クトゥルフしようぜ!

仏「(買ってきたばかりの缶コーヒーを片手に持って会議室の扉を閉め)…あー、酷い目にあったよ(溜息をつきながら椅子にどかりと腰掛ける)」
伊「あ、フランス兄ちゃんおかえりー」
日「おや、フランスさん。随分とお疲れのご様子ですが……如何なされましたか?(とんとんっと資料を纏めながら)」
仏「あーうん。コーヒー買いに近くの自販機の方に行ったらデンマークがノルウェーを壁ドンして濃厚なキスをしていてね…。すげえ睨まれた。もうすっごい殺気でデンマークこっち睨んでたよ。口元笑ってるのに怖いのなんのって!」
西「わーそれはお熱いなー(背もたれにもたれながら楽しそうに)」
米「それ、完全に君がただのオジャマムシなだけじゃないか(椅子の上で伸びをしながら欠伸)」
仏「あのねー!あんな人通りの多い所でしておいてだからな!おかげでこっちは別階にわざわざ降りて買いに行ったんだから!」
英「(髭ざまぁといい笑顔で指差し)」
日「(御愁傷様ですと合掌)」

普「公の場とか言ってるけどフランス、お前だって無節操にどんな場所でも愛(笑)振りまいてんじゃねえか」
南「それな。ところ構わずベッラを口説き落として愛(笑)振り撒いてるもんな」
西「ぷーちゃん、ロマーノ。フランスは煩悩の塊やから仕方ないねん我慢出来ん子やから」
南「あー、そりゃしょうがねえわ(深く頷き)」
加「あの、でもフランスさんはいい人で……(静かに挙手)」
仏「カナダ…(胸を抑えときめくもすぐに親分子分の方へ振り返り)言っとくけどスペインもロマーノも人の事言えないんだからな!この常時淫行カップル!」
南「だから誰が常時淫行だ誰が!(どんどんっと机を叩き)」
伊「違うよフランス兄ちゃん。兄ちゃんとスペイン兄ちゃんはどこでも気持ちよくなれるだけだよー。ふたりを悪く言ったらダメだよ(ぶくうと頬をふくらませてフランスに抗議)」
日「イタリア君、それではふぉろーになってないかと……」
西「まあでもそないなスイッチっていつ入るか分からんのは確かやんなあ。前にロマーノが会議室の室温高くて汗拭ってるんがえらいそそって会議終わってすぐスーツのまま襲ったこともあるくらいやもん」
南「あれはヤバかった。腰痛ぇわ床硬ぇわで翌日身体中バッキバキだぜ?……お前ら、スーツでいきなりはやめとけ。腰どころか体が死ぬぞ(真顔)」
普「アドバイスありがとう絶対やらねえわ(真顔)」
伊「スーツは、死ぬっと(めもめも)」
米「君たち馬鹿だろ(真顔)」
日「…………ええっと、私がふぉろーしきれなかったのでしょうか?(震え声)」

独「(トイレに行っていたのかハンカチをズボンのポケットに戻しながら扉を開け)……お前たち、何を真剣に語り合っているんだ。外まで声が聞こえていたぞ」
伊「ヴェヴェ!おかえりドイツー(席から立ち上がると元気よく駆け寄りそのまま腕に抱き着き)あのね、兄ちゃん達の惚気話聞いてたんだあ」
独「(特に気にする様子もなくイタリアの頭を撫で)ほう、惚気か。まあ休憩時間はまだ充分にあるから叱るべき話題ではないな」
西「え、もっとロマーノのこと話してええん?(目をキラキラと輝かせ)」
露「胸焼けしたから却下(頬杖をつきながら微笑み)」
英「俺もこれ以上は胃がもたれそうだから断る(真顔)」
米「君たちに付き合ってると頭のネジが飛びそうだよ(溜息を吐き)」
仏「ええー、でも面白そうじゃない惚気を話し合うの!お兄さんこういうの大好物だよー…グヘヘヘ(*とてもお見せできない表情を浮かべています)」
南「おい、誰か鏡持ってこい鏡。こいつに見せろ(フランスを指差し)」
加「あ、僕髪の毛直す用の鏡持ってます(ごそごそと足元の鞄を漁り)」
英「やめろカナダ。お前の鏡が可哀想だ(フランスに顔パン)」
仏「お兄さんの顔が美しさでギルティイイイ!!(強烈な一撃に崩れ落ち)」
日「ああ、綺麗に決まっていますイギリスさんの拳……」
米「そして悪は滅び去ったのだった……そう!ヒーローの配下によって!!(コロンビアポーズ)」

伊「それでアメリカとカナダは惚気ないのー?(▽イタリアは くうきを よまなかった!)」
加「え、えええ!?(突然の流れ弾に素っ頓狂な声を上げ)」
米「oh……(コロンビアポーズからの考える人)」
伊「俺、みんなの惚気話聞きたいなー。だって聴いててすごく幸せな気持ちになれるもん(ゆらゆらと頭を左右に揺らしながら)」
日「イタリア君が可愛い……ですがこの話題はほぼ全員に流れ弾が飛んでくる……(顔覆い)」
普「惚気ってヴェストの可愛い話をすればいいのか?(ブラコン)」
独「例のアレは勘弁してくれ(震え声)」
伊「例のあれ?(きょとり)」
独「例のアレは例のアレだ(真顔)」
普「おう。まだヴェストが俺様のへその位置までしかなかった小さい時の話だ!寂しがり屋の俺様のヴェストは小鳥のように…いやカルガモの子供のように俺様について来ては兄さん兄さんと愛らしい声でずっと呼んでたんだぜ!……ヴェストは天使。はっきりわかんだね(しみじみと頷き)」
伊「わあ、ドイツ可愛いー(ぱちぱち)」
独「だから勘弁してくれと言っているだろう……(顔覆い)」
米「ダメだこのブラコン早くなんとかしないと(ゲンドウポーズ)」
普「お次は昨日のヴェストの話だ!マッシュポテトを作っていた俺様のヴェストはご機嫌だったみたいで鼻歌を唄いながらリズムよくジャガイモを潰しててな!頭も揺らしながら歌ってるヴェスト…悪い前言撤回。俺様のヴェストはこの世の摂理(悟り)」
独「(羞恥心の勝利)」
日「お、おお……(感想を言うに言えず流れで拍手)」
仏「……これ、いつまで続くの?(突然の復活)」
露「プロイセン君の気が晴れるまで?」
普「俺様が満足するまで!(どやぁあ)」
加「わあ、息ぴったり……」
露「でしょー?」
伊「ヴェー。じゃあロシアの惚気はー?(プロイセンの方に小首を傾げ)」
普「ファッ!?」
露「ワクワク(にこにこ)」
西「親分も聞きたいなあ。ぷーちゃんの口からロシアの話はあんま聞かんもんなー」
日「そう言えばそうですね。プロイセン君ったら、ドイツさんの話ばかりで」
米「コイビトの話しないのかい?(ニヨニヨ)」
普「お前ら後で覚えてろよお…(ジト目で皆を睨み)…ロシア、ロシアの惚気……(うーんと腕を組んで考え込み)」
露「じーーーーーーっ」
普「(さっと熱視線から視線をそらし)でっけえ図体の割にベビーフェイスな顔とかは可愛いんじゃナイデスカネー」
露「うふふ、嬉しいなあ。僕もプロイセン君の綺麗で真っ赤な瞳、好きだなあ(嬉しそうに笑いながら)」
普「ん?お、おお。俺様の目は王者の風格漂う小鳥のように恰好いい真紅だからな!(褒められたことで嬉しそうにふんぞり返り)」
露「うんうん。……で、いつくれるの?(笑ったまま)」
普「………………は?」
露「綺麗だから欲しいなあ。……欲しいなあ(にこにこ)」
西「あ、親分これイタちゃんやロマーノ家の映画で見たことあるー」
南「目玉抉り抜かれて死ぬやつだろ?前に作ったな(深く頷き)」
伊「うんうん。もっと臓物ぶちまけたかったよねえ(しみじみ)」
日「ヒイイッ!!」
普「だ、誰がやるか!!確かに俺様をくれてやるっつたけどそういう意味じゃねえよ!」
英「お前そんなこと言ったのか……」
露「コルコルコルコルコル…………」
普「ヒィッ!?」
日「ヒエエエッ!!」
仏「ぷーちゃん。目玉をとられても俺達友達だからね(肩ポン)」
米「君のことは忘れないさ(肩ポン)」
普「今はまだとられねえよおおおおお!!!」
加「今は……(震え声)」
独「兄貴の目が失われる……つまり余計に外出させることが厳しく……(ブツブツ)」
英「おいプロイセン。お前の世の摂理が考え込んでるぞ」
普「ヴェ、ヴェスト安心しろ!まだ目玉はとられるつもりはねえから!な?(あわあわ)」
独「(はっと顔を上げ)そ、そうか……よかった、まだ無事か……」
日「い、いや安心するところ違いますよね?え、私がおかしいんでしょうか??」
伊「ヴェー。目玉飾るの?(不思議そうにロシアの方を見つめて小首を傾げ)」
露「えっとねー、ホルマリンに漬けて僕の執務机に置くんだー」
伊「そっかー(納得)」
米「それなんてパニック映画?(真顔)」

