※下品な会話なのでご注意を。
「名前ちゃんから呼び出して来るなんて珍しいな。なんかあった?」
「実は銀さんに相談したいことがあって…」
「んな暗い顔すんなって。何でも聞いてやっから、取り敢えず乾杯な?」
「うん、ありがとう」
「「乾杯ー!」」
「で、相談ってのは?」
「実はね……2ヶ月程、彼氏とレスなの」
「ブフォッー!」
「ちょ、銀さん大丈夫?」
「悪ィ悪ィ。で、えっとレスって…」
「セックスレス」
「あー、やっぱり」
「どうしたら解消できると思う?」
「んなもん、エロい下着履いて、上目遣いで“私を犯してぇ”とか何とか言や、即座に解消すんじゃねーの」
「もう、本気で悩んでるんだから真面目に答えてよ!」
「す、すみません…つうか、セックスレスになるには大抵何かしらの理由があんだろ」
「りゆう?」
「そう、例えば相手に求められた時に拒んだとか、そんな些細な理由。名前ちゃん、なんか心当たりねェの?」
「うーん………あっ!」
「なに、なんかあんの?」
「私が彼をイジメ過ぎたからかも…」
「はっ?」
「いや、たまには刺激的なことしてみようと思って、ネットで買った媚薬を彼に飲ませてみたんだ」
「………」
「そしたら彼、めっちゃエロくて反応良くて、つい興奮しちゃってちょっとやり過ぎちゃったの」
「間違いなくそれが原因だな。因みに何したのさ?」
「えっとね、手錠掛けて四つん這いにさせて、後ろの穴にバイブを…」
「えっ、なに…名前ちゃんの彼氏ってドM?」
「違うよ、ドノーマルな人。私がドSなだけ」
「ノーマルなヤツにそんなアブノーマルなプレイって、そりゃやり過ぎだろ。いや、でもノーマルだからこそ調教しがいがあんだよなぁ…」
「でしょ、でしょ!“やめろ”って言いながらもしっかり感じてイッちゃうし、声必死に抑えようと悶えてる姿とか堪んないのッ!」
「あー、わかるわかる。尚更喘がせたくなっちまうよな?」
「そうそう、理想としてはペニバン履いてガッツリ啼かせてあげたいんだけどなぁ…」
「……もう、この際頑張って彼氏を名前ちゃん好みのドMに調教しちまえば?」
「そうだよね、そうすればレスも解消するし、今まで以上に愛し合えるし」
「つうか、名前ちゃんの彼氏ってそもそもどんなヤツ?」
「イケメンで、クールだけど実は優しくて、気が利く素敵な人。あ、ただヘビースモーカーでマヨラーなんだよね…」
「な、なぁ…そいつ、土方十四郎とか言わない?」
「そうだけど、銀さん知り合い?」
「あぁ、そう、土方君が彼氏だったの…って、マジで?」
「うん、マジで」
「そっか、そっか、うん、いいんじゃねぇ…土方君ならきっと名前ちゃん好みのドMになってくれんだろ」
「土方さん優しいからきっと応えてくれるよね。私頑張るっ!」
「お、おう、ガンバレー!」