「副長、そろそろ起きてくださーい」
「ん、あー…今何時だ?」
「23時30分17秒です」
「そうか」
「はい、目覚めの一服どうぞ」
「おう、悪ィな…
じゃねーよ!おい名前、俺は30分経ったら起こせっつったよなァ?」
「はい、言いました」
「2時間も経ってんじゃねぇか!」
「そう言われましても…」
「なんだよ?」
「副長があまりにも気持ち良さそうに寝てたので、ほら」
「あァ?あー、本当、気持ち良さそうに寝てんな俺…ってなんだこれェェ!?」
「えっ?何って、副長の寝顔ですよ」
「んなもん見りゃ分かんだよ!俺が言いてぇのは、何でお前のケータイに俺の寝顔写真があんのかってことだよ!」
「いやぁ、副長の寝顔があまりにもイケメン過ぎてムラッときちゃったので撮っちゃいました」
「なっ、おま…」
「あ、他にもありますよ!ほら、このお風呂上がりの副長なんて半裸で最高にムラムラしちゃ…」
「うおォォォ!なにがムラムラだ、この変態女ァァ!!」
「ギャーッ!私のケータイィィ!!」
「喜べ名前、土方お手製セパレートケータイだ」
「私のケータイがぁ……」
「おら、とっとと仕事終わらすぞ」
「はーい…」