普「そ、そうだアメリカ!お前らもほら惚気!惚気話せよ!(露骨な話題逸らし)」
米「はぁ!?(唐突な流れ弾に更に真顔)」
仏「お兄さんも聞きたいなあ。お前の惚気(頬杖をつきながらにやにやと見つめ)」
米「…………(深く溜息を吐くと超大国の不敵な笑みを浮かべ)それが、ヒトにモノ訊くときの言葉かい?」
仏「(やれやれと肩を竦め)超大国様からの賞賛のお言葉を是非ともお聞かせ願いたい」
米「ブッ(思わず吹き出し)……君さあ、プライドないの?」
仏「え、ここってそういうの必要な所?望みのものを強請るのなら意地なんて其れこそ張るもんじゃないでしょ(余裕のある笑みを浮かべて小首を傾げ)」
米「だってさカナダ(肩ポン)」
加「は?え?」
普「(逃げたな……)」
日「(逃げましたね……)」
米「フランスがカナダの惚気聞きたいってさ(フランスを指差し)」
仏「うん。カナダの惚気『も』聞かせて欲しいなあー(笑みは崩さず)」
加「あ、あ……えっと……クマ三郎さんどうしよう!僕が喋る雰囲「誰?」……カナダだよ(がっくりと肩を落とし)」
英「カナダ、こいつらを甘やかさなくたっていいんだぞ。俺が許す(肩ポン)」
加「えっ!?(驚きの眼差しでイギリスへ視線を向け)」
米「……はいカナダ、フランスの好きなところ10秒。Start!」
加「えっ、えっ……優しい!料理が美味しい!あと優しい!えっと、えっと……(慌てて指折り数え)」
西「セックスは上手いん?(どストレート)」
南「まあ上手そうだよな(どストレート)」
加「!?!?!?(フリーズ)」
普「スペインお前…」
西「え、そこ重要やない?フランスはテクニシャンやけど身体の相性ってあるやん」
露「カナダ君どーお?(逃げ道を塞ぐように顔を近づけ)」
加「(ぱくぱくと口を開閉し)…………き、きもちかったです(蚊の鳴くような小声)」
仏「ふふ。Merci,カナダ。君を悦ばれるなら光栄の極みさ(カナダの手をすくい手の甲にキスを落とす)」
加「(ぼんっと顔から湯気を出す勢いで真っ赤になり)は、はひ……」

英「……こんな時、俺はどんな顔をすればいいんだ(真顔)」
日「……笑えばいいと思います(真顔)」
普「テーブルの下で震える拳がイギリスの葛藤を物語ってんな…(同情の眼差し)」
独「イギリス……その、気を落とすな(フォローが浮かばなかった顔)」
伊「え、えっと…疲れた時は甘いものだよイギリスー。はい、ベルギーさん家のチョコレート!(口の中に1口大のチョコを放り込み)」
英「……(モグモグ)」
日「ああっ、可愛いっ!(顔覆い)」
普「可愛い……イタリアちゃんが可愛い(真顔)」

米「君たちは相変わらず通常運転だね(蔵掃除に向けて肩を竦め)……さて、次は誰だっけ」
西「アメリカとフランスは惚気へんの?」
南「お前らさらっと流そうとしても無駄だからな、こいつがいる限り(スペインを指差し)」
米「俺はパスするんだぞ。面白い話ないし(明後日の方向を向いて口笛を吹き)」
仏「……スペインのそういう所、本当怖いよ(深いため息をついて)お兄さんの惚気ねえ。……カナダはふわふわと笑う顔と髪を撫でると気持ちよさそうに目を閉じる顔が愛らしいよね」
加「あぅ……Merci,フランスさん……(耳まで真っ赤になりながら)」
米「(対抗するようにむっと唇を尖らせ)最高の兄弟ってところだね。とにかく可愛すぎて俺の兄弟は最高(サムズアップ)」
加「ごめん、なんか喜んでいいのか突っ込んでいいのかわかんない……けどThank You?(首傾げ)」
普「こいつら…カナダに対してはデレデレじゃねえか」
日「カナダさんに対する愛が天元突破しておりますね(真顔)」
仏「……(頬杖をついたままアメリカの方に視線を移し)」
米「……(視線を感じながらも何事もないようにイギリスの方を向き)仕方ないから君のも聞いてあげるよ!」
西「えーあかんよ2人ともー。まだお互い話してないやんー(不服そうに頬を膨らませ)」
米「君ってやつは……綺麗に流そうとしたのに(真顔)」
普「スペインの壁は厚い(確信)」
南「最強のブロッカーだ(確信)」
仏「……超大国様から、どうぞ?(にっこりと微笑み)」
米「……come on,イタリア(ちょいちょいとイタリアを呼び)」
伊「んー?どうしたのー?(てとてととアメリカの元へ歩み寄り)」
米「(イタリアの耳元に唇を寄せ)……絶対、絶対言い触らさないでくれよ?言い触らしたら君んちの株価軒並み叩き落とすからね?」
伊「!!い、言わない!言わないよう!(ぶんぶんと頭を縦に勢いよく振り)」
米「OK,……何だかんださ、俺のこと見てるんだよ。狂いそうなくらい愛情くれて、馬鹿になりそう。だから、俺も相応の愛を返してるってところさ。……早い話が、絆されたってやつだね(肩を竦め)」
伊「ヴェー…。分かった、言わないよー。狂っちゃいそうになるくらい愛情くれるから馬鹿になってアメリカもそれに応えて愛を返してるなんて言わないよー!」
米「Stoooooooooop!!!!!(イタリアの口を勢いよく塞ぎ)」
英「ブフッ(紅茶を噴き出し)」
日「(頭抱え)」
独「イタリアお前…………(真顔)」
伊「??モゴゴ…(なぜ口を塞がれているか理解出来ていない)」
露「コントかな?(真顔)」
普「イタリアちゃんだから許される失敗だな(深く頷き)」
米「許されない!!これは絶っっっっ対許されないんだぞ!!!!!イタリア!!!!!株価覚悟してくれよ!!!!!(耳どころか首まで真っ赤)」
南「って、待てなんか俺の方まで飛び火してるぞおい!?」
伊「ヴェェェェェ!!それだけはやめてええええええ!!(えぐえぐと泣きながら藁をも縋る思いでアメリカの服を掴み)」
西「へー、狂うくらいに愛されてそれにちゃんと応えようとするアメリカやってフランスー(追い討ち)」
露「これはフランス君もきちんと答えてあげないとねえ(面白そうに肩を震わせ)」
仏「いやあ、情熱的な惚気を聞かせて貰えたよ!お兄さん照れちゃうー(頬を押さえながらおちゃらけ)」
米「(イタリアの首根っこをひっ掴みながらもフランスを睨み付け)……勿論、君も言ってくれるんだよね?」
仏「……なに、欲しいの?その手腕で思うままに欲しいものを手に入れたお前が?(にっこりと微笑みを披露し)」
米「君って本当にサイテー(ぎりぎりと奥歯を噛み締め)」
仏「あはは!!よく言われるよ!罪作りで最高でサイテーな男だってね!(んべっと舌を出し)」
英「……(口元を拭いながら深く溜息を吐き)」
米「(ぱっとイタリアの首根っこから手を離してフランスの方に歩み寄り)……本当、君はサイテーだよ。でも、俺もサイテーだっ、ねっ!(フランスの襟首を掴むと勢いよく引き寄せて強引に唇を奪う)」
仏「んむっ!……(突然の口付けに目を見開くも愉しそうに目を細めされるがまま)」

