優しい同居人(アルフレッド)
熱を出して歩くのも億劫で。部屋のベッドで寝返りを打ち、寝ようにも寝れないもどかしさに溜息がひとつ。
普段は遊んでばかりなのに喫茶店に顔を出して手伝いをしたい、体を動かしたいと脳は命令するこのもどかしさ。
ぶるりと体が震えて、取り敢えずトイレへ行こうと起き上がる。
「……ん?」
部屋の入口にいつの間にか置かれているのはサンドイッチ。野菜とチキンが挟まっている喫茶店でも人気のひとつ。
ラップの上に置かれた紙に『早く良くなるように』という几帳面すぎる筆跡に知らず顔が緩んだ。
早く良くなろう、そしたらいつもの倍以上働いて返さないと。
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