エミール・ボンネウィークの報告書 1枚目



調査報告書
記述者:エミール・ボンネウィーク
本部に報告、ヴァルガスファミリーについての調査報告書を提出する。


調査対象:ロヴィーノ・ヴァルガス
シンドロームはブラックドッグ。行動範囲を鑑みるとハヌマーンを含めたクロスブリードと見られる。
攻撃性能が極端に高く、感情によって威力が増減する模様。逆に考えると、恐怖で動けない状態の彼を潰すのは容易である。
ワン・ジァーロンからの報告により、多重人格者であることが判明している。これにより、極端な残虐性は多重人格による弊害と推測される。
また、ファミリーの精神的支柱であることは間違いない為、今後ヴァルガスファミリーによる暴動が起きた際は彼を捕縛することを提言する。


調査対象:アントーニョ・フェルナンデス・カリエド
シンドロームはサラマンダーのピュアブリードで間違いない。
当初は敵対マフィアの一員だったようだが、紆余曲折を経てロヴィーノ・ヴァルガスの傘下に加わっている(調査内容について、詳しくは別紙参照)。
攻撃性に優れ、炎で焼き尽くすスタイルを取っている。また、レネゲイドウイルスが活性化することによって更に攻撃性を増していくことを確認済み。感情の起伏が少ない様子。弱点などは今後も調査を続けていく。
推測の域を出ないが、ロヴィーノ・ヴァルガスを人質に用いれば撃破は容易かもしれない。


調査対象:ラウラ・ペータース
シンドロームはエグザイルと見られる。クロスブリード、発動エフェクトを確認したところ恐らくオルクスが混じっている様子。
攻撃性能は極めて低く、脅威になる可能性なし。ただし、カバーリング能力に優れ、彼女を撃破しない限り総本山を崩すことは難しいと思われる。
どうやら彼女にも兄弟がいるようなので要調査対象。
また、調査中に得た情報によると、ロヴィーノ・ヴァルガス及びフェリシアーノ・ヴァルガスに姉としての深い愛情を確認。そこを利用すれば攻撃性能の低い彼女を落とすことは比較的容易に行えると思われる(作戦については別紙参照)。


調査対象:フェリシアーノ・ヴァルガス
シンドロームはハヌマーンのピュアブリードと見て問題ない。
味方の活性化を中心に、音波による攻撃が確認された。彼自身の攻撃性能については驚異的なものはなく、身体能力も並程度であるが前述の通りに味方の活性化は極めて危険である。
報告者と同校に通う学生の為、今後の調査は容易い。しかし、同班のルートヴィッヒ・ミュラーは彼に対して近過ぎる為、接触を控えるように進言する予定である。
また、同校のギルベルト・バイルシュミットに接触していることを確認。再度監視及び調査を続ける。


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別紙 調査報告書
記述者:エミール・ボンネウィーク

アントーニョ・フェルナンデス・カリエド
自身の所属ファミリーを壊滅させ、証拠の品を持参しヴァルガスファミリーに参加している模様。過去データで遡れる範囲内では「当主の所持品」「当主の遺髪」等が候補に挙げられる。
同時期の調査をしていた人員からの情報により、アントーニョ・フェルナンデス・カリエドがファミリーへ加わった際の反発は大きく、筆頭と挙げられる人物がラウラ・ペータースである。しかし調査中に既に軋轢・疑念・不信感は払拭されて自然と内部へ溶け込んでいたとのこと。本人の持ち得る性格や気概によるものなのかは現時点では不明。

ラウラ・ペータース
作戦1:光の外套(エンジェルハィロゥ)、完全演技(ノイマン)等の変装技術を用いてラウラ・ペータースに接近
ただし、エンジェルハィロゥ及びノイマンのクロスブリードでない限り技術面に不備がある。人員内に相応の技術者がいるかどうかを確認し、可能ならば第一案として挙げる。
作戦2:フェリシアーノ・ヴァルガスを誘拐し、動きを封じる
ロヴィーノ・ヴァルガスでは反撃を喰らう可能性がある為、攻撃性能の低いフェリシアーノ・ヴァルガスを捕らえて囮にする作戦。しかし、フェリシアーノ・ヴァルガスもマフィアの一員である為、一筋縄ではいかないことが予測される。

なお、ヴァルガスファミリーの当主であるロヴィーノ・ヴァルガスによる電磁妨害を受け、捜査難航中。

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