日「まあ……(思わず目を手で覆い)」
英「(そっとカナダの目を手で覆う)」
加「え、イギリスさん!?(あわあわ)」
英「あんなのお前が見なくていい。糞髭の一種のテクニックのうちだからな(呆れた様子でふたりを見つめ)」

米「っは……どうだい。これで俺が本気だってわかったかい?(目元を真っ赤にしながらも強烈な光を瞳に宿し)」
仏「……んー。及第点ってとこ?(濡れた唇を指で拭いその指を舌先で舐め)」
米「それはどうも(口内に溜まった唾液を机に置き去りにされた自分のグラスに吐き捨て)……で、答えは?」
仏「キスの感想?(くすくすと笑い声を漏らし)」
米「…………あっそ。君は本当にサイテーだ(眼鏡の奥の瞳から光を消し)……さて、次のブロックにいこうか(パンパンッと両手を叩く)」
仏「はいはい、拗ねない拗ねない子供じゃあるまいし(後ろからあやす様に肩を叩くと耳元に唇を寄せ)…答えはベッドの上で、ね?」
米「(背後からの不意の囁きにびくりと肩を跳ねさせ)……ばっかじゃないの?(そう言いながらも耳は赤い)」

英「散々煽りに煽って最後に甘やかすフランスの使うテクニックの1つだな毛根が死ねばいいのにな(ノンブレス)」
日「イギリスさん、私怨が滲み出ておりますよ(苦笑)」
独「……取り敢えず丸く収まった、のか?」
伊「ついでに株価のことも丸く収まらないかなあ…(ぶるぶる)」
南「お前なあ……(ガタガタ)」

英「(カナダから手を離し)惚気か。…べ、別に俺がしてやってもいいんだぜっ」
露「えー、イギリス君だからどうせ無駄な語彙力発揮するんでしょー」
仏「官能小説も真っ青なエロス盛モリだよねー眉毛燃えてしまえ(ノンブレス)」
英「○すぞ(にっこり)」
南「ちぎゃぁぁぁぁ!!!!!(関係ないがビビる)」
伊「ヴェヴェエエエエ!!!!(ドイツの後ろに隠れる)」
独「大丈夫だイタリア、あいつは多分お前には危害は加えない(イタリアの頭を軽くポンポンと叩き)」
普「ちょっとー男子ー。イタリア兄弟ビビってんじゃん謝りなよー」
仏「せんせえー!イギリス君がイタリア兄弟を虐めましたー!(悪ノリ)」
米「これは法廷で争う案件ですねえ(悪ノリ)」
西「判決を申し渡す。……打首!!」
加「え、えっと……イギリスさん、意地悪はよくないと思います……(震え声で挙手)」
日「いや寧ろ皆さんイギリスさんをいじめないでください(真顔)」
英「……(鼻をすすりながら皆に背を向けて隅っこで三角座りになっていじけている)」
日「イギリスさん、大丈夫ですよ。私は味方ですから(膝立をしてイギリスの背を優しく撫でながら)」
英「グスッ……に、にほんっ(涙目のままで日本を見上げ)」
日「ふふ、いいこいいこ(今度は頭を撫でる)」

仏「…えっと、ナニコレ」
西「いつもの島国?」
露「煽った結果の見せつけられ?」
普「安心しろ、それも通常運転だ」
独「そうだな、通常運転だ」
英「ずずっ(ハンカチで鼻をかみ)……日本は大和撫子で気配りが出来て謙虚だ。それでいてブラックオニキスのような覗き込むと吸い込まれそうなその瞳。そしてアジア人独特の黄色の肌が火照る姿はまた赴きがあるんだ……」
日「…………(まさかの間近で絶賛されてフリーズ)」
米「oh……最後完全に下ネタなんだぞ……」
英「そして情事の際に高くなる所と清流のように聞くものを落ち着かせそれでいて情欲をそそる低音な声は俺を掻き立てる一つであって……あ、あと(涙を拭いながらつらつらと)」
仏「今情事って言ったよね(真顔)」
米「おっと手が滑ったー!(勢いよくイギリスの後頭部目掛けてドロップキック)」
英「ギャフン!?(クリティカルヒット)」

日「(ぽすぽすと頭のてっぺんから煙が出ている)」
普「あー…。爺、大丈夫かあ?(日本の背中を優しく叩き)」
日「…………い、」
露「い?」
日「いっそ殺せ(顔覆い)」
伊「!!日本死んじゃダメえええええ!!(日本に勢いよくしがみつき)」
日「おぶっ!?(しがみつかれて奇声を発する)」
普「イタリアちゃん、きっとそれは爺の言葉の綾ってやつだかんなー」
加「す、凄く情熱的でした……(思わず照れて視線を泳がせ)」
西「情熱的なんはええ事やで!ただし眉毛は除く」
南「それな(深く頷き)」
伊「日本、死なないよね?(うるうると目を潤ませながら上目遣いで見つめ)」
日「も、勿論です……ううっ、可愛い……っ」

米「(パンパンと手を叩いて払い)イギリス、君生きてるかい?」
英「(安らかな表情を浮かべたまま気絶している)」
米「へんじがないただのしかばねのようだ(サムズアップ)」
仏「綺麗な顔してるだろ?ウソみたいだろ。死んでんだぜ、これ(いい笑顔で)」
日「はっ!?い、イギリスさん!?(イタリアを丁寧に剥がすと一目散にイギリスの方へと向かう)」
西「アメリカー。機嫌ようなってテンション上がったからってドロップキックはあかんでー。やるならせめて急所狙わなー」
米「Sorry,ちょっと狙いが逸れちゃったよ☆」
日「イギリスさんっ、ああおいたわしやイギリスさん……(うるうると死んだ魚のような瞳に涙を溜め)」
普「……俺様、ちょっとイギリスが可哀想になってきたわ」
露「不憫同士共鳴したの?(首傾げ)」
普「お、おおお俺様不憫じゃねえしー?(冷や汗)」
米「普憫の話かい?(いい笑顔で振り向き)」
普「漢字違いいいい!!(頭抱え)」
独「普憫……(悲しいものを見る眼差し)」
普「俺をそんな目で見るなヴェストおおおおおお!!(崩れ落ちる)」
加「あ、プロイセンさんが……」
米「君のこと忘れないよ(合掌)」
西「まあぷーちゃんはメンタル強いからすぐ復活するさかい心配せんでええよ(しれっと)」
南「ほっときゃ問題ねえなうん(納得)」

