ダブルクロスしようぜ!

普「(片手にコーラ、もう片手に缶コーヒーを持ってロビーのソファーで腰掛けるアメリカの元へ歩み寄り)よう、アメリカ。会議お疲れさん(コーラの方をアメリカに差し出す)」
米「(顔を上げるとコーラを受け取り)Thank you.……まったく、今日もおっさんたちは実のない話ばっかりで困っちゃうよ(わざとらしく肩を竦め)」
普「(どかりとスプリング音が悲鳴をあげるのを気にせずに勢いよくアメリカの隣に座り)まあそれはいつもの事だろ。つーかお前も脱線させてる原因だかんな。ヴェストを困らせんなよな(プルタブを開けコーヒーに口をつける)」
米「HAHAHA!何のことかな?俺には分からないんだぞ(キャップを捻ると小気味のいい音が鳴り、満足そうにコーラを喉へと流し込む)」
普「ったく……(コーヒーが零れないように前に突き出しながら膝元に顔を埋め)…あー、ところでよおアメリカ。最近その、だな。DX3の夢とか……見てねえか?」
米「……見てないけど。前のがインパクトに残りすぎて色々やばいよ(中途半端に残ったコーラのペットボトルから口を離して眉間に皺を寄せ)」
普「じゃあ俺様と同じだな。あんな夢、もう1回見るとか最悪すぎんだろ(ゆっくりと顔を上げ視線をアメリカに向けて)」
米「悪夢だよ……でもあれ、ふとした拍子にフラッシュバックしては微妙に勃つから洒落になんないよね(深い溜息を吐くと再度コーラを口にし)」
普「おまっ、……さらっとそういう事よく言えるよな(片手で頭を抱えながら唸り)」
米「別に恥ずかしい事じゃないだろ?……いや、夢はやばかったから恥ずかしいことだけど(思わず真顔)」
普「…(コーヒーを備え付けのテーブルに置くと周囲に人が居ないか確認し)な、なあ。その夢ってさ。UGN組でその敵のオーヴァードに襲われる夢、か?(小声で囁くように)」
米「yes.……さらに言うと、日本……あ、あれだとキクか。彼も襲われてたね(思い出すと更に眉間に皺が寄っていく)」
普「まじか……まじかああ(再び顔を膝に埋め)…やばくねえか?もしかしたら内容が丸かぶりか?そんなことってありなのかよ」
米「……触手的な蔓にお世話されてた?(確認するように声を潜め)」
普「…………(顔を上げないままこくこくと頷く)」
米「ナンテコッタイ……」
普「なんかよお、ソドワの事もあるから怖いんだよな…。いや俺様達以外には影響ねえと思うけど余りにもリアルっつーか、ダイレクトに何か感じたっつーか」
米「いや、流石にこれはただの夢だと思うんだぞ。……ただ、なあ。俺も何というか、こう……(説明しようとするとざあっと顔から血の気が引いて立ち上がり)」
普「?どうしたんだよアメリカ(立ち上がる気配を感じて顔を上げ)」
米「…………トイレ(ほんのり頬を赤くしながら)」
普「…………お前もしかしなくても」
米「勃った(真顔)」
普「バッカだなお前。ダイレクトに思い出しちまうからそうなるんだよ。そう、あんな強烈なゆ……(調子よく喋っていたがアメリカの背後を見ると口を開いたまま停止)」
米「?どうしたんだいプロイセン?(首を傾げ)」
普「アメリカ後ろ後ろ(くいくいっと指でアメリカの後ろを指し)」
米「後ろ?(言われて後ろを振り向き)……うげっ」

仏「……(にこにこと微笑みながらアメリカの背後でコーヒーを片手に見つめている)」

普「ゴシューショーサマ(合掌)」
米「お、お、俺トイレ行くからオツカレサマデシター!(回れ右でロビーから飛び出す)」
普「お、おいアメリカ!?(脱兎のごとく走っていくアメリカの背中に手を伸ばすもあっという間に視界から姿が消える)」

