ソードワールドしようぜ!-Future-
【冒険者ギルド『マリアリリィ』】
「アルフレッド達、まだ来ないかなあ(階段に腰掛け頬杖をつきながら尻尾を左右に揺らし)」
「アーサーが先程連絡を飛ばしたからな。もう少しは掛かるだろう(フェリシアーノの頭をわしゃわしゃ撫で)」
「ファミリア…ちゃんとアルフレッドに届いただろうか。真語魔法はまだ安定性に欠けるんだよな(窓際の席に腰掛け外の景色を見つめたまま不安げに眉を八の字にし)」
「大丈夫、真語魔法……特にファミリアは『信じること』が重要ですから。アーサーさんの鳥さん、きちんと飛んでましたから(勇気づけるように力説して微笑み)」
「つーかいつもみてえに妖精使って伝言すりゃいいのになんでまたファミリアなんだよ(日陰の席に腰掛け椅子を前後に揺らしながら足をテーブルの上に置き)」
「(ギルベルトの方へ振り返り)…ファミリアって、何か妖精とは違う格好良さがあるだろ?(頬を紅潮させ拳をぐっと握りながら力説)」
「そ、そうかよ(引き気味)」
「ファミリア……いあや、真語魔法は素晴らしいもんね!!!(水を得た魚状態)」
「うん、真語魔法は応用が利く素晴らしい魔術だよね(深く頷き)」
「真語魔法使い達が激しく同意しとるで(けらけらと笑い)」
「ああ……無邪気に笑うアーサーさんの麗しさよ……(顔覆い)」
「キクちゃんも安定だなあ(くすくすとカウンター越しに笑いながらカウンター隅の席に座る珍客に視線を移し)…ということで久しぶりにお店に来ていただいてなんですけどヤオさんも協力して貰えませんか?」
「(ジト目を向けながらもカウンターに置かれた一升瓶を手に取りグラスに注ぎ)お前らは相変わらず訳わかんねぇことしかやらねえあるな。まあタダ酒貰えるなら別に構わねえある」
「おうおう!どんとん飲めよ!アルフレッド持ちにしとくからよ!(高そうな酒の瓶をヤオの前にどんどんと並べてにししと笑い)」
「アル持ちにされると僕もつらいなー……(苦笑しながらも止める様子はない)」
「我はそこのエルフの子供と違ってちゃんぽんみてえなことはしねえある。節度はしっかり守るある(長い袖をふりふりとルーカスに向け)」
「ルカちゃんを子供って言うのもヤオくらいなものだよね(苦笑いを浮かべ)」
「子供……っ、ルーカスが子供……っ(肩をプルプルと震わせて笑いを堪え)」
「明らかに笑うのを堪えている顔だな……(フェリシアーノの頭を撫でながら肩を竦め)」
「…俺が子供ならさしずめキクは赤ん坊だな(マドラーでカクテルをくるくると混ぜながらグラスを見つめ)」
「ぶふっ(ルーカスのカウンターに耐えきれず噴き出す)」
「ふふっ(ギルベルトに釣られて思わず噴き出し)」
「誰が赤ん坊ですか誰が(すらりと漆黒の刀を抜き)」
「あわわわっ、ふたりとも喧嘩はダメだよ!!(慌てて両手を振り)」
「低俗な争いはやめるある。我からすればここに居る奴等は皆赤子同然あるよ。そこのマフラー男もここに居ない優男も昔見た事あるよ(ちびちびとグラスを傾け)」
「え?……僕のこと知ってるの?フランシス君も?(驚きで笑いが引っ込んでぱちくりと瞳を瞬かせ)」
「我はお前らよりうんと長生きあるよ。お前は昔もっとびびりで陰気臭かったあるよ。今も陰気臭いのに変わりねえあるが…(グラスをカウンターに置き長い袖同士をくっつけその中を通すように腕組みし)」
「……(驚きの発言に無意識に刀を鞘に戻し)これは驚きました。ともすれば、我々の前世すら遭遇したことがあるのでは?」
「前世…ああ、やっぱりあれはお前らの昔の姿だったあるか。長く生きるとそこら辺はわりとどうでもよくなってくるある(どやあ)」
「(苦笑して肩を竦め)前世って言っても、僕とフランシス君は神格として地続きに生きてたからちょっと違うけど……皆はそんな感じだと思うよ」
「と言うかヤオって本当に長生きなんだね。昔からここで大熊猫亭の店主をしてたの?」
「(テーブルから体を起こして腕組みし)龍神将ヤオ…昔親父が恐れてた敵将の中にそんな異名さ持つ奴が居たが…もしかして」
「……(ふう、と短い溜息を吐き)その人ですよ。かの最強と謳われた龍神。その槍術は誰にも追い付けないと囁かれた蛮族の頂点。それが、そこにいるちゃらんぽらんの店主です」
「にゃにゃっ!?そ、そんなに凄い人なの!?(猫耳をぴんと立て)」
「そんなことはどうでもいいあるから奢りならここで1番高い料理を出すよろし(ばんばんとカウンターを叩き)」
「……というのはまあ、過去の栄冠と言うか、今はこんななんですけれどね(肩を竦めてヤオへ視線を向け)」
「ああ…思い出した。嫌な過去の思い出と共にヤオみてえな奴が俺の親が指揮してる軍さ蹂躙してる所ば(額に手を当てて深く溜息を漏らし)」
