ダブルクロスしようぜ!

【ロングチャット】

スペイン→アントーニョ・フェルナンデス・カリエド(ひかるさん)
ロマーノ→ロヴィーノ・ヴァルガス(おぼろ)

*

「(助手席のドアを開き頭をゆっくりと下げ)さあボス、足元に気をつけて」
「ん、……くぁ(欠伸をしながら手を挙げ)おう、気を付ける」
「(ロヴィーノが助手席に座ったことを確認し運転席の方へ向かい)今日もお疲れ様。長いこと話し合いが続いたなあ(シートに腰掛けてきぱきとシートベルトを閉める)」
「……あいつら、俺をガキだと思って舐めてんだよ。俺だってヴァルガスファミリーのボスだ、……あんな奴らの好き勝手させるかよ(苦虫を噛み潰したように顔を顰めるとシートを少し倒して小さく伸びをし)」
「せやなあ。まだまだボスみたいに若くて実力ある頭なんて居らんから(バックミラーを調整しドアポケットに入れていた手袋をはめ)…まああんなんはほっといてもすぐ消えてくれるよ。無理して腰あげてる老人ばっかやねんから」
「へっ、違いねえ。あいつら全員くたばっちまえばこっちの儲けモンだ、せいぜい残り少ない人生で足掻けってんだよ(精一杯に強がるとくしゃりと表情を崩し)……なあ、ボスっぽかったか?」
「(ロヴィーノの問いかけにきょとんとした表情を浮かべるもすぐに柔らかい笑みを浮かべ)うん、かっこええボスやったよ。いつもロヴィーノはかっこええけどなあ」
「ッ、お、おう!俺はカッコいいボスになるんだからな!……ま、まあ今は強気の俺に頼んねえとヘタレだけど(恥ずかしそうに視線を逸らすと窓の外を眺める)」
「ふふ、ロヴィーノはロヴィーノで頼りなるんやけどなあ(ハンドルに腕を乗せながら微笑ましげにロヴィーノの方を見つめ)ほんで行き先は俺らのアジトでええんかな?」
「ん、アジトでいいぜ。別に寄るところもねえし(熱くなった頬を誤魔化すように窓ガラスに頬をくっつけ)」
「了解。ほなら安全運転で我がボスを丁重に送ります(ハンドルから腕を離しクラッチペダルを踏み手際よくギア操作を行い車を発車させる)」
「うおっ、(発進した振動に小さく声を上げ)……俺も原付でも免許取るかなあ」
「原付なあ…。小回りは聞くけど車でぶつかられたら押し負けするからなあ。乗るんやったら俺が教えたるけど?(アクセルを踏みながらロヴィーノの方を横目で見つめ)」
「んー……考えとくわ。どうせお前が全部運転してくれるし、最終的に趣味になりそうだしな(視線を感じて少し顔を上げると年相応の幼い笑みを見せ)」
「乗りたなったらいつでも言ってな。教習所の先生よりも分かりやすう教えたるから(くすくすと笑いハンドルを切っていない手で頭を撫で)」
「……おう(頭を撫でられてまたも頬が熱くなると視線を逸らしてオーディオを弄る)」

「(ぽふぽふと頭を柔らかく叩いて手を離し視線をバックミラーに移し)…………ついてきとるなあ(バックミラーに小さく見える黒い車に目を細め)」
「え?(オーディオで洋楽を流そうとしていた手を止めてバックミラーを見上げ)……マジかよ」
「(こくんと頷き)なんやさっきから後続車を不自然に抜いてきよるから怪しいなあ思たら完全にこっち尾行しとるみたいやわ。…堅気さんやないよなあ、これ」
「……(一瞬ミラーに映ったナンバーを確認すると懐からUSBを取り出して指を当て)……このナンバーはリストにねえぞ」
「ほなこの鏡に写っとるんは亡霊か何やろうねえ…っと(隣の車線から並列に並ぶ車に気付き)…しかも亡霊は1体だけやないみたい」
「バケモンはさっさと帰れよ……(心成しか怯えた声音だが必死で叱咤して強気にミラーを睨みつけ)」
「……ロヴィーノ。シートベルト外してこっちおいで(運転しながら片手で自身の膝を叩き)」
「(ちらりとアントーニョの横顔を見るとシートベルトを外してそろそろとアントーニョの方へと移動し)……っ、は、早くここから抜け出せ、お願いだから!」