露「……僕たちなんの話してたんだっけ?」
仏「ぷーちゃんが普憫って話(すっとぼけ)」
米「プロイセンは普憫、はっきりわかんだね」
伊「えっとイギリスとプロイセンが可哀想なんだよね。よしよしする?」
独「そうだな。イタリアは兄貴を撫でてやれ。すぐ復活するぞ」
伊「それはやだ(即答)」
米「ブフォッwww」
仏「これはひどいwwwwww(腹筋崩壊)」

日「イギリスさん……ぐすっ、死んではダメです……っ!」
伊「あ、日本!ここは目覚めのキスだよ!キスは呪いの魔法を解く常套手段だってフランス兄ちゃんが言ってた!」
仏「フランス兄ちゃん言った(こくこく)」
日「えっ!?…………(ごくりと息を呑み)み、皆さんあちらを向いていてください。……蘇生させます」
西「(あ、ほんまにやるんや)」
南「(爺ちょろすぎだろ)」
米「蘇www生www」
仏「wwwwwwwww(笑い過ぎて呼吸困難)」
日「……っ、イギリスさん。目を、覚ましてください……っ!(イギリスの後頭部を支えて祈るように触れるだけのキスをする)」

露「ねえ、めちゃくちゃ真面目にやってるよ(真顔)」
仏「……(日本に見えない角度からイギリスの頭を足の先で蹴る)」

英「いっ!?……ぁ、??(痛みによって覚醒)」
日「!!!イギリスさんっ、ああっ、よかった!!!(涙を溜めながらイギリスをきつく抱き締め)」
米「おなかwwwいたいwwwヒイッwww」
仏「お兄さん仕事しすぎてストライキが家出するレベ……ヒィwwwwwwwww」
英「に……ほん?俺は何を…(抱きしめられたままきょろきょろと周辺を見渡し)」
日「アメリカさんの蹴りで生死の境を彷徨っていたのです……ああ、私も心臓が止まってしまうかと……(ぼろぼろと涙を溢し)」
米「ころしてwwwないんだぞwww」
英「お、俺はそんな重篤な状態だったのか……!(驚愕)」
仏「これ本気でwww言ってんのwwwwwwwww」
米「もうやめてwwwwwwwwwwww」
西「アメリカもフランスも落ち着きよー(どうどう)」
露「で、結局なところえっちしてる日本君が好きってことでいいの?(空気をぶち壊す発言)」
日「ちょっ!?」
英「違う、えっちな日本が好きだ(今日1番のいい笑顔で)」
米「ダメだこの島国(の片割れ)早くなんとかしないと」
仏「既に手がつけられない所まで来てるよこれ……」
日「わ、私はその……え、えっちなのですか……?(震え声)」
英「えっちだ。堪らなく(真顔)」
日「きゅうっ……(恥ずかしさのあまり目を回して後方に倒れる)」
英「に、日本!?(咄嗟に倒れる身体を支え)」
日「い、いいいいいっそ殺してください(ガタガタ)」
伊「日本死んじゃダm(以下省略)」
加「あれ、これなんてデジャヴ……」

西「で、日本はこの眉毛への惚気はあるん?」
日「はうっ!?……あ、あの……お美しい顔ばせに深い森を思わせる翡翠の瞳……まるで王冠を戴いたかのような金のお髪……ああ、素敵です……(恥じらうように頬を染め)」
仏「(思わず真顔)」
米「oh……」
英「日本……(トゥンク)」
西「うん、やっぱふたりはお似合いやんな!」
日「そ、そんな……照れてしまいます(両頬を抑え)」
露「つまり面食い(超ストレート)」
伊「麺食い……ラーメンは俺も好きだよ?」
南「その麺じゃねえよ(真顔)」
仏「うゎ、この空間ボケが多すぎっ」
独「ボケ筆頭が何を言うか……」
伊「ドイツー!俺は俺はー?(わくわく)」
独「……そうだな、癒し担当だ(真面目な表情)」
伊「わーい!俺頑張って癒すよー(ウインク)」
日「可愛すぎてつらい(顔覆い)」
米「ってか、日本。君ってイギリスの顔だけが好きなのかい?」
日「無論そのようなことはありません(キリッ)……お優しき眼差し、可愛らしい微笑み、皮肉を嗜む頭脳、繊細な手つき……イギリスさんを形づくるすべてが愛しいのです(頬を染め)」
英「(恥ずかしそうに顔覆い)」
仏「アマアアアアアアアイ!!(思わず叫ぶ)」
米「聞いた俺がバカだった!!!(崩れ落ち)」
西「優……しい?(信じられない表情)」
南「海賊の眼差しだろ……(震え声)」
露「よかったねえイギリス君。激しく褒められてるよ(肘でイギリスの脇を小突く)」
英「Let me get inside you……(顔を覆ったまま)」
米「君さあ、分かったから下品なこと言わないでくれるかい?(カナダの耳を塞ぎ)」
普「イギリスはなんつったんだよ…知りたくねえけど(突然の復活)」
米「……早い話が突っ込みたい(真顔)」
普「イギリス、アウトー(デデーン)」
露「イギリス君は節操なしだね(いい笑顔)」
英「(顔を上げ)節操ないのは日本だけだ、勘違いするな!」
日「……そ、その……こ、個室でしたら……(顔覆い)」
英「今ここで犯してm」
独「やるなら外へ行け(真顔で扉を指し)」
伊「イギリスは公開プレイもいける口なんだねー(直球)」
南「見られて燃えるタイプか?なんだ?見られたいのか?(直球)」
普「俺様の精神衛生的に外でやってくれ!ほんとに!!!」
露「イギリス君が見てほしいなら見てあげるよ?監視カメラの向こうで(にっこり)」
英「だが断る」
露「なーんだ。見られたいのかと思ったのに(くすくすと肩を震わせながら笑い)」
仏「まあまあ。性癖なんて人それぞれだし?それにイギリスの性癖が特殊だなんて今に始まったことじゃn痛い痛い坊ちゃん蹴らないで!」
英「お前も人のこと言えねえだろばかぁ!」
米「君たちどっちもどっちだってこといい加減自覚したらどうだい?(真顔)」

