「副長、明けましておめでとうございますッ!」

「年越し早々うるせェんだよ!」

「だって一番初めに副長に挨拶したかったんですもん」

「有り難迷惑だ。つうか、お前なに人の布団に入り込もうとしてんだよ?」

「え、今から寝るんですよね?」

「あぁ、寝るけど」

「なので、私も一緒に寝ようかと…」

「テメェ、今すぐ出ていけ!」

「大丈夫、大丈夫、何もしませんから」

「そう言う問題じゃねーんだよ」

「あ、もしかして私にムラムラ…」

「するわけねぇだろっ!」

「副長と寝たい。ふくちょーとねんねしーたーいー」

「あーもう、分かった。一緒に寝てやるから、静かにしろ」

「はーい!

ねぇ、副長…」

「おい、静かにしろっつったよな?」

「今から私と新年初セック…」

「しねぇよ!死んでもしねぇ。お前とするくらいなら、寧ろ1人でする」

「え、オナニー見せてくれるんですか?」

「誰が見せるかッ!」

「ちぇっ、見たかったのにぃー」

「名前、頼むからマジで喋んな。そして、抱きつくな、離れろ」

「大好きな副長と一緒に寝られるのに、抱きつかないなんて勿体無い」

「分かった。もういい、もういいから寝てくれ。頼む、寝ろ」

「じゃあ、おやすみのチュー…」

「マジで寝ろ!永眠しろ!」

「副長って器小さいんですね、ガッカリです。鬼の副長の名が廃りますね…」

「おい名前、お前今何っつった?」

「だから鬼の副長の名が廃っ、ん…んん、ふっ、んっ…

はぁ…ふ、ふくちょ…」

「どうした、キスしてほしかったんだろ?」

「い、いや、その…」

「何なら、このまま犯してやろうか?」

「え、いや、ち、ちが…」

「俺とヤりてェんだろ。なぁ、名前?」

「ヒィッ!け、け、結構ですッ!お、おや、おやすみなさい!」


副長と小姓 其の二〜迎春〜

(コイツ茶化すと面白ェ。癖になりそうだな)
(ど、どうしよう、わ、私の、ファーストキス…)

Happy New Year.20180101


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