「そんなすげぇの?……金にがめついだけな気もするけどなー(以前に店を訪れたことを思い出して首を傾げるとひこひこと耳が揺れ)」
「(骨付き肉の乗った皿を受け取ると豪快に頬張り)我は大人あるからな。むぐぐっ、酸いも甘いも経験してきたある」
「そんなもんなのか?(首を傾げたままアントーニョの方へ振り返り)」
「俺はそないに酸いも甘いもってやらを経験しとらんから何とも言えんなあ(頭の後ろで腕を組みながら苦笑いを浮かべる)」
「(和やかな様子にくすくす笑い)……やっぱり変な感じ。こんな風に、笑ってられるなんて」
「(イヴァンを横目で見つめ)その変な感じがいつの間にか当たり前になるだろうよ。それこそ過去の話が笑い話にはなるくらいにはな(帽子越しに頭をぽふぽふと撫で)」
「うん。……僕の罪も、皆が許してくれたから。大丈夫、もう前を向けるよ(ふにゃりと幼く笑って頬を掻き)」
「うんうん!下向いちゃったら前に歩いてる人にぶつかっちゃうもんね!(ウインク)」
「フェリシアーノ、恐らく意味が違うぞ(苦笑してフェリシアーノの頭をぽすぽす叩き)」
「…ところでアーサーがさっきからだんまりだけど(アーサーの方に視線を向け)」
「アーティ、如何なさいましたか?(同じようにアーサーの方を振り向き)」
「…?(自身に視線が集まるのを感じるとどこか蕩けそうな深緑の目が締まりなく緩み蒸気した頬を上げて甘ったるく微笑む)」
「……アーティ?(普段と違う様子に怪訝そうな表情を浮かべるとそっとアーサーに近付き)」
「(くんくんとアーサーの方へ鼻をきかせ)…なんかアーサーの奴、酒臭くねえか?それもかなり度数が高いの」
「は?(すんすんと鼻を鳴らし)……うへぇ、この距離で酔いそうだぞ、これ(鼻を詰まんで眉間にシワが寄り)」
「…ルカちゃん。さっきからいつもの注文してるけどそっちにグラスがないってことは(普段よりも重ねていないルーカスの目の前に置かれたグラスの山からアーサーの前に置かれた大量のグラスを見つめ)」
「お、ようやく酔いが回り始めたけ。こいつ見た目より意外と酒に強いな(ぐびぐびと度数の強い蒸留酒を一気飲みし)」
「!!!るるるるっ、ルーカス何してるんですか!!!(慌てて回れ右でルーカスの肩を掴んでがくがくと揺さぶり)」
「何ってあれだ…好奇心(キメ顔)」
「我が主は!そこまで!飲まないのですよ!!(がくがくと激しく揺さぶり)」
「そういえばアーサーはどっちか言うと酔っ払ってるんを介抱する側が多いやんな(うんうんと頷き)」
「そうだな、大抵介護側だが……(アーサーの肩を軽く叩き)アーサー、意識ははっきりしているか?」
「ん…(赤ら顔でルートヴィッヒの方へ振り返り)なんだ、ルートヴィッヒ。今日も筋肉隆々で逞しい色男だな。同性の俺でも惚れ惚れするよ(見上げる深緑の目は誠実さと官能さが絶妙なバランスで輝きを共有している)」
「……(開いた口が塞がらない)」
「……な、なんだ急に(唐突に褒められて視線が泳いで助けを求め)」
「え、えーっと、…アーサー大丈夫?(アーサーの前に立ち視線が合うようにしゃがみ)」
「フェリシアーノ。今日も毛並みが良い猫耳をしているな(フェザータッチで猫耳の根元を撫で)それにいつも零れそうなアーモンドのような瞳孔が魅力的な大粒の瞳がいつもころころ変わって…うん、見ていて飽きないよ(ふわふわと微笑み)」
「い、いつもの何倍もアーサーが甘ったるい…!(思わず厨房の方へ一歩後ずさりし)」
「あ、あ、……アーティ?(塞がらない口がぱくぱくと開閉し)」
「(からからとドアベルを鳴らして元気よく扉を開け)お待たせ!来たんだぞ!!」
「(扉の方へ振り返るとにやりと笑みを浮かべ)…ナイスタイミング」
「……って、あれ?準備終わってるんだよね?(フランシスの手を握り締めたまま首を傾げ)」
「??今日は随分とギルドメンバーの集まりがいいね(事態が読めず首傾げ)」
「えっとね……えーっと、どう説明すればいいのかな?(困ったように笑って頬を掻き)」
「(アルフレッド達が来たことに気付くと変わらず赤ら顔に笑顔を浮かべ)ああ、主役の登場だな。フランシス、お前は視野が広くて色々なことに気を遣える出来た人間だが少しは自分を省みてくれ。せっかくの男前が疲労の色を浮かべては勿体無いと言うものだぞ」
「(硬直)」
「ワーオ……(予想以上の光景に思わず口笛を吹き)」
「?どうしたフランシス。何か差し支えることを言ってしまったか?お前は感受性豊かでかつ繊細な心の持ち主だ。その感受性のおかげでいつも装飾品の加工や美味しい食事を作れるのだろうが…(ペラペラ)」
「アーサー、君ってフランのことそういう風に思ってたのかい?君は本当によく彼を見てくれてたんだね!その通りだよ!嬉しいよ!!(万歳をしてアーサーの方に駆け寄ると手をとってぶんぶんと振り回し)」