伊「フランス兄ちゃんもマニアックなプレイをふたりにするの?(きょとり)」
米「ブッ」
加「あ、あわわわわ……」
西「そもそも3P自体がマニアックな気もするねんけどなー」
南「全部突っ込むのはワイン野郎だろ?全部突っ込まれるのどっちだよ分かるけど(耳を掻きながら)」
普「……(3P自体がそもそも自分のキャパシティ外すぎて固まっている)」
加「の、ノーコメントで……」
米「俺の兄弟は最高にCuteだけどね!(ウインク)」
仏「そこはまあ、ご想像におまかせするよ(ウインク)あ、さっきのイタリアの質問だけどお兄さんはまだ試したことはないかなあ」
西「コスプレは?」
仏「……それってマニアックなプレイの内ダッタンダナー」
日「ああ……(察し)」
英「?コスプレは普通だろ」
露「なに?ふたりとも別人になりきって攻めるの?(ちょっと興味津々)」
仏「どちらかと言うとふたりがコスプレしてるからねえ。なりきるのはそっち?」
英「非常に癪だが糞髭と同意見だ(真顔)」
露「へー……(3人の方に振り返り)」
日「……何と申しますか、お恥ずかしい話ですが気分は高揚します(視線逸らし)」
加「可愛いって言われると……ほら、あの、調子に乗っちゃうって言うか……いうか……ええっと……(ゴニョゴニョ)」
英「心做しか普段よりもコスプレする方が感度が良くなるしな、日本は(きらきらとした眼差しで拳グッ)」
日「(恥ずかしさで顔覆い)」
普「爺お前……(生ぬるい眼差しを向ける)」
日「私じゃないんです私の中の私が盛り上がっちゃうんです(顔覆いながら震え声)」
仏「恥ずかしがることなんてないさ日本。カナダもアメリカもコスプレしたらノリノリだし気分が高揚するのは確かみたいだからね」
加「あぅ……」
米「俺はなにも言ってないんだぞ(視線が激しく泳いでいる)」
伊「アメリカもコスプレするの?(可愛らしく小首を傾げながらアメリカを見上げ)」
米「寝てる間にね!気が付いたら着せられてたよ!(頭抱え)」
独「楽しそうだなお前ら……」
西「でもコスプレしてセックスは男のロマンやん。ドイツかてしてみたいって願望あらへんの?」
独「………………否定はしないな(神妙な顔で頷き)」
普「……お前もそんなのあんのか?(恐る恐るロシアに尋ね)」
露「んー?僕はあんまりやったことないかなあ。興味なかったわけじゃないけど……はいはーい!フランス君とイギリス君はどんな服着せたときが一番盛り上がった?(嬉々として挙手)」
英「巫女服(即答)」
仏「ダブルナース服(即答)」
南「欲望に忠実だなお前ら……」
英「確かにメイド服やナース服も良かった……だが日本の家の神聖な制服を着せてそれを穢すという背徳感がまた堪らないんだよいい加減にしろ(逆ギレ)」
南「ちぎっ!?なっ、なんで俺が逆ギレされてんだよ!!」
仏「あー坊ちゃんの言ってる事なんとなく分かる。分かりみが深い(深く頷き)あ、お兄さんはナース服が何でいいかって言うと自分が患者、ふたりがナースという男が誰しも夢見るシチュエーションを3Pで出来るメジャーにして特殊な感じが最高だったんだよ(サムズアップ)」
普「……(キャパオーバーにより小刻みに震えている)」
米「……(思い出して居た堪れなさに視線逸らし)」
加「あ、あはは……あれは凄かったね……」
英「…ガーターベルトは?(神妙な面持ちでフランスを見つめ)」
仏「カナダにつけてもらったよ(得意げに)」
英「ニーハイソックス…」
仏「アメリカにね(ウインク)」
英「髭のくせに分かってんじゃねえか(真顔)」
仏「まあね!(どやあ)」

米「Ladyってあんなにすーすーするやつつけてて大変だよね……(現実逃避)」
加「トイレのとき大変そうだよね……(現実逃避)」
日「ああ……おふたりの目が死んでいる……」
伊「スカートってすーすーするよね。裾が床につかないようにするの苦労するもんねえ」
南「寧ろミニスカートの防御力のなさがやべぇだろ。座り方わっかんねえ」
普「……なあ、なんで皆わかるわーっていうていで喋ってんだ?スカートって男でも1度は履くものなのか?(混乱)」
独「兄貴……知らなくてもいいことがあるぞ(肩ポン)」
普「…(ドイツの方に視線を向け)そういえばヴェスト、お前もスペイン主催のエイプリルフールでメイド服着てたな……」
独「それは忘れてくれ(真顔)」
伊「えー、俺それ知らなーい!その時の写真とかないのー?」
独「ない(真顔)」
普「ここにアルバムがあるじゃろ?(懐からヴェストセレクションと書かれたアルバムを取り出し)」
独「兄貴ぃぃぃぃぃぃ!?!?!?!?!?」
仏「へえー、ドイツのメイド服。へええええええ(によによによによ)」
露「わあ、見たい見たーい!」
日「わ、私も興味がありますね……プロイセン君、ぜひ(ずいっと乗り出し)」
西「結局会場来たんはアメリカとイギリス、それにフランスとロシアと中国だけやったもんなあ!いやあ見たいわドイツのメイド服姿!」
独「お前らやめろ!兄貴は今すぐそれを仕舞え!寧ろ燃やしてくれ!!」
普「ケセセセッ!いいぜ……俺様のお宝コレクションを見せてやろう!あまりの可愛さに卒倒するなよ!(皆に見せつけるようにアルバムを開くと恥じらうメイド服姿のドイツが何かから逃げている様子が撮られた写真がページの真ん中に貼られている)」
南「ほお(によによ)」
伊「ヴェヴェー!ドイツ可愛いーむきむきだー(じーっと写真を見つめながらきらきらと目を輝かせ)」
独「(顔覆い)」
米「これ、何から逃げてるんだい?(興味深そうにページの真ん中を指差し)」
普「俺様が写真撮ろうぜ!っつったらヴェストの奴嫌だって逃げてな。全力で追いかけて連写した中の1枚なんだぜこれ。他のは全部手ブレとかでピンぼけすげえんだよ」
西「えーなんや意外と似合うとるでドイツ(肩ポン)」
独「誰かライターを持っていないか……燃やさせてくれ(震え声)」
英「プロイセンのことだ。燃やそうとしたらあのアルバムごと抱えて身を挺して死守しだすぞ……」
日「ええ、容易に想像できますね。師匠はドイツさんのこととなると狂人補正入りますし……」
普「だって俺様のヴェストの写真だもん(真顔)」
英「だもんって言うな気持ち悪い(ツッコミ)」
米「イギリスと同意見なの癪に障るけど気持ち悪いんだぞ(便乗)」
普「気持ち悪いっつうな!…(ふと何か考え込み)そういやスペイン。パーティー会場に来たこいつらは何かコスプレしてたのかよ」
西「んあー、してくれとったでー。そん時の確か携帯で撮影したんはあるけど…(スマホを取り出しロック画面を解除)」
米「うわぁぁぁぁぁ!!!!!(雄叫びと共にスペインにタックル)」
西「ふおわ!?(タックルの衝撃で吹き飛ばされ体が吹っ飛ぶもその手からスマホが落ちる)」
露「それだけはいけないそれだけはいけないそれだけはいけないそれだけはいけない(真顔でブツブツ)」

日「……(足元に飛んできたスマホを拾い上げ)ええっと」
英「!!日本!見るな!絶対に見るなよ!!(必死)」
米「日本!いい子だからこっち!ハリアップ!!(必死)」
露「……見たら、わかる?(震え声)」
仏「あ、お兄さんは別に見られてもいいけどねー(ウインク)」
日「み、皆さんがそこまで嫌だと仰るのなら……」
西「いったあ(尻餅をついたのかお尻を擦り)…えー、皆そないに見られとうないん?似合っとたのに」
日「(スペインに返そうと手を持ち上げた瞬間に画面を見てしまい)………………スペインさん、おいくらでこの画像売っていただけますか?(ガタガタ)」
西「え、そんなんお金なんてとらんよー。単体の写真もあるけど欲しい?」
日「ぜ、ぜひ!!出来ればイギリスさんのお写真すべてと、この中国さんのあんぐるのものを……!!(テンションが上がっている)」
英「!!日本んんんんんん!?(思わず白目で咆哮)」
普「おいスペイン。俺様にも回せ回せ!」
南「あ、あれか!(前に見せてもらっていたことを思い出した)」
伊「ヴェー、兄ちゃんも写真見たことあるのー?」
南「おう、前にスペイン家に泊まったときにな(によによ)」
普「なあなあロシアのもあるのかよ。寄越せよスペイン(によによ)」
露「!?だめっ、絶っっっっっ対だめ!!!!!」
西「んー、ええでー。日本、スマホ返してくれる?2人のアカウントに送るから(にこにこ)」
日「ええ!ぜひに!イギリスさんのナース服……!(きらきら)」
仏「スペイン。お兄さんまだその写真貰ってないんだけどー(頬を膨らませ)」
西「ほならここに居る皆のアカウントに送るわ!これで問題ないやろ!(ウインク)」
米「……君、あれ欲しがるとか変態かい?(真顔)」
仏「えー何言ってんの。色々使えるでしょ。…そう、色々とね(によによ)」
加「いろいろ?(こてりと小首を傾げ)」
仏「ふふ、カナダにはまだわっからないかなー(ウインク)」
加「???(更に首を傾げて90度まで曲がる)」