「勿論。…残念なんは安全運転がもう出来んかもってことやけど(座席を少し後ろに下げロヴィーノが膝に腰掛けたのを確認するとアクセルをめいいっぱい踏み)まあそれは、堪忍な!」
「う、あああっ!?(がくんと勢いよくスピードが上がって思わずアントーニョにしがみ付き)あ、ああ、安全運転とか今はいいっ、取り敢えず逃げろ!!」
「ん、揺れ激しいから気いつけてな。はーい横失礼しますよーっと(針の穴を通すように車の間をスピードを保ったまま通り抜け)」
「(びゅんびゅんと走り抜ける風景に圧倒されつつもはっと目を見開き)トーニョっ、右!避けろぶつかるっ!!」
「よいしょっと(指摘された所を軽々と避け)…奴さんもやるなあ。遅れはしとるけど追いつこうとしとるで(バックミラーから猛追してきている2台を確認し)」
「撒いちまえっ、お前ならそれくらいできるだろっ!(震えながらも信頼を滲ませ)」
「勿論。せやけど休日やから車の量多いなあ(ちらっと周囲を確認し)…もうすぐループ道路やな。せやったら(カーブ表記の標識が通り過ぎるもアクセルは踏んだまま)」
「ッ!(思わず目を瞑ってアントーニョにきつくしがみ付き)」
「キリングフィールドからエスケープダイブや!いっくでえ!!(愉しそうに目を細めながらアクセルはそのままに道路から飛び出し真下の道路へと目指し滞空時間の間にハンドルを切る)」
「ひ、あああああ!!!(嫌な浮遊感に悲鳴を上げ、更にしがみ付く力を強める)」
「んっ(道路に着地する衝撃に耐えるようロヴィーノを自身の方へ引き寄せるように抱きしめ)……ふう、撒いたかな?」
「っは、っは……どこのジェットコースターだよ……(抱きしめられながらも悲鳴を上げすぎて足りなくなった酸素を求めるように浅く呼吸をしながら)」
「(呼吸を整えるロヴィーノの背中を優しく擦りながら)いやあ引き離すならこのくらいしなあかんかなって。どうやら奴さんは俺らみたいな能力持ちやないみたいやからこれで行ける!思てね」
「……まあ、撒けたならいいか(やっと呼吸が整ってアントーニョを見上げ)よくやった。……功績に応じた褒賞はそれ相応のものを用意すべきだな」
「大袈裟やなあ。こんくらい右腕として当たり前やろ?ロヴィーノが無事で何よりやで(ロヴィーノの手をとり口元へ運びその勢いのままに手の甲へキスを落とす)」
「ん……欲のない奴だな。俺がやるって言ってるんだから大人しく受け取っとけよ(キスに綻びそうになる表情を引き締め)」
「うーん、ほなら…(肩に腕を回し背後から抱きしめ近付いた耳元にキスを落とし)ロヴィーノを、ちょうだい(普段とはかけ離れた甘い声で囁き)」
「ッ、(甘い声にびりびりと痺れるような刺激を覚えて身を竦め)……お前、ほんと欲なさすぎ。……いくらだってやるよ」
「そう?せやけど部下がボスを欲しいなんて言うたら皆卒倒もんやって思うけどなあ……ん、(片頬に手を添え横を向かせると自身も前へ体を傾け軽くバードキス)」
「(啄むようなキスに頬がうっすらと紅くなり)す、好き同士が欲しいって言ったらそりゃ、やるし。……立場なんて、今は捨てちまえ(睫毛をほんのりと伏せながら)」
「ふふ、ロヴィーノは可愛ええなあ(もう一度軽い接触を行い)…と、ロヴィーノ。身体ごとこっち向き。ほら(向き直しやすいように座席を一気に後ろに下げ)」
「ふおっ!?(座席が下がってびくりと跳ね)……お、おう。こうか?(アントーニョと向かい合うように座り直し)」
「そうそう。その方がキスしやすいやん?(やや上にある後頭部に手を添え間近にある喉仏に触れるだけのキス)」
「っつ、ん!(喉仏にキスをされてごくりと唾を呑み)……お返しっ(アントーニョの額に軽くキスを落とす)」
「んっ、……随分可愛らしい仕返しやなあ(小さく笑いを零しながら顔を上げて下唇を甘噛み)」