仏「いやあ、面白いこと聞いっちゃったなー!待ってよアメリカー(軽快な足取りでアメリカの後を追いかける)」
米「待てと言われて待つ馬鹿がいるかい!!!(全力ダッシュ)」
仏「まあそれもそうだよねえ。でもお前、それおっ勃たせたまま走るとか苦しくなーい?(きらきらとした笑みを浮かべながら普段見せることのない尋常ではない足の速さでアメリカと距離を縮める)」
米「それとっ、これとはっ、話が別さっ!!(曲がり角を曲がると誰もいない小会議場を発見して飛び込み、素早く鍵を掛けようとする)」
仏「(がっと閉じかける扉を掴み)酷いなあ。お兄さんはお前が辛いのを何とかしてやろうとしてあげてるのに(笑みはそのままに扉をゆっくりと開いていく)」
米「ちょっ、だからその力何処から出してるんだい!?(押さえ切れないと判断すると即座に扉から離れ)」
仏「どこからって?そうだね、言葉にするとしたらお前への愛ゆえかな☆(テヘペロ)」
米「その表情なんかむかつくんだぞ!というか!なんか!不穏な気配を察知した!!(若干後退)」
仏「えー、それって何?ナニを期待してるのかなお前は(じりじりと距離を縮め)」
米「何も期待なんてしてないさ!……って、うわっ!?(窓際に追い詰められたことに気付いて振り向き)」
仏「(だんっと勢いよく音を立ててアメリカを囲うように窓に手をつき)……捕まえた(にいっと口元に三日月を浮かべながらアメリカを見つめ)」
米「……フランス、目が、やばい(冷や汗を垂らし)」
仏「人を変質者みたいに例えないでよ。お兄さんは今からお前を楽にしてあげようと尽してあげるだけなのに(ぶうっと頬を膨らませながらアメリカのズボンのファスナーに手をかけ)」
米「ちょっ!待ったっ、ここ会議場っ!!(慌ててフランスの手首を掴み)」
仏「うん。会議の終わったお兄さんの家の会議場だよね(くすくすと笑いながら下着から勃ちあがった性器を取り出し)」
米「ッ!?……ま、マジで?(外気に触れたことで先走りが少量零れ落ち)」
仏「夢にうつつ抜かしすぎじゃなーい?……ほら、現実。ちゃんと見ろって(その場に膝立ちになると性器を握ったまま尖端を舐める)」
米「っく、ぅ……!(先端に湿った感覚を覚えて背筋を震わせ)……ちょ、ほんと……マジで、今じゃないだろ……?」
仏「ん、(滴るカウパー液を拭うように舌を這わせ)お前の家で言う、なう?」
米「Now、だからね発音っ!(堪えるように唇を噛み)」
仏「ハイハイ。お前もイギリスも本当にそういうの煩いよねえ。……だからほら、黙ろうか(躊躇することなく性器を頬張り唇や舌で裏筋を擦る)」
米「!!(粘膜に包み込まれた快楽に呆気なく達すると少量の精液を吐き出し)……ふっ、らんすっ、離してくれって……っ!」
仏「ん、ぅ……ふふ、やーら(口に咥えたまま上目遣いでアメリカを見つめ)」
米「ひっ、ぐ、ぅ……咥えたまま喋らないで……っ、響く……っ!(吐精して敏感になっているのか額に脂汗を滲ませ)」
仏「ん、ふ……(顔を前後に動かしピストン運動を思い起こす動きで快楽で追い立てながらズボン越しに尻の割れ目を両手で掴み指先で蕾をノック)」
米「ッ!?(ズボン越しに触れられたことで夢の一端を思い起こさせ、羞恥心で顔が赤くなると同時にピストン運動の快楽に抗えず吐精し)ぁ、う、あ……っ(がくがくと膝が震える)」
仏「んぐ(喉の奥に射精されたことで息を詰まらせるもすぐに飲み込み)…は、濃いねえ(性器から口を離すと銀糸と白濁の液が口元を濡らし)」
米「っは、っは……(快楽に酔いそうになる思考を深呼吸で誤魔化し)も、もういいだろ?」
仏「いい?それはこっちの台詞(その場から立ち上がると両手を掴み勢いのままに窓側の方を向かせるように体を反転させ)……お前、満足してるの?(掴んだ両手のひらを窓に縫い付けながら)」
米「ま、満足って……勃ったならトイレで一発抜けばそれで万事解決さ……(窓ガラスの冷たさにぞわりと粟立ち)」
仏「ふーん。でもさあ……(ズボン越しにも伝わるそこのひくつきに目を細めて指を這わせながら)ここは、どうするつもりなの?」
米「(割れ目に這わされた指の感触でびくりと肩が震え)どっ、どうって……そんなの抜いたら終了だよ!!」
仏「(ズボンのベルトを手際よく外しホックをとるとずるりと膝まで下着ごと下ろして)そこ触るの下手なお前が?痛いよーって指突っ込んで萎えるのが関の山でしょ(ぺろりと自身の指を舐め)」
米「!!!(下半身を曝け出されてアナルがひくひくと痙攣することを抑えられず)っ、や、待ってって……!」
仏「でも下のお口は欲しがってるみたいだけど?(十分に湿らせた中指と人差し指をゆっくりとひくつくそこに侵入させ)」
米「〜〜〜っ!!(侵入した異物と夢の蔓が混ぜこぜになって声にならない悲鳴があがる)」
仏「(覆いかぶさるように体を密着させ耳元に唇を寄せながら)……夢ではどんな風に弄られた?(ナカで中指を曲げながら肉壁を爪先で軽く擦り)」
米「(吐息混じりの囁きにびくりと身体が跳ね)そっ、そんなの言えるわけないだろ……っ、あ……っ!(ナカを擦られて鼻に掛かった甘い声が漏れ)」
仏「触手は気持ちよかった?お前の好きなとこちゃんと触ってた?ねえ、答えてみなよ(指の動きは止めることなく人差し指の指の腹で前立腺を撫で)」
米「っあ!(前立腺を掠めて電流が流れたような快楽に背を反らせ)ふ、ふといの……っ、いっぱい、突かれて……っ」
仏「ふーん。……突かれて?(指を3本へと増やしばらばらに動かしながらも続きを促すように)」
米「身体中……っ、締め付けられて……ぁんっ!(内壁をバラバラに蠢く指に追い詰められるように口から涎を零し)」
仏「そして呆気なくイったわけだ。へえ…。……淫乱(耳に触れそうな距離で低音で囁き)」
米「ひぐっ!!(囁くような甘い罵りに耐え切れなかったように達して蕾がきつく窄まる)」
仏「……(指を締め付ける感覚に笑みを零し)お前、罵られて感じたの?馬鹿になってんじゃない?お前のアナルもお前の頭も(ずぶりと糸をひく指を勢いよく引き抜き)」
米「っ、(排泄感に似た快楽に落ちそうになるもののキッとフランスを睨みつけ)……こうしたのは誰だよ」
仏「さあ?誰だったかな(湿りきった指先を服の中に手を入れ背筋を撫でながらもう片手は同じく服の中に入れ胸元を撫でる)」
米「(背筋と胸元を撫でられながらも歯を食い縛り)っこの、色欲魔……!」
仏「酷い言われようだなあ(くすくすと笑い)でもその色欲魔に感じてるのは誰かな(胸の飾りをくりくりと弄り)」
米「んっ、(片手で口を押さえて嬌声を飲み込み)……っ、さあ、誰かな……?」
仏「(胸を弄りながら自身のファスナーも開けると僅かに勃ちあがるそれを尻の割れ目に沿うように当て)…ほんと、素直じゃないよね。上のお口は」
米「(尻に触れた肉棒の感触に僅かだが身体が逃げるように揺れ)っ、まるで俺が、ケツが素直だって言いたいみたいだね?」
仏「そうだね。少なくともこのお口よりは何10倍も素直だよ(口腔内に無遠慮に指を突っ込み中指と人差し指で上顎を撫でながら)」
米「んむっ!?(口を閉じることが出来ずに口腔内に溜まった唾液が端から漏れていく)」
仏「オーラルセックスって奴?口の中も上手いこと触ってやればそれだけで気持ちよくなるんだって。知ってた?(目元を細めながら歯肉と歯の間をフェザータッチで撫で溢れる唾液をあいてる指で絡めながら舌先に触れる)」
米「ん、んっ!んーーーっ!!(ぞわぞわとした感覚に首を振り)」
仏「もう口の中でも感じてる?…上のお口も下のお口も開発されちゃってさ、お前これじゃあ普段の生活に支障きたしちゃうかもねえ(歯列を撫で上げながら舌の裏側を指で撫で)」
米「(ぞわぞわとした感覚が快楽へとすり替わって生理的な涙が溢れ)……っふ、あ……!!(尻に当たった肉棒で自らを慰めるように無意識に腰を揺らし)」
仏「んっ、……ふふ、揺れてやんの(口腔内を犯しながら揺れている腰を支えながら助けるように肉棒の竿部分を割れ目に擦り寄せ)」
米「(腰を支えられたことで自分の行動に気付き)ひゃ、う、ふは……んふ、ひゃめ……っ!(無理に喋ろうとして唾液が垂れる)」
仏「やめる?お前物欲しそうに腰を揺らしてるのに?(カウパー液を尻に垂らしながらもナカで抜き挿しするような動きで肉壁をごしごしと快楽を追い立てるように擦り)」
米「っふ、ん、あ、ぅ……っ!!!(迫りくる快楽に目の裏がちかちかと光り、上と下同時で与えられる刺激にガラスに突いていた腕から力が抜けて上半身を窓へ預けるように崩れ落ち)」