西「ん、送信したでー!」
普「んー、どれどれ…(スマホのロック画面を手早く開き)…ブフッ」
日「はわわ……イギリスさんのナース……ま、待ち受けにしなくては……っ!(スマホを机に置くと両手を合わせて拝むポーズ)」
英「は、ははっはやまるな日本んんんんんんんん!!」
伊「わあ、楽しそうだねー(全員集合写真を見つめ)」
露「(顔覆い)」
日「イギリスさん酷いですっ、こんなにも素敵な格好をなさって私に見せてくださらないなんて!(ガタガタ)」
英「隙を見て消してやる(顔覆い)」
日「だが断りますっ!(スマホを抱き締め)」
普「なんだよ……似合ってんじゃねえのロシアのふりふ…ぶふぉっ(腹を抱えながらげらげらと笑い出し)」
露「泣かす……あとで絶対泣かす……(小刻みに震えながら)」
仏「スペインスペイン(スペインを手招きし耳元に唇を寄せ)…アメリカの単体写真、後で送ってくれる?」
西「ん?ええよお。…にしてもほんまアメリカに対しては素直やないなあフランスは(ひそひそ)」
仏「ソウカナー(視線逸らし)」
普「はー、笑った笑った(涙を拭いながら)あー、面白いからロシア単体の待受に設定っと」
露「やめてえええええ!!!!!(崩れ落ち)」
加「…………ああ、そういえばそんなことありましたね(やっと事態を理解した顔)」

伊「こんなに楽しそうだったんなら俺もコスプレすれば良かったなー(羨ましそうに)」
米「コスプレって……あれは完全に罰ゲームなんだぞ……」
伊「でも楽しそうだよ!俺もやりたかったなー。ご主人様ーご奉仕しますーって!」
日「……イタリア君のめいどさんと聞いて(耳聡く反応)」
仏「お前はそういうのノリノリでやりそうだもんねえ。……と、メイド服…メイド服…あ(何かを思い出した様子)」
独「どうしたフランス(疲れきった顔で振り向き)」
仏「メイド服……ここにあるよ(自身の足元にあるアタッシュケースをテーブルに置き)」
普「!?」
日「!?」
英「いやなんでだよ!?」
独「……なぜ会議場に持ってきているんだ(額を押さえ)」
仏「ほら日本の家って男の娘ブームでそれ用の衣装って売ってるじゃない?ファッションリーダーお兄さんとしてもその服の構造について調べたかったから会議始まる前に何着か買い付けててさ。それでここにあるわけ」
普「あわよくばそれを誰に着せるつもりだったんだ(ジト目)」
仏「いったいどこの兄弟デスカネー」
日「まさかの発端が我が家でしたか……確かに男の娘は流行っておりますが……アメリカさーん、カナダさーん出番ですよー(震え声)」
米「俺たちに流れ弾撃ち込むのやめてくれないかい?(真顔)」
加「あ、あはは……(激しく視線が泳いでいる)」
仏「あ、実はタイプは違えどもう何着か入ってるよ(アタッシュケースを開くと種類の違う新品のメイド服を取り出し)」
西「ほわあ、すごいなあ。ロマーノ、これ似合いそうやなあ(1枚拡げながら)」
南「お、ならヴェネチアーノも一緒に着てみろよ。昔の気分味わえるぜ(メイド服を指差し)」
日「何故ロマーノ君はのりのりなのか……(頭抱え)」
伊「んー、じゃあ俺はこれかな!(1枚のメイド服を手に取り)兄ちゃんと同じ型のメイド服だー♪」
普「すげえ…こんなに男専用のメイド服ってあんのかよ(ドン引き)」
南「ずぼっと頭から被るタイプが楽なんだけどなー。後ろにファスナーついてっと自力で着れねえし(スペインからメイド服を受け取りながら)」
伊「ファスナーついてたら俺が上げてあげるよ兄ちゃんー(ぷちぷちとワイシャツのボタンを外しながら)」
南「おーう。ヴェネチアーノ、お前のも上げてやるぜー(ジャケットを脱ぎながら)」
英「お前ら着替えるならカーテンの裏で着替えろ。お前らの裸なんて誰が見て喜ぶんだ…(呆れ顔)」
伊「?だめ?(こてんと小首を傾げ)」
南「男同士だから恥ずかしくねえだろ?(便乗して首を傾げ)」
英「あぁ?(兄弟を睨み)」
南「ちぎゃぁぁぁぁ!!!!!(全力でカーテンの裏に走って行く)」
伊「ヴェエエエエエエエ!?む、向こうで着替えてきますぅううううう(目にも留まらぬ速さでカーテンの裏に引っ込む)」

米「君たちの順応性に驚きを隠せないんだぞ……(ドン引き)」
仏「勿論ふたりも着てくれるよね?(北米兄弟に微笑みながら)」
加「え!?(びしりと固まる)」
米「……なんで着る前提なんだい?(にこやかに笑う)」
仏「え、この流れは着る流れでしょ。ほらほら乗るしかないでしょこのビックウェーブ!!」
米「俺は俺に優しいビックウェーブには乗るけどね!(べっと舌を出し)」

日「(すっとカメラを取り出して撮影会の準備)」
普「そういやイギリスは爺に着ろとは言わねえんだな」
英「日本のメイド姿は俺しか見なくていい(真顔)」
普「ア、ハイ」
日「トゥンク……」
露「プロイセン君は興味があったら着るといいよ?僕はフランス君の味方してくるね!(アメリカをおちょくりたいだけの顔)」
普「誰が着るか!!……と、ちぇっ、言っちまった(フランス達の輪に入っていくのを見送りながら)」

露「フランスくーん、加勢にきたよー!(うきうきと飛んでくる)」
仏「ほらほらーロシアも来てくれたしお前ら、潔くメイド服着た方が身のためだよーん?」
加「う、ぅぅ……そ、それでフランスさんが喜んでくれるなら……(折れた)」
米「ちょっ、兄弟!?」

普「……(面白くなさそうにコーヒーを啜り)」
日「(ぱしゃぱしゃとシャッターを切りながら振り返り)信頼されてますね、プロイセン君」
普「…(ぎろりと日本を見つめ)何がだよ爺」
日「ふふ、そんなに睨まないでくださいな。穴が開いてしまいますでしょう?……ロシアさんです。貴方は絶対自分から離れないと信頼しているからこそ、ああいった発言が出るものだと思っておりましたが……違いましたか?(苦笑を浮かべ)」
普「(音を立ててコーヒーを啜りながら)…爺はたまにこ難しいことを言うよな」
日「むつかしい……ううむ、そうですね。我々もヒトの形を成しているからか、心すら移ろいやすい。けれど、それでも私たちは相手を信じて動くものです。ですが、そうですねえ……爺の戯れ言です。お気に召さなければ忘れてくださいな(再度シャッターを切りながら)」
普「……(コーヒーから口を離し)あーくそっ(わしゃわしゃと自身の髪を掻き乱し)」
日「(くすりと微笑み)悩みなさい若人よ、さすれば必ず答えはあるのです」