「これは俺達が褒め言葉さかけなくても問題ないな。あーウケるウケる(酒の肴と言わんばかりにさけをあおり飲み)」
「あ、アーティ……(ぷるぷると震えてことの成り行きを見つめ)」
「あはははっ(酔いが回っているあまりテンションが上がっているのか幼い笑い声を上げ)アルフレッドはいつも天真爛漫だな!そんな明朗でひたむきなアルフレッドには俺も助けてもらってるよ。俺はちゃんとアルフレッドも見てるからな、いや目が離せないと言うべきかな!」
「…視界に入るもの全てを褒める勢いある(空の一升瓶をカウンターに置きながら)」
「(ぶんぶんと振っていた手がピタリと止まり)……い、いや……嬉しいけど、俺は別に褒めなくていいんだぞ?(不意打ちで褒められて首筋が真っ赤になり)」
「…ホントコレナニ、トイウカキョウハナニガアッタノサ(硬直から解けたが体全身を震わせ片言な口調で尋ね)」
「(ふわふわと微笑みながらフランシスの手を取ってギルドの中へ導き)フランシスさんのことを、皆が大好きってことですよ?」
「…え、ま、マシュー?(ぱちぱちと瞬きを繰り返し)」
「(ちゅっと音を立てて頬へとキスを贈り)勿論、僕も。……『メグ』じゃない、『マシュー』として。ううん、どっちも。フランシスさんが大好きです(柔らかく目を細め)」
「〜〜っ!!!(ぼふんと煙が立ち上がりそうな勢いで頬を上気させ)あ、アルといいマチュー…マシューといい、皆俺をどうしたいのっ(頬を押さえたまま視線を彷徨わせ)」
「それは、アルに聞いたらいいんじゃないかな?……今はアーサーさんに捕まっちゃってるけど(くすくすと控えめな笑い声をあげ)」
「え、アル?…って、わぷっ!?(突然頭上に乗せられた手の感覚に珍妙な声をあげ)」
「いつも美味いメシを作ってくれておおきにな。フランシス(にこにこと笑いながらフランシスの頭を撫で)」
「(いつの間にか猫の姿になってフランシスを見上げ)おう、実は俺らにこっそりおまけで魚増やしてくれてんの知ってるぜ。ありがとうな、フランシス」
「(同じく猫の姿になりロヴィーノの頭の上に顎を乗せ)ルートが別のクエストで居ない時にいつも俺の体のノミ取りしてくれてありがとうねフランシス!おかげで痒くないよ(なーうと喉を鳴らして嬉しそうに鳴き声を挙げ)」
「そうだな、どうしても外せない仕事の際にフェリシアーノを見ていてくれて助かる。何だかんだと面倒見がいいからな。……昔から感謝していたぞ、フランシス(ぽんとフランシスの肩を叩き)」
「えっ、え…(四方八方に褒め言葉を投げかけられ挙動不審に周囲を見渡し)ええっと、えー…(耳元まで紅く染まりながら来た道を引き返そうと玄関の方へ視線を向け)」
「(我に返ってがんと片脚で出入口を封鎖し)……もっと褒められてくださいな。ほら、まだ皆さん言い足りない様子ですよ?(綺麗すぎる笑みを浮かべ)」
「き、キクちゃん。笑顔が怖っ…(ひくひくと頬を引き攣らせ)」
「おや、心外な。……別にアーティがアルフレッドに取られて腹が立ってるなどそんなことはありませんよ?ええ(にこにこ)」
「八つ当たりにも程があるあるな(やれやれと肩を竦め)」
「まあ、今に始まったことではないのだがな(肩を叩いていない方の手で額を押さえ)」
「(グラスを置くとフランシスの元へ歩み寄り)よおフランシス」
「!ちょ、ちょっとルーカス!これなんとかしt」
「……(困惑するフランシスをじっと見つめ)」
「(フランシスの後頭部を鷲掴みにし自身の肩口に顔を埋めさせぽんぽんと頭を叩き)空回りすんのは悪い癖だがな、お前を見てる奴ばこんだけ居るってこっだ(繊細なヴェールが霞むほどの慈悲深い笑みを浮かべ)」
「ちょ、やめ…本当やめ…(子供をあやす様な手つきに口をぱくぱくと動かし)」
「フランシス、お前のこと見てんのはそこの双子だけじゃねえんだぞ(にゃうにゃうと鳴き)」
「そうそう。お前自覚した方がいいぞ。過去のしがらみとかあって遠慮がちだがお前の人となりなんざ見てて分かってるっての(イヴァンの肩に腕を乗せながらにやにやと笑い)」
「僕が言えることじゃないけど、僕以上に卑屈なのはよくないよ?ほら、君は風来神に見初められた男でしょう?……自由と風を司る君が、もっと自由でないと皆不安になっちゃうよ(腕の重みに少し前屈みになりながらも幼く笑い)」
「よっと、…ふう。神官様モードは終いだべ(あっさりとフランシスを解放すると背中をばしばしと叩き)まあこれに凝りたら遠慮なんてすんな。でねえとまたおめに不意打ちの第2回甘やかし大会が開催されるからな」
「そ、それは…勘弁願いします(片手で顔を覆い赤くなっているのを誤魔化し)」
「……嫌、ですか?(紫色の瞳を潤ませながら首を傾げ)」
「(マシューの様子にはっと顔を上げ勢いよく首を横に振り)いや、嫌とかじゃないんだ。ただ、慣れてないというか…俺にはもったいない褒め言葉というか…」