仏「っと(崩れ落ちそうになるのを腰に腕をかけて支え)…気持ちよかったかな?(耳元にキスを落とし)」
米「(快楽の余韻で強がることが出来ずに焦点がずれ)せ、つない……おなか、が……きゅうって……」
仏「(鼻からずれ落ちるアメリカの眼鏡を取り胸ポケットに収めてやりながら)そう。それで?こんな所で嫌がってたお前はどうしたい?」
米「……だ、ぃて……ほし、ぃ(快楽でどうにもならないという顔でフランスを見つめ)」
仏「違うでしょ?おねだりの方法、前に教えただろ?(加虐が滲んだ笑みを浮かびながら目を優雅に細め)」
米「(おずおずと身体を反転させるとフランスの首に腕を絡め)……俺の、アナルにフランスのペニス、ほしい……」
仏「そう。よく出来ました(唇にバードキスを施し)いいよ、お前のお望みのままにどろどろに汚してあげる(片脚を自身の肩にかけると剥き出しになったアナルに肉棒を宛てがい)」
米「っん……(期待するように蕾が収縮し、待ち焦がれたかのように肉棒を飲み込もうと蠢く)」
仏「あいっ変わらずせっかちなお口だこと(蕾が性器をきゅうっと締め付ける様に片目を閉じ)ほら、力抜いて……ん(口を塞ぐと指で口淫したような動きで舌を這わせ)」
米「ん、むっ(舌が口腔内を辿る度に隙間から甘い吐息が漏れ)……っは、やく……っ(自分から飲み込もうと腰を揺らし)」
仏「そう焦んないの。傷ついて痛い思いするのお前なんだから(唇の輪郭を舌で確認するように這わせながらゆっくりと腰を押し進め)」
米「っあ、ァ……!(性器が内壁を拡げる感覚に潰れた嬌声があがり)」
仏「んっ、(こつんと軽く最奥に尖端がついたことを確認し)…ふう、全部入ったよ。ふふ、ひくひくしてやんの(面白そうに笑いながら額にキスを落とし)」
米「(とろんと正気を失い掛けた眼差しでフランスを見つめてゆっくりと腰を動かし)ぁ、あ……っ、あれより、ずっと、きもち、いぃ……っ!」
仏「そう。だって触手なんかより俺の方がお前の気持ちいいところも好きなところも知ってるから、ね!(腰を掴むとカリ部分で前立腺を強く擦り)」
米「ッッ!!!(勢いよく前立腺を穿たれると同時に白濁を吹き出し)ッア、強……っ!」
仏「は、っ……ねえ、どんな風にお前は触手で鳴いてた?どんな風に感じた?ほら全部教えなよ。そんなものぶっ飛ぶ程にイかせてやるから(射精した直後の性器を掴むと手のひらで竿部分を擦りあげながら再奥を強く突き上げ)」
米「アッ、ア、……っ!(緩く首を振り)む、むりやり……っ、突かれてっ、ごりごり……っ、され……ァん!!(敏感になっている性器を擦られながら突き上げられて甘い声が漏れ)」
仏「……お前、乱暴にされるの好きなんだ。やっぱお前とんだ淫乱だよ、救えないねえ(白濁を放つ穴に爪先で押さえつけながら肌がぶつかる音を立てながら前立腺をわざと掠める程度に打ち付け)」
米「ッ!や、フランスっ、さきっぽ、痛……ッ!!(吐き出すことが出来ずに腹の奥で熱が渦を巻き、直接的に押さえつけられた痛みと与えられる快楽に悲鳴とも嬌声ともつかない声が上がる)」
仏「痛いけど気持ちいいんでしょ?さっきから喘ぐしか出来てないもんね、お前(ぐりぐりと指を押し付けながらピストン運動を激しくさせ)」
米「痛っ、痛……っ、あっ、あッ、あ、〜〜〜〜〜ッッッ!!!(痛みと快楽で達して少量の精液が指の隙間から漏れるとアナルがぎゅうっと搾り取るように窄まる)」
仏「くっ、っ…………!!(締め付けられる感覚に吐精を促され咄嗟に腰を掴むと余すことなく最奥に白濁を放ち尖端を弄っていた手を離す)」
米「あ、っぅ、でちゃ、あっ、あーー……(止め処なく零れる白濁を呆然としながら見つめるが、瞳は快楽の波に溺れた色をしている)」
仏「(射精した白濁液が自身の服に付着するのを見つめながら)長い射精だね。そんなに良かった?(瞼にキスを落とし)」
米「(言葉の意味が一瞬理解出来ずに呆けた顔をしていたが目を何度か瞬かせ)……うん、よかった」
仏「だろうね!だってお兄さんだもん!お前の気持ちよくなるの一番知ってるの俺だからねっ(御機嫌な様子で頬を軽く抓り)」
米「った!……ああ、うん……(何処か夢見心地なままで頷き)……あの蔓なんかより、ずっと気持ち良かったんだぞ」
仏「そうでしょそうでしょ(顔中にキスの雨を落とし)……と言うかさあ、そんな夢見るとかお前欲求不満?お兄さんで満足出来ないわけー?」
米「んなっ!?……いや、そうじゃないとは思うんだけど……その、ほら、君とセックスするようになってから時々こういう夢は見たりするんだよ(ばつが悪そうに視線を逸らし)」
仏「……夢ってよくその見る人の願望の表れって言うじゃない。つまり何、お前俺以外に犯されたい願望あんの?やだ、お兄さんというものがありながらー(顔を覆いながらめそめそと泣き真似)」
米「……今回はこれだったけど、夢の中でも俺に突っ込んでくるのは君だからね(視線を逸らしたままにぼそりと呟き)」
仏「(アメリカの言葉に顔を上げ)……まじ?」
米「……マジ」
仏「……まじかー(にやつく口元をおさえることは出来たもののナカにはいっていた自身が質量を増やすことを抑えることはかなわず)」
米「ッあ!?(急に膨らんだ刺激で前立腺を掠めて高い声が出てしまい、慌てて口を押さえる)」
仏「(床に座らせると足を開かせながら)今のはお前が悪い。絶対お前が悪い(両手を後ろの窓に縫い付けながら律動を再開)」
米「責任転嫁反たっ、あっん!!(律動に合わせて腰が揺れてしまい細切れな甘い声が抑えられず)」
仏「……(肩口に顎を乗せるとふうっとため息をついて)理由をこじつけさせてよ。そうしないと俺、すんごい大人気ないから(ゆっくりとかつ深く腰を押し進めながら柔らかい口調で囁き)」