「っふ、ぁん……っ、!?(下唇を甘噛みして悩ましい甘い声が出たことに自分で驚いて目を見開く)」
「ん、気持ち良かった?(下唇に輪郭をなぞるように舌を這わせ)」
「……びりびりって、した……(何処かとろんとした眼差しでアントーニョを見つめて不思議そうに首を傾げる)」
「電気みたいなそないな感じ?痛い?気持ち悪い?(頬を優しく撫でながら心配そうに見つめ)」
「(ふるふると首を振り)いつも使う雷と違って……こう、脳みそが震えるみたいな……気持ちいい、やつ……」
「そう(ほっとため息をつくと安堵の表情を浮かべ)……なあ、もっと触ってええ?」
「(ぽすんとアントーニョの胸元に埋まり)……むしろ、もっと触ってくれ」
「ん、貴方の御心のままに(柔らかな光を宿した目でロヴィーノを見上げ)ほなら、遠慮なく(顎に手を添え顔を引かせるとその唇に噛み付くように唇を重ねる)」
「んむっ、んっ!(重なった唇をうっすらと開くとおずおずと自身の舌でアントーニョの唇を撫で)……こ、こぅか……?(息継ぎの合間に不安そうに尋ね)」
「ん、…ふっ(目を細めながら喉の奥で笑い)そう、そんなかんじ(空いていた手でロヴィーノのシャツのボタンを器用に外していく)」
「?……ッ!ま、窓!(肌を曝け出されることに気付くと慌てて運転席を振り返り、ボタンを押してすべての窓をカーテンで覆う)」
「(慌てる様子を可笑しそうに見つめながら)はは、ロヴィーノは恥ずかしがりやなあ。あ、俺も脱いだ方がええ?(躊躇なく自身のカッターシャツのボタンを外すとシャランと服の下に下げていたロザリオが揺れる)」
「……ロザリオ?そんなの持ってたのか?(音に振り返ると不思議そうにロザリオを見つめ)」
「ん?ああ、これ?(下げていたロザリオのチェーンを持ち上げ)なんや俺が生まれた時に親が牧師さんから作ってもらったもんやねん。子供の頃から下げとけーって言われとったから今でもクセでつけとるんよ」
「(恐る恐ると言った手つきでロザリオへ触れると愛しそうに撫で)……俺、神様とか信じたことあんまねえけど。そっか、お前がトーニョを守ってくれたのか……」
「…………(ロヴィーノの様子に瞬きを繰り返して見つめ)…なんやろ、ロヴィーノがそない言うとそう思えてくるんは何でやろうね」
「なんでだろうな。……そっか、そっか……(愛しさを噛み締めるようにロザリオを撫で)……今日までこいつを守ってくれてありがとうな」
「……。よいしょっと(おもむろに首から下げていたロザリオを外し)…これに守る力があるんやったら俺はロヴィーノに着けてて欲しいんやけどなあ(愛しさが滲み出るような光を宿した目を細めて微笑みながらロヴィーノの首にロザリオをかける)」
「!い、いやっ、これはお前のだろ!?お前を守ってくれる奴をそう簡単に他に渡したら……ッ(アントーニョの微笑みを視界に捉えると思わず息を呑み)」
「俺はロヴィーノ、お前に持ってて欲しいと思ったねん。……それにな、お前が死んでしまったら、きっと俺も死んでしまうから(クロスにキスを落とし噛み締めるように呪いのような言葉を吐き出し)」
「ッ、(綺麗すぎるアントーニョの表情と言葉に胸の奥にざわめきを覚え)……死なないから。俺、お前が生きる為にも……絶対、死んでやんねえから」
「(がばりと顔を上げると子供のような純粋な光を宿してロヴィーノを見つめ)ほんま?死なへん?死なへんよなロヴィーノ。…ああ、せやったら俺も生きな。お前と居る為にちゃんと生きなあかんね(嬉しそうに表情を和らげながら顔中にキスを贈る)」
「ふべっ!(不意打ちのようなキスの雨に溺れそうになりながらもロザリオを握りしめ)ああ、死んだって生きてやる。死神とやらが俺を迎えに来たら雷で撃退してやるよ。……約束だ」