「どいつもこいつも陰気臭い餓鬼でうんざりあるな(きっぱり)」
「(アーサーの褒め攻撃を振り切りながら振り返り)フラン!君はもっと褒められて甘やかされるべきなんだぞ!!」
「アル…(突然の提案にアイリスを見開き)」
「アーサー、ごめんよ(手を離すとフランシスの傍に戻り)……マシュー!」
「あ、持ってきたの?……じゃあ、うん。アル、お願いね(にこにこと笑ってフランシスの手を握りしめ)」
「(離れた手から視線をアルフレッド達に向け)ふたりとも、どんな素敵なことを仕掛けるんだ?」
「へへ、これは俺たちだけじゃないんだぞ。アントーニョに工房借りて、教わりながらふたりで作ったんだ!(ごそごそとウエストポーチから綺麗な包みを慎重に取り出してフランシスへと差し出し)……フラン、俺たちから君へ。プレゼントがあるんだ」
「…え、俺…に?(プレゼントとアルフレッド達へと視線を行き来させ)」
「ふたりともフランシスの為にって作ったやつやねんで!褒めたってや!(ウインク)」
「(照れ笑いを浮かべてこくんと頷き)……フランシスさん、開けてくれますか?」
「…(マシューの言葉にアイリスを忙しく瞬かせると慎重に包を開け)」
「(開かれた包みから見えた銀の薔薇と羽根の飾りがあしらわれた髪紐に表情を綻ばせ)リボン、切れ掛かってたから。俺たちがデザインを考えて、アントーニョがそこから図面を作ってくれて、削り出しも俺たちがやったんだぞ」
「……!(アルフレッドの言葉に愛しげに髪飾りを握りしめ)…っ、…ごめん、俺、今なんて返せばいいのか…返す言葉が思いつかなくて…でも、でも…ッ……ありがとう。アル、マチュー。…すごく、嬉しいよ(泣き笑いに近い幸福感に満ちた笑みを2人に向け)」
「よかった……喜んでくれて嬉しいです。これ、僕とアルから見たフランシスさんなんですよ(涙が零れそうなフランシスの目尻を指先で拭い)」
「ほら、フラン。折角だから俺が結んであげるよ(フランシスが握り締めた髪飾りへと手を伸ばし)」
「…(大人しく涙を拭われながら髪飾りを手渡し)」
「ン、(髪飾りを受け取ってフランシスの後ろ側に回り込み)こう……して、こうなって……こう、で、いいのかな……?(不格好ながら結ぶと様々な角度から確認)」
「…(手で髪飾りを撫でながらほうっと息を吐き)なんだか…うん。ちょっぴり恥ずかしいね。…でもふたりが俺のためにと思うと舞い上がっちゃうよ(照れくさそうに結ばれた髪の毛先を手のひらで遊びながら微笑み)」
「(フランシスの微笑みにうっとりと幸福そうな笑みを纏い)……フラン、そんなに喜んでもらえて凄く……嬉しいよ(無意識に唇を重ねてちゅうっと甘い音を立て)」
「ン…(リップ音にうっとりとした表情でアイリスを細め)俺の為、だなんてそんな特別なことをされたら嬉しいに決まってるだろ?」
「(甘えるように腕を首に絡めてリップ音を立てながら何度もキスを贈り)だって……フランは俺にとって……俺たちにとって、特別で大切な存在だから」
「(ふたりの甘い雰囲気に照れながら頷き)僕たちはフランシスさんの笑顔が見たいって一心でしたから」
「…これ、我達が居る意味はあったあるか?(3人の世界が出来上がっているのを見つめ)」
「今更でしょう。フランシスが此方に戻ってきてからずっとこの調子ですよ(肩を竦めてアーサーの隣へと腰掛けて場所を陣取り)」
「…キク(とろんとした眼差しのまま隣に腰掛けたキクを見下ろし)」
「ええ、私はキクですよ。愛しい我が主(柔らかな笑みでアーサーを見つめ)」
「(ふにゃりと締りのない笑みを浮かべ)知ってる。俺のキク。…ちゃんとフランシスを止められて偉いな(背中伝いから肩に腕を回し引き寄せると自身の肩口に頭を乗せさせ抱き締めて耳元付近にキスを落とす)」
「っん、(耳に濡れた音が吹き込まれて詰めた吐息を零し)……ふふ、ご覧になっていたのですか?お恥ずかしながら、強行手段に(引き寄せられるがままにアーサーへと身体を預け)」
「キクはそうやって物騒な言葉を羅列するがその実は優しさからのものだって俺は知ってるよ。照れ隠しして悪ぶってる姿も愛らしいし構いたくなるな(ちゅっちゅっと音を立てて耳元にキスを落としながら甘く囁くような声で語り始め)」
「な……っ!い、いえそんな照れ隠しに悪ぶるだなんてそんなことありませんよ……アーティ、飲み過ぎはよろしくありませんね(鼓膜を擽る甘い囁きにびくびくと肩が震え)」
「?どうして?…俺はキクのそういう所も愛していて、ちゃんと伝えたいだけだよ(舌先を耳の窪みに這わせ深緑に官能の色を深め)」
「ッ、アーティ……そこ、は……(耳を食まれる感覚に襲われて腹の内側がきゅんと疼き)っ、ぁあ……ッ(耐えきれずに艶かしい吐息が唇を割り)」