米「ッ(柔らかな口調に息を呑み)……いつも大人げないじゃないか。今更格好つけなくていいよ(快楽を感じて熱い息を吐きながら)」
仏「…酷いなあ。というかそれじゃあ毎回お兄さんかっこつけるような言い方じゃん(ナカに放った白濁を掻き混ぜるように腰を動かしながら)」
米「違ったのかい?……格好つけたがりのフランス、だろう?(淫靡な水音が自身のアナルから聞こえてくる現実に耳を赤くし)」
仏「ノンノン。かっこつけじゃなくてかっこよくて美しいのお兄さんは(顔中にキスを落としながら突き上げるように腰を動かす速度を早め)」
米「っく、あ……!(突き上げられる度にとろとろと歓喜するかのように薄くなった蜜を零し)」
仏「(どろりと蜜をこぼすそこに目を細め)…搾りとるまでやるってのもまた一興かな(くすりと笑みを浮かべながら腰を引き寄せ自身の脚の上に座らせ所謂対面座位の体勢になる)」
米「う、ぁ!?(急に体位を変えられて目を瞬かせ)お、俺が動くのかい……?」
仏「そうだね。たまにはお前の好きなように動いてご覧よ。お兄さんは見ていてあげるから(にっこりと擬音がつきそうな笑みを浮かべ)」
米「……っ、こ、こうかな?(恐る恐るフランスの肩に自身の手を掛けると腰を持ち上げ)……う、あ、やば……っ!」
仏「っ、そうそう。抜けそうになったらそのまま腰下ろせばはいるから(額から零れた汗を舌で舐め取りながら)」
米「腰、を……落と……っ!?(降ろす途中に前立腺を掠めて思わず腕から力が抜け、重力に逆らわずに深く突き刺さり)」
仏「くぅ!?…はあ、ヘタクソ(悪態をつきながら少量の白濁を吐精)」
米「は、じめてなんだから……仕方ないだろ……ッ!(快感が強すぎたのか荒くも熱い呼吸を吐き出し)」
仏「お前は何でも早急なんだよ。慎重って言葉知らないの?(背中を撫でながら胸元にキスを落とし)」
米「違……っ、今のは背中に電気が走って……っ!(キスをされただけで達しそうになるのを堪え)」
仏「(ぺろりとワイシャツ越しに乳首を舐め)お前には強すぎる刺激だったのかな?」
米「ッ、ん……っ、(自身の性器からぽたぽたと零れる精液を止めるすべを持たず、シャツが擦れる感覚と湿った感覚に目尻が赤くなる)」
仏「んぅ(舌先を尖らせて乳首をノックするように弄りながら)…ここも良くなって来たんじゃない?ふふ。ほんっとお前はやらしくなっちゃったねえ」
米「(切なそうに身を捩り)フランス……、胸、じんじんして……痛い……っ」
仏「ああ、それは胸で感じすぎて苦しいんでしょ。いいよ、胸もちゃんと触ってやるから(くすりと微笑むと口に含みあいてる手でもう片方の乳首を指の腹でくりくりと回しながら律動を再開する)」
米「ヒあっ!?(律動しながら乳首を弄られると段々とぷっくり腫れ上がり)い、痛っ、じんじんする……っ!!」
仏「っぅ、ふ……(強く吸い上げながら手で弄っていた乳首を服越しに摘み上げ)っは、大丈夫。痛いのはすぐに気持ちよくなるから」
米「ッ、ン、アアアッ!!(摘ままれたことで嬌声と共に白濁が溢れ)ぁ……あ……な、んで……」
仏「(うっとりとした目で白濁液をすくい)気持ちよくなったみたいだね。それはなにより(すくった白濁液を見せつけるように舐め取り)」
米「(頬が朱色に染まり)……お、俺、胸で……イッた……(信じられない様子で目を瞬かせ)」
仏「イッたね。いやあ、開発大成功だ!自分の手で開発できたんだなーと思うと感動もひとしおだよ!(いい笑顔でサムズアップ)」
米「(パクパクと何度も口を開閉し)……お、お、お、俺、俺は女の子じゃないから……いや、これでイくとか……」
仏「何も恥ずかしがることないって。お兄さんがテクニシャンなのが罪なんだからさ(ちゅっと音を立てて唇にキスを落とし)」
米「んむ、(キスされて瞬かせた目を落ち着かせ)……そういうことにしとく」
仏「そういうことにして(緩やかに目を細め)…と、流石にこれ以上カーペットにシミを残すわけにはいかないし、お兄さんの部屋にでも来る?」
米「……(こくんと頷き)……明日は俺、オフだから」
仏「決まりだね(あやすように頭を撫で)立てる?立てないなら肩貸すけど」
米「…………自力で歩ける。たぶん」
仏「それならよかった、ほら(手を差し伸べ)」
米「ん(手を取ると少しよろめきながら立ち上がり)……あ、ったた……やばい、下半身の感覚ぼろぼろ」
仏「ちょっとー、今そんなんじゃ部屋ではお前もう全身ぼろぼろだってば」
米「割と毎回ぼろぼろなの知ってるだろ……(強がるように肩を竦め)」
仏「そうだったかなー(明後日の方向を向きながら)…それでもお兄さんを求めてくるあたり、お前も相当なもんだよ」
米「(べっと舌を突き出し)君がそういう気持ち良さ俺に覚えさせたんだから、きちんと責任取ってもらわないとね」
仏「勿論。カナダもお前も纏めて愛してあげるよ。何てったってお兄さんは愛の国だからね!(ウインク)」
米「じゃあ自由の国は、君を愛する自由を敢行しようじゃないか(対抗するように悪戯めいた笑みを浮かべ)」
仏「おお、言うねえ。……じゃあそんな自由の国に宿題(ぐいっと後頭部に手を添え耳元に口を寄せ)……『Je tiens a toi.』アメリカ」
米「(ぱちぱち目を瞬かせ)……フランス語はカナダにお願いしてくれるかい?俺ん家、公用語じゃないから(冗談めかし)」
仏「はいはい、なら分からないままでいいですよーっと(くすくすと笑いながら腰に手を回し)ほら、エスコートしますよプリンセス……てね!」
米「PrincessよりもHeroがいいね!(腰に回された手をぺちんと軽く叩き)」
仏「腰を擦りながら登場するヒーローとか斬新すぎでしょ(叩かれた手をひらひらと振りながら)」
米「……凄く心配されそうな最弱ヒーローになりそうな予感(思わず同意)」

