定ノロノロとした進行になっています。アイディアを形にできるまでの道のりは、本当にもどかしいものです。
2021年の新作発売に向けて突っ切りたいのですが、新作発売後に続編を見越してエンディングシーンを決めるのも良いのかもしれません。
それにしても8が楽しみですね。
荒削りのまま走り出した連載になりますが、そこは愛で踏ん張ります。
2020/09/29