伊「着替えたよー!……って、あっち賑やかだねえ(ふわふわとスカートを翻してカーテンの裏から出てくる)」
南「ってかまーだ揉めてんのかあそこ(スカートを踏まないようにモデル歩きをしながら登場)」
西「あーでもさっきロシアがアメリカをホールドしとったから着せられるやろ……っておお!やっぱ似合うなあふたりとも!(きらきらと目を輝かせ)」
日「っああ!!イタリア君っ、ロマーノ君っ!こちら、こちらを向いてくださいっ!(スペインの隣に移動すると激しくシャッターを連打)」
伊「ヴェヴェー。どう?似合う似合うー?(くるりとその場を一回転)」
南「まあ、俺たちに掛かりゃ最高の仕上がりになるよな……(胸を張りながら髪を掻き上げ)」
西「ええやんええやーん!あ、ロマーノ。スカートの下何履いとるん?」
南「えっち(にやりと笑い)……パンツだけだぜ?」
西「えっちやもん(にっこり)後でじっくり見させてなあ」
南「おう、ゴシュジンサマのお気の召すままに?(妖艶な笑みを浮かべ)」

独「…………(イタリアのメイド姿に硬直したままじんわりと目尻に涙が浮かんでいく)」
伊「!?ど、ドイツ!どうしたの!?(ドイツの元へ慌てて駆け寄り)」
独「い、いや……よくわからないんだが……お前のその姿を見たら何だか胸が熱くなって……懐かしい……?いや、よく分からない(困ったように笑い)」
伊「懐かしい?……あれ、俺ドイツの前でメイド服着たことあった……あれ?(つられるように目尻に涙を浮かべ)」

普「……(ドイツとイタリアの様子を寂しそうに見つめ)」
英「……(目を閉じ押し黙る)」
日「?(周囲の反応に理解が追い付かず首を傾げる)」

伊「ううっ(ぐしぐしと乱暴に涙を拭い)えっと、えっと…ん、おかえりなさいませ、ご主人様ー(にへらと笑いながらスカートの裾をつまみ)」
独「ああ、ただいま(目尻の涙を拭うとイタリアの頭を撫でる)」

仏「(ドイツ達の様子を横目で見つめ)…記憶はなくとも感じることは出来る、ということかな」
露「(アメリカを羽交い締めしながらもドイツたちの方を向き)やっぱり、世界は繋がってるね」
米「しんみりしてなくていいからっ、離すんだぞっ!!(じたばたっ)」
普「(ふーっと息を吐くとフランス達の元へ歩み寄り)ロシア、そのまま掴んどけよ。俺様が直々にアメリカにメイド服着させてやるぜ」
露「おーっ、プロイセン君がやってくれるって!よかったねえアメリカ君?(にこにこ)」
米「ちょっ、プロイセンっ!?君何言って……(顔から血の気が引いていく)」
仏「えー、着せるのはお兄さんの役目でしょー(ぶーぶー)」
露「ほらほら、脱がせるのがフランス君の仕事でしょ?」
仏「それもそうだねー。流石に無理矢理は脱がせないよ。じっくりねっとりと時間をかけて!いやらしく脱がせてやろう!!(両手指をわきわきと動かし)」
加「が、頑張れ兄弟……!(既にメイド服を着た状態でフランスの後ろからこっそり応援)」
米「うっ、裏切り者ぉぉぉぉ!!!!!(じたばた)」
仏「あらーカナダ可愛いねえ。これはメイドカフェでいたら間違いなくお兄さんは指名して個室に連れ込んでそのまま襲ってるよいやもうお兄さん買い取ってお兄さんだけのメイドさんになってもらってご奉仕を毎日してもらうね!!(熱弁)」
普「お前……アメリカのジャケット脱がしながらよくもまあそんな変態発言出来るな…」
加「(恥ずかしそうに俯き)え、えっと……ご、ご奉仕いたしますご主人様……?」
仏「はあん!(クリティカルヒット)」
米「カナダっ、遊んでなくていいから!フランス止めてくれよ!(必死)」
露「袖脱がせるなら一瞬だけ手離すからねー、そっち押さえてー!(アメリカの襟首を押さえつけ)」
仏「っと、いけないいけない。お手手が疎かになる所だったよ。あ、そうだ(鼻先が近付く程にアメリカに迫り)…ベッドじゃないけど、今ここでお前の惚気でも語ろうか?(にっこり)」

普「……(フランスの言葉にうわーと呆れ顔)」
露「……(あ、これ手外しても逃げられなさそうと言う顔)」

米「っン!?(吐息が掛かったことでびくりと震え)っは、……それこそ君たちが俺に言う『空気読め』なんじゃないかい?(強気に言い放つが頬は赤い)」
仏「ほお、お前の口からそんな言葉が出るとは夢にも思わなかったよ(片手でネクタイを解きながら)…ふふ、今は皮肉しか出ないお口も夜になると素直な言葉を甘く吐き続けて唇を情欲に濡らしてるの、お兄さんとてもセクシーだと思うよ(空いた手の親指で下唇を触れ)」
米「ッ!!(甘い言葉に思わず後退するが、ロシアが手を離していたせいで思わずバランスを崩して尻餅をつく)」
仏「おっと(視線を合わせるようにその場に膝をつき)だめだろ?お前のその肉付きの良い柔らかいお尻が傷つくじゃない。尻餅つくのは俺の上でだよ?(前髪を優しくとき)」
米「〜〜〜っ!!(顔を真っ赤にしながらもフランスから逃げようとじりじり後退し)きっ、君!言ってることがなんか卑猥なんだぞ!」
仏「そうやって捉えるお前が悪いんだってば(くすくすと笑い)…それともお兄さん、期待されてる?」
米「きっ、期待なんかするもんかっ!(そう言いながらも呼吸が少しずつ荒くなっていく)」

普「完全にアメリカの奴、遊ばれてんな…(カナダの耳を押さえながら)」
露「逆に清々しいけどなあ(プロイセンの言葉に頷きながら)」
加「プロイセンさん?(何故耳を塞がれたのか分かってない)」
普「カナダ、俺様と一緒に回れ右しような。せーの(ぐるんとカナダと一緒に回れ右)」
加「ふあっ!?(ぐるんと回る)」
露「じゃあ僕たち3人はイギリス君たちの方に突撃だー!」