*

普「…………。美味しく頂かれちまえ(生暖かい眼差しでふたりを見送る)」
日「(賑やかな声に生暖かい眼差しを向け)……プロイセン君、深い内容までは分かりませんが半分程筒抜けですよ」
普「ファッ!?(日本の方へと振り返る)」
日「ふふ、申し訳ありません。盗み聞きするつもりはなかったのですが……なんとも刺激的なお話に耳を逸らすことも出来ず(生暖かい眼差しだが少し苦笑気味)」
普「…(頭をがしがしと掻き)まあなんだ、前の会議で見た夢だよ。お前のPCのキクもその…触手であられもない姿になってたな」
日「おやまあ、私まで巻き込まれていたのですか。それは確かにお二人が私に忠告するわけですね。……しかし、そうですか。イギリスさん以外に凌辱されてしまったのですか……(納得できずに唇に指を当て)」
普「……なんだ、そのイギリスだったら何ら問題ないって顔は(真顔)」
日「え?全くをもって問題ないでしょう?(真顔)」
普「恋は盲目って奴か…。お前、もしイギリスがほあた的な力で体から触手生やしてお前襲ったらどうすんだよ…」
日「そういうぷれいですね分かります、と。ああ、でもイギリスさんが触手に捕らえられてあられもない姿になる方が……妄想が捗ります(熱弁)」
普「残念ながら夢の中のイギリス…いやアーサーは触手にそこまで襲われなかったぞ」
日「解せぬ(真顔)……アーサーさんのお色気しーんがないなんて訴えるべきではありませんか……!(顔覆い)」
普「多少はやられてはいたけど…いたけどな。あとキクがアーサーに痴態見られて興奮してるの見て流石お前だと思ったわ(ゲンナリした表情で)」
日「えー……プロイセン君の中で私はどういう扱いなんですか……ですが、否定出来ないところが口惜しい(視線逸らし)」
普「イギリス限定の変態気質ドM(真顔)」
日「変態は余計です、変態は。……二次元に関しては確かに変態の称号をいただいても否定できないですけれど」
普「いや実際のところお前イギリスに何されても良いってあたり変態だろ。あのイギリスにだぜ?まともなことやるわけねーだろ」
日「……(どうしよう否定出来ないという顔)い、いや……イギリスさんにご満足いただけるのならば変わったぷれいのひとつやふたつ!」
普「おーい、声でけえぞ爺ー」
日「……あ(思わず口元を覆い)」
普「……ま、お前とイギリスがマニアックなプレイしてるのは今に始まったことじゃねえけどさ(苦笑い)」
日「私はまにあっくなことをしているのかいまいち分からないのですよね……ほら、言ってしまうとイギリスさん以前にお付き合いしていた方もそこまでいませんでしたし(肩を竦め)」
普「あー。当事者は分かんねえよな、確かに。けど傍から見れば完全にお前がやられてるそれは間違いなくアブノーマルだから(びしりと指差し)」
日「……つまり、私がのーまると信じていたあれやこれやは実はあぶのーまるだった……と?(驚愕)」
普「だって普通えっち(小声)ってのはこう寝転がってやるもんだろ?お前ら聴いてりゃ玩具使うわ変な体勢でやるわで完全にそうだろ」
日「四十八手というものが我が家にはありましてね……(視線逸らし)」
普「完全にお前ん家はイギリスほいほいじゃねえか(真顔)」
日「い、いえいえ!イギリスさんやフランスさんのようなおーぷんな性交には敵いませんよ!?(あわあわと両手を振るい)」
普「うん。そんなオープンな性交してる奴が相手な限りお前ノーマルでは居られねえよ(生暖かい眼差し)」
日「……プロイセン君、その生暖かい眼差しやめましょう。爺さんは胸が痛くなりそうです(震え声)」
普「ケセセセッ!ま、俺様はお前がアブノーマルでも何でも気にしてねえから!人の趣味嗜好にとやかく言うつもりはねえからよ!(バシバシと背中を叩きながら)」
日「いたっ、いたたっ!プロイセン君っ、力強いですって!!(そう言いながらも満更ではなさそうに微笑みを浮かべ)」
普「んだよ、これくらいで蹌踉めくとかだっせ……ハッ!?(自身に向けられる殺意に振り返り)」