「うん、約束。約束やで(ご機嫌な様子で唇にキスを落とし)…約束破ったらあの世まで行ってロヴィーノ引きずって帰って来たるから」
「はは、そりゃ心強い。……俺さ、一回死んでるんだよ。けど今生きてるだろ?俺、生きることに関しては誰よりも執着あるからな、その辺は大丈夫だし……いざという時は任せるさ(慈しむようにアントーニョの頭を撫で)」
「ん、任せといて!あの世の番人も燃やし尽くしてでも連れ帰るから(顔を引き間近に見える胸元に音を立ててキス)」
「……こりゃ逃げれる気がしねえな、そんなつもりねえけど(胸元に感じる唇の感触に擽ったさと愛しさを覚えてくすくすと笑みを零す)」
「…ロヴィーノは綺麗やね。んっ、(胸元に唇を寄せ吸い寄せられるように紅い華を咲かせ蜜を舐めるように舌を這わせ)こんな綺麗な赤やもん、堪らんわあ」
「(胸を舌で刺激される度に恥ずかしそうにもじもじと身を捩り)……汗臭くねえ?さっきまで騒いでたし、汗だけ拭くか?」
「え、なんで拭くん?こっちの方がロヴィーノの匂い濃くてええねんけど(不思議そうに答えながら胸の突起にキスを落とす)」
「アっ!……ッ、く、臭いって思われたらヤだろ……っ!(自分の口から女のような高い悲鳴があがったことに恥じらいを覚え)」
「臭ないよ。ロヴィーノの匂いやもん(快感を含んだ声に笑みを深くし突起に赤子のように吸い付く)」
「やっ、吸っても何も出な……っ、(引き剥がすようにアントーニョの頭に手を伸ばして突っぱねるも力が入っていないせいで頭を撫でるような動きを繰り返す)」
「んっ、ふ……ここ、ロヴィのにおい、こいい…(離れないように腰に手を添えながら突起の根元から強く吸い付き)」
「ッあ、あぅっ、んっ!!や、ぁ、〜〜〜っ!!!(胸の頂を強く吸い上げられて達し、じわりとズボンにシミが浮かぶ)」
「っふ(吸い上げながら時折舌先でちろちろと舐め)……ん、ここ苦しい?ほなら出したるよ(ジッパーを上げ無遠慮に蜜が溢れ出る性器を外気に晒し)」
「(いやいやと子供がむずがるように首を振るもその瞳は熱に浮かされ)い、いま……さわったら、出ちゃ……ッ!」
「出る?それはそれは…見てみたいなあ。ロヴィーノが気持ちようなるとこ(掴んだ性器の裏筋をフェザータッチで撫で舌先で胸を弄りながらも見上げ)」
「ヒッ、ぁ……っ!(視線と刺激に呆気なく達してどろりと白濁を零し)」
「(溢れ伝っていく白濁を指ですくい)……ん、(眼前にすくったものを見つめるもすぐにその指を舐め)……おいし」
「……へ?ぁ、ばっ、の、飲んだのかよ……っ!?(独特の倦怠感を覚えながらも目を見開いて驚きを隠さず)」
「?飲むよ、ロヴィーノのやもん(小首を傾げながら匂いが残る指を味わうように舐め)」
「(ぱくぱくと口を開閉し)……は、腹壊すぞそんなもんっ!(艶めかしいアントーニョの仕草を直視出来ずに視線を彷徨わせ)」
「え、壊すん?…んー、せやけどロヴィーノので腹壊せるんやったら、ふふ。ええなあ(うっとりとした様子で目を細め舐めていた指をちゅっと音を立ててキスを落とす)」
「〜〜〜っ、おまっ、ほんっ……(真っ赤になった顔を隠すことすら忘れて気障なセリフにバクバクと鳴る心臓を押さえ)」
「?どないしたんロヴィーノ。綺麗な赤色に染まって(熱を帯びている頬の輪郭を指で撫で)」
「し、心臓壊れる……(頬の輪郭を撫でられる度に感じるうっすらとした快楽に絡め捕られながら)」
「??ロヴィーノの心臓壊れるんやったら俺のも壊さな一緒に居れんやんなあ(自身の左胸とロヴィーノのそれに手を当てうーんと悩みながら)」
「し、死なねえよっ、……言葉の綾だって、その、かっこよすぎて……だな(ごにょごにょ)」
「??なんか言った?(自身の胸元から手を離しながら不思議そうに首を傾げる)」
「い、言ってねえよ!……ッ、(アントーニョの手首を掴むとその指を咥えてゆっくりと丁寧に舐めていく)」