「そこは?…ふふ、…キク、可愛いよ(吐息混じりに囁き分泌された唾液を窪みになぞりながら肩を抱いていた手でそっとシャツ越しに鎖骨を撫で)」
「ん、……っは、お可愛い、のはアーティでしょうに……っ(鎖骨と耳へと同時に快楽の灯を点されてじわじわと体温が上昇し)」
「はは、俺が?…耳を弄られて気持ちよさそうにしてるキクの方が圧倒的に可愛いよ(耳の縁に軽く歯を立て吸い上げる)」
「ンぅっ!!(唇を噛んで嬌声を飲み込み)……っふ、は……アーティ、愛しき我が主……貴方の愛撫は私を昂らせて止まらないのです……(目を伏せて甘く掠れた声で囁き)」
「キク…(ふっと大人びた笑みを浮かべ深緑を細め)…なら、もっと、昂らせてあげる(シャツの襟口から下へ指を入れ直接鎖骨を撫でる)」
「は、ァ……ん(指が触れた部分がしっとりと熱を帯びて神々しいものを見るように目を細め)ああ……アーティ、なんと、美しい……」
「キクの方が美しいよ。儚く、それでいて気高いのにどこか官能的で…触れずにはいられない(耳朶にキスを落として離れると項から指で襟元を割開いたシャツから曝け出された鎖骨にキスを落とし)」
「あ、アーティ……その、う、嬉しいのですが……心の、準備が……っ!(鎖骨に感じる湿った甘さに吐息が甘く揺れ)」
「…ギルベルト(顎でふたりを差し)」
「おう(言わんとすることを理解し縦に頷くと2人の元へ歩み寄り襟首を掴んで軽々と持ち上げ)続きすんならそこらの空いてる部屋でやれ(宿舎に続く廊下へとふたりを持ち上げたまま足を向けそのまま廊下に投げる)」
「ぎゃっ!?(咄嗟にアーサーを庇って尻餅をつき)」
「んあ、…はは、つまみ出されてしまったな(酔いのせいか普段より笑いのツボが浅いのか乱雑な対応にもケラケラと笑い)」
「……アーサー君、あとで素面になったとき凄く取り乱すんだろうなあ(困ったように笑いながらアーサー達を見るとその流れでフランシス達の方へ視線を向け)」
「ああ……我が主、お怪我は?(頭のてっぺんから爪先まで確認しておろおろと取り乱し)」
「怪我?ううん、無いけど…キクはおしり、大丈夫か?(尻餅をついていたことに気付いていたのか手をついて猫のようにしなやかな動きでキクにすり寄りコート越しにどこか情事を思い出させる手つきでお尻を撫でる)」
「っあ……(快楽の火種を灯すような手付きに艶かしく吐息が零れ)っ、アーティ……今日は、随分、積極的……ですね」
「(艶めかしい吐息を漏らす唇にキスを落とし)ン…、…積極的な俺は、嫌い?(鼻にかかるような甘い声で尋ねながら頬を撫で)」
「(ふっと表情が蠱惑的に揺れて微笑み)……いいえ。貴方を嫌うだなんてそんなことは、天地が引っくり返っても有り得ませんので」
「大袈裟だな(ふへらと幼い笑みを浮かべると頬を撫でていた手を首元へ移動させリボンタイを解き)ん、今すぐにでもキクを愛でたい気持ちはあるが…フローリングは背中とか痛くなるよな。キクの透明感のある真雪のような柔肌に傷をつけては困るし(会話中も舌で鎖骨をなぞり真下に所有印を施し)」
「ン、ふ……っ(所有の印を刻まれる刺激で漏れる吐息を片手で口を覆って圧し殺し)アーティ……そんなに、褒めても、なにも……出ませんよ?(誤魔化すようにおどけて熱くなる身体の熱に浮かされ始め)」
「ははっ、そう言いながらもキクは俺に抱えきれないほどの愛情をくれるじゃないか(ワイシャツの下に手を差し入れ胸元の尖りを直接指で触れ所有印をつけていた口は喉仏に移動し歯を立てずに含み唇を上下に動かして刺激する)」
「お、上手で……っ。貴方だって、私に、生きる意味と共に歩む権利を、くださったでは、ありませんか……(胸の頂を擦られながら喉仏を食まれて次第にアーサーの色気に当てられするりと身体を密着させて腕を身体に絡め)」
「キクは、ん…俺がまるで大義を成したような風に言うが、愛している相手と共に歩みたいと、生きたいと思うのは当たり前のことだろ?(指の腹で優しく麓から頂までを撫でながら喉仏をぴちゃぴちゃと粘液様の音を立てながら体を密着させられたことに深緑を細め)」
「ぁ、う……ぁん(身体全体を愛撫されて唇が絶えず甘ったるい吐息を漏らし)アー……ティ、そ、です……ね……私は、貴方と共に生きたかった、から……」
「俺もだよキク。その想いが今はただこうして叶っている。ただそれだけのことだよ(喉仏にキスを落とし胸を触れていない手で顎を引かせ近付いた唇にリップ音を立てて口付けし)」
「んむ、ン、ぅ(唇を重ね合って恍惚に目を伏せるとそのまま更に濡れた音を立ててキスを重ね)アーティ……わたし、幸福……過ぎて、どうしましょう……(青白い肌にうっすらと桜色が浮かび上がり)」
「ッ…ん、ぅ(誘われるように舌を差し入れ濃厚な口付けに酔いしれ)どうしようも何も…ん、それでいいんだよ。幸せなままで…ッ、いいんだよ、キク(口付けの合間に吐息を混ぜて答えながらふわりと柔らかい笑みを至近距離で向け)」
