ソードワールドしようぜ!
「剣の切っ先の元、安らかに眠れ(ゾンビとグールの亡骸の前で屈んで)」
「……敵にも供養、聖職者は相手を選ばないのですね」
「は、そんな奴等にも慈悲とは。神官ってのはお人好しの集まりだな」
「例え敵でも生を受け、生きてきた奴らだ。誰も看取るものがいねえならそれを見届けるのが俺の役目だ」
「相変わらず高尚なもので。……私には興味もわきませんよ(肩を竦めながら)」
「こいつと同意というのは癪だが、俺も生憎神なんて崇拝するつもりはさらさらねえからなあ(喉元を撫でながら)」
「……(ちらりと喉元を見るもすぐに視線を逸らす)」
「信じるも信じねえも人の勝手だ。…フランに報告しにいくど」
「そうですね、レディを待たせるのは宜しくない」
「めんどくせえな……ん、(こつんと何かが足に当たる)」
「?なした?(振り向いて)」
「なんですか、行かないんですかまったく……(面倒臭そうに振り向き)」
「…ここでこいつらに襲われた冒険者の躯だな。白骨化してやがる(しゃがんで、骸を見つめる)」
「そんなもの、このご時世何処にでもあるでしょう。珍しいものでもない(興味なさげに)」
「……供養でもしてやっが。(躯を見つめてふとあるものを見つけて)……マギテックシューター、け?」
「っつ!?(突然喉元を抑え、苦しそうに俯き膝をつく)」
「……っ、アーサー!しっかりなさい!(反射的に駆け寄って無意識のうちに抱きしめて呼吸を合わせる)」
「な、んだ……これ、苦し……いて……(熱い息を吐きながら喉元を掻き毟るように爪をたてる)」
「何が……っ、まさか…(骸の方を見る)」
「呼吸をなさい!ゆっくりでいい!落ち着いて!爪を立てないで!(掻き毟ろうとする両手を無理やり引き剥がして)」
「あ、ああぁ、あつ……ぃ、あついあついあついあついやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ(焦点の定まらない目を見開き、うわ言のように)」
「っく、この馬鹿!少しは落ち着けと言ったはずですよ!(勢いよく地面に押し倒して体を押さえ付ける)」
「…っ、賢神キルヒアよ、その誠実にして真実を見通す眼差しでかの者に慈悲の光を!(神聖術を唱える)」
「っあ!?(受け身はとれないまま地面に倒れ)あああっ、ぁ…くっ(息を荒らげながら何かを呟く)」
「……さあ、おねんねの時間ですよ。おやすみ、アーサーさん(アーサーにしか聞こえないように小さな声で呟くと同時に首元から首飾りが滑り落ちる)」
「ホーリー・クレイドル!(神聖術の光がアーサーを包む)」
「(キクの首に光るものに一瞬ぴくりと反応し)…き、……っ……(静かに目を閉じ、呼吸はだんだん小さくなる)」
「……貴方が私の知っているアーサーさんでないなら、……いいえ、もう遅いですよね。私は最期を看取りましたから(首を振りながらアーサーに掛けていた体重を外す)」
「……(静かに二人の様子を見ながら)一時的に安眠を施す魔法をアーサーにかけたべ。しばらくは起きねえが、起きれば少しは落ちつぐだろ」
「……(あどけない表情で寝息をもらしている)」
「そうですか。(すっと立ち上がるとすぐに首飾りを服の下に隠し)……餓鬼は私が背負っていきましょう。貴方では潰れてしまうだろうから」
「そうしてもらうと助かる。戦利品は後日山分けだな。……夜になれば、蛮族の動きが活発になる。先を急ぐど」
「……(背負う準備を始めて至近距離で表情を見つめ)あのまま大人になった貴方は、きっとこんな風に大きくなっていたのでしょうね。(そう呟くとアーサーを背に担ぐ)」
「(マギテックシューターであろう冒険者の前に屈み、祈るように)安らかに眠れ、勇敢なる冒険者よ。(1通り祈った後に立ち上がり)……いぐぞ」
「ええ、荷物が重くてなりません。さっさと戻ってさっさと要らない荷物は捨てましょう(はあーっと大きく溜息を吐き)」
「…く…(耳飾りの薔薇の飾りがついたティアドロップのピアスがゆらりと揺れる)」
「……え?(思わず小さな声を漏らし)」
「……(すやすやと寝ている)」
「まさか、……ね(言い聞かせるように呟くと再度背負い直す)」
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