英「…………(飲み終えた缶コーヒーを握りつぶしながらプロイセンを射殺さんばかりの眼差しを向け)」
露「……(そんなイギリスの様子を頬杖を付いて愉しそうに眺めている)」
日「め、珍しい組み合わせですね……(殺気立っているイギリスの様子に苦笑しながら)」
普「(ぱっと日本から手を離し降参するように手を挙げ)お前、そろそろ俺様と日本が同じ空間で呼吸するのも許さねえとか言いそうで怖い」
英「ははは。面白いことを言うんだな(笑ってみせると目は笑っていない)」
日「プロイセン君は師匠であり、良き友なのですけれど……(苦笑はそのままに首を傾げ)」
露「日本君もそういうところ鈍感だよねえ(イギリスから視線を外して蔵掃除の方を眺め)」
普「はああ(深い溜息をつき顔を片手で覆うもすぐに顔を上げ)…いいかイギリス。日本はお前のもん。そんで俺様はもうロシアのもんだ!だから…その、なんだっ。心配することなんてねえだろっ(威勢よく言ってみたものの急に恥ずかしくなり途中から勢いが失速)」
日「おお……(思わずぱちぱちと拍手)」
英「……お前、恥ずかしいやつだな(同情の眼差し)」
露「うふふ、そうだねえ。もうプロイセン君は僕のものだし、僕もプロイセン君のものだからなあ(くすくすと忍び笑いを漏らし)」
普「そ、そそそそういうことだじぇ!(イギリスを指差し)」
日「どうしましょう、爺さんは今とっても熱烈な惚気を聴いてしまったようです(頬を両手で抑え)」
英「惚気は他所でやってくれ。胸焼けがする(しっしっとプロイセン達に手で払う仕草)」
普「万年惚気る奴らに言われたくねええええええ!!」
露「ねー、君たちの惚気の方が胸焼けするし誰も見てないところでやってくれない?(首傾げ)」
英「俺達が惚気る?いつそんなことをやった?(不思議そうに首を傾げ)」
日「惚気……惚気?(思い返すように首を傾げ)」

普「(ロシアの方に歩み寄り)まじかよ、こいつら無自覚だぞ(ひそひそと小声で)」
露「うん、今更だよ(小声でひそひそと返す)」
普「まああれだよな。会議始まる前にキスして席につくのを平然と公衆の面前でやるあたりもう駄目なんだろな(ひそひそ)」
露「最初は日本君恥ずかしいとか言って拒んでたのに、慣れって怖いよねえ(ひそひそ)」
普「あとキスしながらさり気なくケツ揉んでる変態眉毛はどうにかなりませんかねえ…(ひそひそ)」
露「……呪っちゃう?(ひそひそ)」
普「おいやめろ、やるなら俺様の知らねえところでやれって(ひそひそ)」
露「あ、知らないところでならいいんだ(真顔)」

英「人前で内緒話とは礼儀知らずだな(目の前でこそこそするふたりを睨みつけながら)」
日「ふふ、でも仲良しでいいではありませんか(嬉しそうにほんのりと表情を弛め)」
英「…日本、ん(後頭部に手を添えると自身の方へ引き寄せその勢いのまま噛み付くようにキス)」
日「!?(予備動作なしのキスに目を見開くと何度も瞬きを繰り返し)い、いぎりす……さん?(息継ぎで離れた唇から困惑の声音が漏れる)」
英「(ぺろりと唇を舐めると名残惜しそうに離れ)そんな可愛い顔をあのふたりに見せるな、ばか」
日「……(ぽっと頬を染め)か、可愛いかは存じませんが……」

普「……嫉妬乙(真顔)」
露「僕たちが日本君もらうねーって言うと思ってるのかな(真顔)」
普「どんだけ俺様達疑われてんだよ。つかキスしたのイギリスなのにその本人がこっち見てんなって目をしてんだけど」
露「じゃあわざとじっと見てあげようよ!凄く面白いよきっと(いい笑顔)」
普「えー、俺様胸焼けするからそこまで見たくねえんだけど(うんざりとした表情のままロシアの襟が曲がっている事に気付きそっと直し)」
露「ん?あ、曲がってた?ありがとう(にこにことしながら自分の襟を指で軽く払い)」
普「お前マフラーつけてるからよく襟曲がってんぞ。あとネクタイも緩んでる(テキパキとネクタイを結び直し)」
露「(大人しく身嗜みを整えられ)……おお、早い」
普「このくらい普通だ(結び直すと得意げな笑みを向けて胸元を手のひらで叩き)つーかお前がおせえんだよ。もたもたしすぎ」
露「だってネクタイって結びづらいでしょ?(首を傾げてきちんと結ばったネクタイを見下ろし)」
普「けどこうやってネクタイ下げて出る機会なんざこれから幾らでもあるっての。…はあ、ネクタイ結びなれてないとかまだまだお子様だな!」