「っ、あー……てぃ、(舌を絡めながらぽろりと小さな雫が落ち)ああ……っ、貴方が、傍にいる……っ!共に、生きて……っ、諦めないで、よかっ……た……(綺麗な笑みに隠していた感情を吐露してアーサーの身体を掻き抱き)」
「(抱き着いてきた背中へあやす様な優しい手つきで叩き)キク、ありがとう。生きることを諦めないでくれて。…またこうして、俺の傍に居てくれて」
「(こくこくと子供のように頷いてきつく抱き締め)愛しき、愛しき我が主……っ、もう離しません……二度と誰にも傷付けさせません……っ!貴方が健やかで、幸せに生きる道標を、私に刻ませてください……ッ!(祈りを懇願するように震える声で囁き)」
「…違うだろキク(抱き締められながら首を横に振り)もう俺はお前の『主』、じゃない。共に生きる伴侶で…相棒だろ?」
「(はっと顔をあげ)……アーティ……ええ、ええ……そう、そうでした……伴侶であり、相棒であり……半身……(噛み締めるように呟き)」
「そう。俺達は共生神…。神格以前の話からもう俺達は伴侶同然ではあるんだけどな(くすくすと笑いながら緋色のティアドロップを指で弾き)」
「ああ……愛しき我が半身……貴方の伴侶になれたこの幸せ、どう言葉にすれば貴方に伝わるのでしょう……(揺れるティアドロップが光を反射して静かに微笑み)」
「言葉にしなくとも分かっているよ。…それでも言葉を探したいのなら俺はいつまででも待つよ。だってこれからもずっとキクの傍らに居ることが出来るからな(はにかむように微笑みながら真紅の色を愛でるように愛しげに深緑を細め)」
「〜〜〜っっ!!(感情のままにアーサーを更に強く抱き締め)ああっ、貴方が永遠に共にいる……!何て素敵なことなのでしょう……っ!!」
「ははっ、苦しいよキクっ。そんなに抱き着かなくても傍に居てやるから(自身の頬に触れる髪に擽っさを覚えくすくすと可笑しそうに笑い)」
「ああ、ああ……っ!そうですね……貴方は私の傍にいてくださるのです……愛しい貴方が、私の傍に……(うっとりと噛み締めるように呟き)」
「うん。どんな時だって傍らに居てやるから。…愛しいお前の為ならこうして死をも乗り越えて会えたのだから、俺はこれからだって図々しい程にキクと共に居るよ(黒髪に手櫛を施すように指を通し)」
「(込み上げる幸福感を押さえきれず衝動のままにキスを贈り)ンンっ、ふ、っは……アーティ……愛しい私だけの神様……もう、この手は、離さない……っ!」
「ン…キっ、ク…キク!(後頭部を押さえ自らもキスを求め)」
「(ふたりの居る廊下に続く扉に視線を向けたままくすくすと上品に手を当てて笑い)…お酒の力って凄いなあ」
「ねえ。……お酒ってあんなに性格変えちゃうんだね(苦笑したままフランソワの言葉に同意し)」
「予想してたよりも遥かに大胆な行動をとってたがな、アーサーの奴。…ふむ、やはり俺の占いばよく当たるな(懐からタロットカードを1枚取り出し)」
「占い?ルーカス、なに占ったんだよ(人の姿に戻ってアントーニョの肩に顎を掛け)」
「気になった奴らばたまに占うこどがあってな(ローブを着た怪しげな男が書かれたカードを見せ)愚者のアルカナ。このカードの意味は変化の吉兆。行動の促し。アーサーとアルフレッドにも同じ結果が出たから驚きだな」
「アーサー君だけじゃなくてアルフレッド君も?……確かに今日のアルフレッド君は行動力に溢れているというか、あんな風に人前でフランシス君といちゃつく子じゃなかったような……(首を左右に傾げながら)」
「俺ならどっちかつーとフランシスを占うけどな。なんでまたアルフレッドだよ。いやアーサーもよくわかんねえけど(会話を聞いていたのか疑問を素直に言葉にし)」
「あ、それは僕も知りたい。なんでそのふたり占ったの?(ぱちくりと瞳を瞬かせ)」
「どっちかと言うと今回はアルフレッドは甘やかしたいという願望からだろ。それはフランシスへの心配の念もあるが自分がそうしねえとなんねえ負い目があるからだ。アルフレッドさそれをとっぱらえばフランシスも自ずと心を開く。なんせフランシス自体もアルフレッドに関して負い目があったからな。アーサーに関してはああいった餓鬼が1番溜め込みやすいからそろそろガス抜きして言いたいこどさ言わせねえとなと思って酒促したらあれってわけだ(やれやれと肩を竦めながら懐にタロットカードをしまい)」
「わあ、ルーカス君本物の占い師みたい(純粋な目で拍手を贈り)」
「やり方は雑と言うか楽しんでた節はあったけどね(苦笑いを浮かべながら同じく拍手を贈り)」
「……それはわかったが、そろそろあっちをどうにかしないとフェリシアーノの教育に悪い(眉間にシワを寄せながら甘い雰囲気を醸し出すフランシス達を指差し)」