仏「そう。そうだ着替えの続きだったね(器用にワイシャツのボタンを音を立てて外し)ふむ。たくましい割には実は柔らかいよねお前の胸。それにぷっくりとして、綺麗な色してるよね。これ(はだけたワイシャツの中に手を差し込み突起を弾く)」
米「ッあン……!?(弾かれたことで出てしまった甘い吐息を慌てて片手で覆い隠し)やっ、やめてくれよ急にっ!!」
仏「ごめんごめん。勝手に触れるのは少々お行儀が悪かったかな?……でも分かったところで感じるんだろ?お前は敏感だから(くりくりと親指で尖端を押し上げ)」
米「ヒッ、つ、ぅっ……!!(敏感になった部分がじわじわと熱を帯びていく感覚に自分の指を噛んで嬌声を飲み込み)か、んじて……ない……っ!!」
仏「こーら。噛んじゃ駄目でしょ。お前の柔らかい触り心地の良い手が傷つくなんてお兄さん赦さないから(耳元に唇を寄せ)……俺の好きな声、聴かせて?(胸元を揉み上げ)」
米「ア……っ、(揉み上げられた胸の奥で微弱な電流が走ったようにか細い嬌声を堪らず溢し)ゃ、フランス……っ!」
仏「うん、なーに(耳朶に口付けを落としそのまま喉仏に甘噛み)」
米「あぁっ……!(喉仏を晒すようにがくりと仰け反り)い、意地悪……やだっ……!」
仏「やだ?……ああ、ちゃんと触れてほしいってこと?でもこれはあくまで着替え、だからねえ(胸元を揉むのはそのままにその手指で突起を掠め、空いた手は器用にワイシャツを肩口に下ろしていく)」
米「っ、ア……!(腹の内側に燻る熱が逃がしきれずにもじもじと股を動かして自身を慰め)」
仏「……(胸を触る手の動きを止め)ああ、そうだ。まだお前はメイドじゃないんだよね。だったらふふっ、…いいよ。お前が望むものを俺が与えてあげる(顔の輪郭をなぞるように手を滑らせ顎の下に指を絡ませる)」
米「……っは、ぁ……っ、俺が……望む、もの……?(熱に浮かされた瞳でフランスを見上げ)」
仏「Oui,まだお前はアメリカ、だからね。可愛い恋人のおねだりを叶えるのは当然のことさ(瞼にキスを落とす)」
米「(ごくりと息を呑み)この熱……っ、どうにかして……!そしたらっ、君のお願いもなんだって聞くから……っ!!」
仏「ん、了解(手首を掴むと手の甲にキス)じゃあその窮屈そうなそれを楽にしてあげる(ズボンのベルトを外しファスナーを開け中から性器を出すと躊躇いなく口に咥える)」
米「!!あ゛……っ、熱……ぁ゛う゛……っ!!(粘膜に包まれてぼろぼろと大粒の涙を流し)」
仏「んぅ……は(裏筋を丁寧に舐め取りながら根元を親指と人差し指で輪を作りその間に性器を挟み擦る)ふ、気持ちいい?」
米「ッん(涙を流しながらも何度も頷き)きもち、いいっ!フランスのっ、きもちぃ……っ!」
仏「ふふ。お前のその泣き顔は本当にそそるよ……んっ、もっと空色が滲むの、見てみたいねえ(カリ部分を舐めると指の動きはそのままに尖端を覆うように咥え吸引)」
米「はっ、あ゛……っ!!ふら……っ、出、る……ッッ、出ちゃ……っ!(フランスの髪を引き千切る勢いで掴んで懇願し)」
仏「っつ!(頭皮に伝わる痛みに思わず目を瞑り)…っ、いいよ。出しちゃいなよ。お前の可愛いイキ顔、見ててあげるからさ(じわりと溢れるカウパー液に吸い付きながら上目遣いで見つめ)」
米「ぁ、や、う゛……っ、あぁ!!っ、うう゛っ!!(泣きながらも快楽に従ってフランスの口内に欲を吐き出してぐったりと身体から力が抜ける)」
仏「……は(口角から飲み干せなかった白濁液が伝うも指で拭いながら喉仏を上下させ)ふぅ、よく出せました(ぽふぽふと頭を撫でる)」
米「は……っ、は……っ、つ、ぅ……(愚図りながらフランスに抱き付き)意地悪、しないでくれよ……っ」
仏「はは、ごめんごめん。でも仕方ないでしょ、お前はつつくと反応がつい楽しくて楽しくて。……ま、我ながらそんなことする俺も大人げないなーとは思っちゃうけど(あやす様に背中を叩き)」
米「意地悪する君なんて嫌いなんだぞ……っ、もっと俺に優しくしてくれよ。カナダにするみたいにっ!……そりゃ、俺も素直じゃないけど(フランスの腹に顔を押し付け)」
仏「…嫌い?そっかあ嫌いかあー(背中を叩くのはそのままに)嫌われちゃうの嫌かなあ。うん、次からは程々にするよ」
米「……っ、うぐ……そ、それは言葉のあやで……(もごもご)」
仏「ふふっ(小さく吹き出し)大丈夫、分かってるよ。お前の性質くらいとうの昔から知ってるからねえ。自分が1番じゃなきゃ嫌な所も実はとびっきりの甘えん坊だってのもね!」
米「〜〜〜っ!!(ぼんっと頭のてっぺんから湯気を出し)お、おおおお俺はいつだって皆の一番だからねっ!さ、さああっちに合流しようか!!(震え声)」
仏「ああ、待ってアメリカ。……んっ(顎をすくい上げると噛み付くように呼吸を奪い)…愛してる。だからそんな可愛い顔、今は俺だけにしか見せないで」
米「……(ぽかんとした顔でフランスを見上げ)あ、ああ……うん。お、俺も君のことは愛してるんだぞ。……そ、そうだ!さっきの約束は守るよっ、俺にお願いあったら言っていいんだぞ!(じわじわと顔が赤くなっていく)」
仏「ん?ああ、そんなこと言ってたね。……(暫く考え込むも眉間に皺を寄せ)」
米「国家に関わること以外で頼むよ?……今の上司がブチ切れない感じで(乱れきった自分の服を整えながら)」
仏「そこまでのお願いはしないよ。……あー、そうだね。アメリカ、今すぐお兄さんから距離をとってもらえるかな。一刻の猶予を争うから(真顔)」
米「……へ?」
仏「(言葉とは裏腹に自ら離れていきながら)…確かにそういうプレイも好きだけど流石にここで本番とかはまずいし。うん、まずいよ俺。俺は我慢できるいい男(自分に言い聞かせるように呟きながら会議室の扉へと後退し)」
米「…………まさか、君(察したがじりじり後退していくフランスへとにじり寄る)」
仏「言うな!みなまで言うな!お、おおおお兄さんちょっと花を摘みに行くから……行くからああ!!(扉を開き脱兎のごとく廊下を駈ける)」
米「あっ!ちょっ!!君だけずるいっ!!(バランスを崩しながら立ち上がってバッファローの如く全速力でフランスを追い掛ける)」
仏「何が狡いんだよ!これ以上追いかけてきたら今度こそ犯す!容赦なく犯すからな!!(下り階段に差し掛かり軽やかに踊り場まで跳躍)」
米「出来るもんならやってみろ!今回こそ君をアンアン鳴かせてやるっ!!(助走をつけて階段を飛び降り)」
仏「とか言いながら毎回アンアン鳴くのはお前のくせに!ああ糞!ここ階段多すぎ!(跳躍の負担からか徐々にスピードが落ちていく)」
米「っはは!普段からトレーニングしてないツケが回ってきたね!つっかっまえた!!(フランスの二の腕を掴み)」
仏「にゃああ捕まったああ!!お兄さんをどうするつもりなのやらしいことするのエロ同人のようにっエロ同人のようにイイイイ!!(掴まれていない手で股の間を隠し)」
米「それもいいね!じゃあ君がナース服着てヤろうじゃないか!(吹っ切れた笑顔)」
仏「え、お兄さんがナース服とか…少しそそるな。ナースが患者を襲うとか(じゅるり)」
米「え?ナースな君を俺が襲うんだろ?(どやぁ)」
仏「……それ誰得だよ(真顔)」
米「俺得(真顔)」
仏「はあ……(へなへなとその場から崩れるように座り込み)アメリカ、さっきのお願い無効にしていい?」
米「え?あれお願いだったのかい?(気付いてなかった顔)」
仏「……。じゃあお願い。今すぐお前のナカに入りたい(熱を帯びた目でアメリカを見つめ)」
米「ッ、……アメリカに二言はないよ。いいさ、俺使って気持ち良くなって?」
仏「Merci.(ちゅっと音を立てて唇にキスを落とし)…それじゃあご奉仕、お願いするよ。俺だけのメイドさん」
米「ん……っ、メイド服は残念ながらないけどね!……あの部屋借りる?(扉を指差し)」
仏「そうだね、そこを借りようか。……お兄さんの体力が回復してから(真顔)」
米「おっさんだなあ……(フランスの腰を労るように撫で)」
仏「煩いよ若者…(トホホと涙を拭う素振り)」

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