英「……前々からこんなやり取りをしていた気がするが正式に付き合ったと知るとこれはただのイチャつきだったんだな(プロイセン達を見つめながらぼそりと)」
日「……そうですね、我々は見落としていたようです。あの彼らのやり取りは既にアベックのそれだったと(イギリスに同調するように頷き)」
英「と言うかあれは新婚のそれだろ。甘ったるい……(うんざりとした表情を浮かべ)」
日「甘ったるい……を軽く通り越してしまっている辺りがまた(苦笑を浮かべ)」

普「そこ、聞こえてんぞ!(びしりと指を指す顔はほんのりと紅く染まっている)」
露「え、もっと言っていいよ?(プロイセンとは対照的にニコニコとした表情)」
英「そうか。なら言わせてもらうぞ。新婚か(真顔)」
普「2回言うことじゃねえし新婚じゃねえよ!」
日「いえいえ、プロイセン君。新婚さんですか(真顔)」
露「言われてるよ、プロイセン君(島国を指差し)」
普「お前は何で他人事みてえに言ってんだ!?(ロシアの方へ振り返りツッコミ)」
露「えー、だって否定することじゃないのにプロイセン君が否定するからー(唇を尖らせ)」
普「…んだよ、お前は新婚って言われて嬉しいのか(じっと上目遣いで睨む顔はほんのりと紅い)」
露「プロイセン君は嬉しくないの?(傷付いたように目を潤ませ)」
普「……嬉しくねえとかじゃなくて、恥ずい(視線を逸らしながら)」
露「(プロイセンの様子に肩を竦めてイギリスの方を向き)……恥ずかしがり屋を素直にする方法、いいのない?」
英「なんで俺に聞くんだ(真顔)」
露「だって恥ずかしがり屋陥落させたから(日本を指差し)」
日「私ですか(白目)」
英「日本は素質があったからな、俺が少し手をくわえただけで可愛いが余計に可愛くなったわけだ(うんうんと頷き)」
日「い、イギリスさんったら……もうっ(恥ずかしそうに視線を彷徨わせ)」
露「素質かあ……毎日好きだよって言えば恥ずかしさも吹っ飛ぶかなあ(納得したように頷き)」
普「お前は俺様をどうしたいんだ(羞恥心を隠すように顔覆い)」
露「え?どうしたいって言われても……もっと仲良くなりたいなって(無邪気な笑顔)」
英「これは言葉のとおりに仲良くなりたいの方なのか?(ロシアの言葉に思わず真顔)」
日「そうだと信じたいです……(真顔)」

西「キスしたったらええんやで!(きらきらとした眼差しでイギリスの頭を押さえながら突然の登場)」
普「お前、どこから湧いて出た!?」
南「話は聞かせてもらったぜ……!(何処か厨二病を患っているようなポーズを取りながら)」
西「なんや面白い気配を察知したからやって来たで!日頃トマト食べてるおかげやな!(便乗するようにロマーノの後ろで決めポーズ)」
英「トマトは今まったく関係ねえだろ!」
日「本日もイギリスさんのツッコミが冴え渡りますねえ……」
西「あんなあんな、毎日キスしたりハグしたりしたらなー好きが沢山増えるしな、幸せなれんねんでー!(ロシアに力説するように身を乗り出し)」
普「それ、毎日お前らやってんのか(ロマーノを横目で見つめ)」
南「あ?もう挨拶みたいなもんだぜ?(当たり前のように)」
普「さ、さすがラテン…」

露「……(無言でプロイセンをハグ)」
普「ふおわ!?(突然のハグにびくりと肩を揺らし)」
露「で、キス?(プロイセンの旋毛にキスを落とし)」
普「んっ!……っつ(キスされたことに瞬きを繰り返しながら顔は徐々に熱を持ち)」
露「……好きだよ、プロイセン君(髪に頬を埋め)」
普「な、おまっ……(ぱくぱくと口を開け言葉にならない言葉を発し)」
西「ぷーちゃん、ほらほらどう思とるか答えなー」
南「そーれこっくはっくこっくはっく(手拍子)」
普「……(視線をさ迷わせながらも背中に腕を回し)お……俺も、好きだ。ばかロシア(顔を見られまいと肩口に顔を埋め)」
日「えんだあああ」
西「いやああああああ、あ?やっけ」
南「お前らがやるとすげえ悲鳴みたいになってるぞ(真顔)」
日「解せぬ(真顔)」
西「え、違ったんこれ(首傾げ)」
露「いや、間違ってないんじゃない?(冷静な突っ込み)」
普「……(背中から手を離すタイミング逃してしまって困っている)」
英「おいプロイセンが固まってるぞ」
日「プロイセン君?生きてますかー?(プロイセンの目の前でひらひらと手を振り)」
普「……(生きてるけどこの後どうしたらいいと腕を回したままの手のひらでジェスチャー)」
日「……(ぐっとガッツポーズ)」

西「うーん、2人見てるとこう親分もロマーノに抱き着きたく……えいっ(言い切る前にロマーノに勢いよく抱き着く)」
南「ちぎゃっ!?……なんだよ急に(一瞬驚いたようだが特に気にかけることもなく受け入れ)」
西「いやあ、ふたりに当てられてもうたんかな?なんやロマーノ欲しなってなあ(ぎゅうっと抱きしめながら顔中にキスを落とすと徐々に首筋へと口を寄せていく)」
南「んー(擽ったそうに身を捩ると慣れた手つきで自身の襟を少し開け)……お前は本当に唐突だよなあ(くつくつと笑うものの心の底から愉しそうな様子)」
西「しゃあないやん。欲しい思う気持ちはいつだってあるけど俺、これでもごっつう我慢してんねんで(首筋を強く吸い上げながら紅い華を咲かせ)」
英「おいラテン、落ち着け(真顔)」
日「……情熱的でよろしいかと(両手で目を覆い隠して頬を染め)」