「ねえねえ、なんで俺見ちゃダメなのー?なんでなんでー?(猫の姿のままでフランシス達を見ようと躍起になっている)」
「それは、あれだ!フェリシアーノには刺激が強すぎる!(猫の状態のフェリシアーノを抱き抱えて必死でガード)」
「こいつもそこまで餓鬼ではねえあるよルートヴィッヒ。過保護にも程々にするよろし(呆れた様子で長い袖をルートヴィッヒに向け)」
「し、しかし変な奴に絡まれ……いや、フェリシアーノなら撃退できるか。確かに過保護すぎるきらいはあるが……ほ、程々にするんだぞ?(ヤオの言葉に渋々フェリシアーノを下ろし)」
「…あ!(フランシス達を観察していたが何かを思い出したようにぱんと手を叩き)アルフレッド!メシやメシ!俺らが作ったメシ!!」
「はっ!!そうだ!メシ作ってんぞ!!スペシャルメニューだ!!たんと食いやがれこのやろー!!」
「ン……(名残惜しそうに銀糸を繋いで唇を離し)ぁ、そうだ。フラン、君のために皆がご飯作ってくれたんだぞ……」
「ン…っ(繋がれた銀糸を指で拭いアルフレッドの唇もそのまま拭き取り)…?俺のために?」
「せやでせやで!日頃フランシスにはご飯をようさん作ってもらってるからそのお返しやで!(ウインク)」
「(アントーニョの言葉に頷き)今日は、フランをいっぱい甘やかそうって計画立てたんだ。……フラン、食べよ?(発情して甘い空気のままふにゃふにゃと微笑み)」
「アル…(アントーニョ達の方にも視線を向け)皆もありがとう。俺、すごく今幸せな気持ちだよ」
「おう!腕により掛けて最高の出来だぜ!まあほぼ全部トーニョがやってくれたけどな!(びたびたと尻尾を振り)」
「無駄に器用だなドワーフは。流石長年男の娘をしてたことだけはあるある(深く頷き)」
「それは広げんでええからな?な??(真顔)」
「アンリちゃん……(思い出してぼそりと呟き)」
「やめたって(顔覆い)」
「あ!僕、ギルドのお掃除しました!あと、フランシスさんが普段使ってる椅子のクッションに綿も詰め直したんですよ!(褒めてほしそうに挙手してきらきら目を輝かせ)」
「んとね!お花は俺とルートで買って飾ったんだ!(負けじとにゃうにゃうと声を張り上げ)」
「(するりとフランシスの腰に手を回して近付き)……皆、フランの喜ぶ顔が見たくて手伝ってくれたんだ。君は、凄く愛されてるんだぞ……」
「…っ(目尻に浮かぶ涙を指で拭いながら精一杯微笑み)みんな、みんな本当に…本当にありがとうっ」
「うふふ。ほら、もっと笑って?せっかくの主役が泣いてちゃだめだよ。共にあの時から生き続けた者として、フランシス君に祝福を(ふわりと優しく微笑み)」
「お前らが色々やらかしたのも我は聞いたがまあ若気の至りと思えば問題ねえある。大の大人が泣いてたら情けねえあるからとっとと涙を拭くよろし(やれやれといった様子だがどこか言葉尻は柔らかい)」
「フランは『アルフレッド』と『メグ』を探して、俺達に辿り着いてくれたんだ。だから、胸張って?……約束しただろ、二度と離れないって(フランシスを優しく抱き締めて背を叩き)」
「…っ、未練がましい男だねって…笑われないってのまたすごい話だね(皮肉じみた言葉を発するが背を叩かれ溜めていたものが再び決壊したように体が震え)」
「言わねえよ。……俺だってハイマンとして生きてたあの時は、死んだ男を追い続けてたんだ。お前の想いを嗤うなんてバカなやつ、ここにはいねえよ(ふと神官だった頃の面影が過り)」
「そうだぜ。むしろその諦めの悪さは尊敬に値する…あ、これは褒めてるからな(にかっと快活に笑いながら仁王立ちし)」
「それだけ彼らを想ってたんでしょう?……凄いよ、フランシス君。巡り会えるか解らなかったのに、運命を手にしたんだから(優しい笑みのまま頷き)」
「今思えばおめってル=ロウドの意識を受け入れながらもわりとおめ自身の自我も保ってたんだなや?考えたら末恐ろしい話だな(ふむふむと頷き)」
「ねー。僕なんて殆ど意識なかったよ。……まあ、根底にあった『皆に、ギルベルト君に会いたい』っていう願望にラーリスが影響受けてたのは確かだけど(肩を竦めてくすくす笑い)」
「……(まさかの不意打ちに視線を泳がせている)」
「……お前たちは神格に影響与えるほどの存在だったと言うことだな(真顔で頷き)」
「ふむ。ならこうするか(ぱんと手を叩き)これから急遽イヴァンも甘やかすタイムを設けるとする。そこの神格剥奪組。甘やかされる準備はええか?(により)」
「へ?え?い、いや、僕はほら、仕掛人の方だから……(じりじりと後退)」
「イヴァン…お互い神格持っちゃった同士仲良くしようよ(生暖かい眼差し)」
「こ、今回はフランシス君を甘やかす会だよね!?(助けを求めるように発起人へ視線を向け)」
「(フランシスの腕に抱き付き)……フランが甘やかされるなら、他のところは自由に決めていいんだぞ」
