エミール・ボンネウィークの報告書 3枚目



調査報告書
記述者:エミール・ボンネウィーク
本部に報告、FH関係者についての調査報告書を提出する。


調査対象:ソフィヤ・ミシェルカ
所持シンドロームはソラリス。本人に戦闘能力は確認されていないが、ソラリスピュアブリードに於ける補佐・強化は危険である。
精神的に歪みを確認。個人的見解だが、弟妹と共に思考回路はおおよそ一般人の正常と言えるものではないだろう。
同班ルーカス・ボンネウィーク、ルートヴィッヒ・ミュラーが接触。
事後報告によりFHの一派の精神的支柱と推察し、彼女の同行は逐次監視すべきと進言する。報告者の通う学校の教師である為、接触及び監視は容易である。ワン・ジァーロンと連携を取り、今後も監視を行う。


調査対象:イヴァン・ブラギンスキ
オルクスピュアブリードを確認。直接的な攻撃力は皆無に等しいが、オルクスの特徴である空間を歪める力が十二分に働き、数値以上の脅威をもたらしている。
同時にシンドロームの影響か本人の素質か、思考回路はある意味で異常とも呼べる域に達している。
なお、この一派の中で唯一監視が厳しい人物である。理由として、本人が監視している研究所から滅多に外に出ない事が挙げられる。
ソフィヤ・ミシェルカを心酔し、危険と判断。また、ルーカス・ボンネウィークの接触により歪んだ部分を確認したので、今後の動向を注意深く観察すること。


調査対象:ナターリヤ・アルロフスカヤ
非常に珍しいトライブリードを確認。所持シンドロームはハヌマーン、エグザイル、モルフェウスの三種と推察。破壊力はFH一派の中で最強と言っても過言ではない。
ただし精神面で未熟な部分も散見されるので、そこを逆手に取る戦術を提案する(別紙参照)。
ソフィヤ・ミシェルカ及びイヴァン・ブラギンスキ両名への心酔が激しく、文字通り彼らの為ならば殺人すら厭わない。
衝動的な殺戮を行おうとする場面を確認。報告者並びに同班に彼女を尾行出来る人物がいない為、空いている人員を用いて彼女への監視をより強固にすることが望ましい。


調査対象:トーリス・ロリナイティス
戦闘を確認し、所持シンドロームはバロールと確定。また、頭脳面を鑑みてノイマンとのピュアブリードであると推察する。重力を操るという点で、一派内での立ち位置は戦闘補助・足止め・攻撃参加と多岐に亘る。
脅威ではないが、連携を取られると厄介な存在である。
FHに加わった理由は不明。ナターリヤ・アルロフスカヤへの狂信的な感情が確認されているので、恐らくそこから派生して一派に加担していると思われる。
報告者と同校、同学年である為監視・警戒は容易い。ソフィヤ・ミシェルカ同様に今後の監視を強化していく。


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別紙 調査報告書
記述者:エミール・ボンネウィーク

ナターリヤ・アルロフスカヤ
数回に分け、偶然を装い接触。自覚こそないものの、全方位に明確な殺意を向けている。恐らくソフィヤ・ミシェルカ、イヴァン・ブラギンスキ以外に対する感情はすべて否であり、会話による殺意等の解消は不可能であると判断。
この現象に関してはイヴァン・ブラギンスキにも見られることがルーカス・ボンネウィークからの報告で判明済。なお、ソフィヤ・ミシェルカを含めた三名については精神的な不安定さが目に付き危険な状況である。
ファミリーネームが全員違うところなど、調査内容を分けて再度検証していく。

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