西「ん、…(鎖骨の下にキスマークをつけながら)そういや親分、アメリカに用事があったんやけどアメリカはどないしたん?(言葉とは裏腹にロマーノの服の中に手を差し込み腰を撫でる)」
南「あー……そういやいねえなあ(腰を撫でられても気にすることなく擽ったそうに息を吐き)」
普「ああ、アメリカなら……。…………っつ(夢がフラッシュバックしたのかびくりと身体を揺らし)」
露「おわっと(プロイセンの身体が震えたので両手を離し)」
普「……忘れたかったのに思い出しちまった(顔を覆いながらゆっくりと回れ右をして)」
露「??プロイセン君?どっか行くの?(回れ右をしたことに首を傾げ)」
普「(ジト目でロシアを見つめ)トイレ……ってこっちはアメリカが行ったんだよな。下の階の方行ってくる」
露「??(首を傾げるもトイレということで納得して苦笑しながら手を振り)」

英「……アメリカといいプロイセンといいどんな夢を見たんだか(遠くなるプロイセンの背中を見つめながら)」
西「そりゃ確実にえっちな夢やろな(さらりと答えながら胸元に手を差し込み)」
南「あー、恋人出来て思春期真っ盛りなあれか……(胸元を弄られながらスペインの身体に体重を預け)」
日「さらりと会話をしながらそういった接触をなさっているお二人が凄いと思いますよ……」
西「けれどあれかな。ぷーちゃんもアメリカも欲求不満?(くりくりと乳首を指の腹で倒しながら)」
英「俺は紳士俺は紳士俺は紳士…(親分子分の様が羨ましいが面目を考えて耐えている)」
日「……欧州は複雑怪奇です(親分子分とイギリスの様子に苦笑しながら)」
南「ッア、やっべ……スペインちょっとタイム。……キそう(ぎゅっと目を瞑り)」
西「ん?あ、ほんまあ。流石にここでは処理できんもんなあ、よいしょっと(軽々とロマーノをお姫様抱っこし)ほな、親分達はこれで!」

日「……あ、嵐のように去っていきましたね(呆然と親分子分を見送り)」
英「……(親分子分を見送りながら)ロシアとプロイセンはこういうことする予定はないのか?」
露「……僕は、そうだなあ。……キスするだけで幸せだし、そういう接触はプロイセン君が本当に望んだら考えるくらい。かなあ(優しい笑みを浮かべ)」
英「ほう、つまりプロイセンには欲情までは至らないと(ふむっと顎に手を添え)」
露「欲情が本当の愛情なのかなあ?……肉欲を伴わない……そういう愛も、あると思うなあ(遠くを見つめながら)」
英「…プロイセンはそういう考えではないかもしれないぞ(ロシアを視野に捉えながら)」
露「そっか。……それならそれで、構わないよ。欲しいなら、僕は全部あげる。……なんて、僕らしくないかあ(くしゃりと笑みを崩し)」
英「(不思議そうに目を瞬かせ)じゃあ全部お前をあげたお前はプロイセンに何を求めるんだ」
露「?……僕の傍にいてくれること。僕を手放さないでくれること。……僕を、ずっと愛してくれること」

普「…………(トイレから帰ってきてはいたが入りずらい雰囲気に入口前で気配を消して2人の話を聞いている」

英「ふっ、それならお前のことを心底愛してるベラルーシも叶えてくれるんじゃないか?」
露「そうだね。あの子は僕のお願い全部叶えてくれる。……けどね、あの子は、僕と対等になるんじゃない。僕に物を申さない。僕の言葉をすべて受け入れる。……そんなの、寂しいだけだよ(何処か切なさそうに微笑みを浮かべ)」
英「…プロイセンは違うと(ふーっと長い溜息を吐き出し)」
露「うん。プロイセン君は僕が間違ってる時、本気で怒った。僕が悲しい時、本気で悩んだ。……僕と常に対等であろうとしてくれた。イギリス君が日本君に救われたみたいに、僕もプロイセン君に救われたから」
英「……救われた、か。随分と患っててデリカシーの無さそうな救世主だがな(肩を竦めながら)」
露「うふふ、その辺は同意するけどね。デリカシーないし、なんかよく分かんないこと言うし。……でも、なんだろうなあ。理屈じゃないんだよ。ね?」

普「……っ(膝からゆっくりと崩れ落ちながら三角座りでその場に座り込む)」
日「……(先程から扉の向こうで聞き耳を立てているプロイセンの存在に気付いていたので苦笑を浮かべている)」

英「理屈ではない……分かる気もするな。お前と同意見というのが不本意だが」
露「僕も不本意だけど、イギリス君ならわかってくれると思ってたよ。……敵対してたってずっと想うの、理屈じゃ出来ないもん。そういうこと」
英「…そうか。だが俺の場合は日本にそういう感情が芽生えてから正直すぐに欲情した。だって日本、すごく加虐心くすぐる顔してるだろ(至極真面目な顔で)」
日「……(思わず顔を手で覆い隠し)」
露「……僕、時々イギリス君ってふざけてるのか真面目なのか分かんない(真顔)」
英「例えお前が日本に加虐心芽生えてもやらねえからな(真顔)」

普「お前、ばっかじゃねえの(思わず扉から顔を出してツッコミ)」
露「あ、おかえりー」
普「おう(手を挙げて)……ところで爺、大丈夫かー?」
日「……いっそ殺せ(羞恥心の勝利)」
普「今更だけどお前、苦労してんのな(肩ポン)」
日「プロイセン君もそうなる未来が来ますいやむしろ来なさい(ノンブレス)」
普「ケセセセッ!僻みなんかに俺様は屈しねぇぜ!」
日「ぐぬぬ……!」
英「で、抜いてきたのか?(ド直球)」
普「この通りすっき……だああああ言わせてんじゃねええええええ!!(頭を抱えながらその場に崩れ落ち)」
露「プロイセン君、……うん(生ぬるい眼差し)」
普「そんな目で俺を見るな!俺だって好きで抜いてるわけじゃねえんだからなああ!!(ぶわわっ)」
日「生理現象ですね分かります(同情するように肩ポン)」

仏「……なにやってんのこれ(部屋に帰る道中に騒いでいるプロイセン達に目を向け)」
米「……何してるんだろうね(冷静な真顔で騒ぎを眺め)」

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