「(回れ右で玄関へとダッシュ)」
「あかんよイヴァン。ここを通りたかったら俺を倒してからやで(HP150オーバーの壁が扉の前に立ち塞がる)」
「なんなら俺も倒してからにするといい(HP200オーバーの城塞が便乗)」
「体力自慢並ばれたら勝てないもん!!(涙目)」
「イヴァン、観念して全力で甘やかされろって。なでなでしてやろうか?それかお手手繋いでやろうか?(元来の世話焼きお兄ちゃんスイッチオン)」
「ちょ、ちょっと待って……ほら、本来の目的!フランシス君が!ほら!僕より重症だから!!(必死にフランシスを指差し)」
「ほらこれがアントーニョが作ったカレーだとよ。アルフレッド、あーんしてやれ(カレーを入れた容器を置きスプーンをにやけ顔でアルフレッドに手渡しし)」
「ん?(カレーとスプーンを受けとると躊躇いなく掬ったカレーをフランシスの前に差し出し)フラン、口開けて?」
「えっ、あ…あー…(羞恥心から視線をさまよわせ狼狽えるも観念した様子でスプーンを見つめ)…あ、あーん(拭いきれない羞恥心を隠すために目を閉じて口を開き)」
「……(何を思ったのかスプーンを戻して自分がカレーを食べ)……んっ、んぅ(口移しでカレーをフランシスの口腔内へと押し込み)」
「んぅ…!?(スプーンとは違う感触が口腔内に伝わり)…ん、ふ…あ、美味しい(うっとりとした表情でアルフレッドを見つめ)」
「ん、ぷぁ……よかった……アントーニョの料理の腕に感謝、なんだぞ(飽きることなく舌を口腔内に這わせて味を塗り込み)」
「…流石にあそこまではしねえけどフランシスはご満悦みてえだぞ(いちゃつくふたりを指差し)」
「……嘘でしょ(真顔になると諦めて降参のポーズを取り)……好きにしてクダサイ」
「諦めのいい子供は嫌いじゃねえあるよ。我もとっととこの茶番を終わらせてほしいあるからな(新しい一升瓶の栓を抜きそのままラッパ飲みし)」
「よし、総員イヴァンを撫でろー!(面白がってイヴァンに飛び掛かり)」
「にゃー!(猫の姿でイヴァンに飛びつき頬を舌でぺろぺろと舐める)」
「よっしゃ、全力でよしよししたるでー!(意気揚々とイヴァンの背中を勢いよく摩り)」
「えっと、わーい?(便乗してイヴァンのお腹をなでなで)」
「ちょっ、ちょっと全員は無理……っ、ぎゃぁぁぁぁ!!!(撃沈)」
「…(後で撫でてやるかーと特製の輸血パックを懐から取り出し啜ってイヴァン達を見つめている)」
「兄さんは参加しないのか?(茶化すように笑ってもみくちゃにされているイヴァンを指差し)」
「そういうルッツも参加しねえの?俺はあん中に入る気力が今はねえし夜にでも甘やかしてやろうかなと(パックから口を離し口元についた血を拭いながら溜息をつき)」
「流石に俺もあそこに入る気は起きなくてな(苦笑混じりに肩を竦め)……そうだ、兄さんに言い忘れていたことがあるんだが……言っていいか?」
「ん?なんだよ言い忘れてたことって(小首傾げ)」
「……お帰り、兄さん。この騒動の前より、良い顔になったな(わしゃりとギルベルトの頭を撫でて柔らかな声で呟き)」
「…!おう、ただいま(柔らかく目を細めルートヴィッヒを見上げ屈託のない笑みを浮かべる)」
「(わしゃわしゃと頭を撫でながらふいと視線を逸らし)……悪い、ちょっとこっちは見ないでくれ。改めた言葉にしたら恥ずかしくなってきた」
「んあ?なんだルッツ、自分からして恥ずかしいたあなんだ。お前は相変わらず可愛いなあ(お返しに頭を撫で回しにやにやと口元はにけている)」
「う、煩いぞ。うぐ……(大人しく撫でられながらも慕う兄の楽しそうな声に同じように口許が少しにやけ)」
「ふわあ(カウンターの椅子に腰掛け隠すことなく欠伸し)…平和だな」
「(口移ししていた唇を離してルーカスの方へ視線を向け)……平和だよ、凄く幸せな平和だ……」
「その平和さおめらが作ったもんだ。よーく噛み締めてれりゃええ。…幸せってのは飽きることはねえからな(ごろんカウンターに片頬を乗せながら語り)」
「ン……そうだね。フランがくれた平和と幸せ……これがあればずっと楽しく生きられそうだ(フランシスの首に指を這わせて甘く笑い)」
「っん、擽ったいよアル(くすくすと首への感覚に笑いを零し)…俺だけじゃない。この幸せはきっと皆が与えてくれたものだよ」
「うん、……皆が作って、俺はフランに与えてもらって……幸せなんだぞ(キスをねだるように口端へ何度もキスを落とし)」
「(応えるようにキスを自らも落とし)願わくば、この幸せが未来永劫続くことを信じたいよ」
「(とろんと蕩けた空がアイリスを見つめ)……できる、さ。だって、こんな奇跡が、ここにあるんだから」
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