「んっ、(指に感じる擽っさに震え)…ロヴィー、ノ?」
「ん、ふ、んぅ、(拙いフェラをするように必死で舐めながらアントーニョを見上げ)……ひもひぃ?」
「つっ!(幼さの中に見える艶やかさに息を呑み)…っ、うん。気持ちええよ」
「(気持ちいいと言われて満足そうに微笑み)ほぅ、よはった……んむ、ぅ(舌で指の股を擽ったり弱めに吸ったりと手探りで繰り返す)」
「……ん、(手持ち無沙汰の手で自身の髪をかき上げるとふと視線を下に向け)…ロヴィーノが、頑張ってるからこっちも頑張らなな(自身のズボンのジッパーを上げ半勃ちの性器を出すと自身より小振りなそれに擦り合わせる)」
「ひんっ!?(急に性器が擦れて口の端から涎を零し)ぁっ、な、に……きもち、ぃ……っ!(指から唇が離れてしまって慌てて口腔内に指を迎え入れ)」
「気持ちようしてくれるロヴィーノに、んっ!御褒美やでっ(手のひらで2つを覆うように包みカリの部分を擦り合わせる)」
「ッ、あ、そんなっ、だめ……っ、(ぶんぶんと小さく何度も首を振りながらも性器からはとろとろと白濁が落ちていく)」
「だめ?気持ちようない?……っ、俺は気持ちええ、よ(自身のそれも質量が増えていくことに熱い吐息を吐き出しながら擦り合うスピードを強め)」
「きもち、ぃっ、きもち、よすぎて……っ、頭っ、ぐるぐるする……っ!(涎と白濁を零しながらも瞳から生理的な涙が溢れて吐息が熱くなっていく)」
「はっ、……くっ……っつ!ええよ、気持ちようなろ?2人で気持ちようなって一緒なろ(胸元に鼻をすり寄せ匂いを堪能し絶頂が近いのか覆っていた手は2つの性器の尖端を急ぎ早に擦る)」
「ァ、あ、アっ、でちゃっ、出ちゃうっ!出ちゃうっ、クる……っ、あ、あああ……っ!!!(甘い悲鳴が漏れると同時に先程の比ではない白濁が溢れてくる)」
「っう……っつ!!(ぐっと目を瞑ると遅れて射精し触れていた自身の手に混じりあった精液がかかり)……はあ、は…、ふう。はああ、気持ちよかった(にへらと笑いながらロヴィーノの震える唇にキス)」
「(射精後の余韻で定まらない焦点をぼんやりと合わせてとろりと微笑み)……俺も、きもち、いかった……」
「ん、ふたり一緒にやとごっつい気持ちええなあ(顔中にキスを落としながら指でロザリオのチェーンを絡ませて遊び)なあなあロヴィーノ。もっと気持ちようなりたない?」
「も、っと……?こんなに気持ちよかったのに……これ以上、あんの……?(ぱちぱちと瞬きをして首を傾げ)」
「うん、気持ちようて良すぎてあほになりそうでクセになるん(瞼にキスを落とし)…俺と、もっと気持ちようなる?」
「……(しばらくアントーニョを見つめるが頬に掠めるだけのキスを贈り)おれ、もっと気持ち良くなりたい……トーニョがくれるなら、ほしい……」
「ん、(ロヴィーノの言葉に口元を緩むのをおさえることなく笑みを深め)ほならアジト帰ってからな?それまでもう少し辛抱できる?」
「(こくこくと子供のように何度も頷き)我慢できる。……我慢したら、いっぱいくれるか?(伺うように見つめ)」
「勿論。あー、俺も我慢しなな。めっちゃ今ロヴィーノ欲しいけど盛り上がってる最中に敵襲来たらなんやし(うーんと唸りながらロヴィーノのシャツのボタンをとめていく)」
「それは……嫌だな(大人しく身なりを整えられ)……ん、車の中はクリーニングしてもらえばいいか。……少しベタベタしてるけど、我慢してくれな(アントーニョの頭を撫で)」
「はは、了解。さて、行きましょかボス(首に下げているロザリオのクロスにキスを落とし)今宵、とっておきの夜を貴方に捧げます」
「ん、……楽しみにしてる(愛しいものを見つめるように表情を和らげ)」

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